クロロが遂にヒソカに追い詰められた353話「冷徹」ですが、これまで一方的に攻撃してきたクロロも密かに追い詰められる展開へ。
しかも、足にはバンジーガムが付着しており、ヒソカに追いつめられる可能性も…
また、クロロに残された能力もいよいよ発動するのか注目です。354話「頭部」についていよいよ見ていきましょう。
ネタバレ1:クロロが遂に攻撃を喰らう!?
前回の353話のあらすじはこちら!
クロロが遂に攻撃を右頭部から受けてしまって、ヒソカから初めて攻撃を喰らってしまいます。
ヒソカはこの瞬間をずっと狙っていたのでした。
354話「頭部」というのは人間の頭の頭部の意味であり、その重さというのが、7~8キロを意味しています。
この重さのものを頭部に喰らったら、かなりのダメージを受けることになります。おそらく普通の人間だったら簡単に死亡してしまうくらいの攻撃力があるのではないでしょうか。
そして、ヒソカは頭部を鎖鎌のようにバンジーガムで振り回して、クロロの左腹部にも攻撃します。
クロロは特質系であり、強化系とは違って身体のダメージを受けたら、そこまでの強さはないはず。
だからこそ、変化形のヒソカとの直接対決は避けて通ってきたのではないでしょうか。
体術を鍛えたとはいえ、クロロは何発も喰らえばダメージが蓄積されてしまうのではないでしょうか。
そして、展開はここから一気に加速していきます。
人間の証明(オーダースタンプ)で何体もの人形がヒソカを襲ってきます。
ネタバレ2:ヒソカがドッチボール状態へ!
「頭部」をドッチボールの要領で、各人形にぶつけていきます。
元々、ゴン達ともグリードアイランド編でレイザーとドッチボールもしましたが、その時を彷彿とさせるような形で各人形を攻撃していきます。
ヒソカは一体ずつ人形を倒していって、残り5体、4体、3体…1体となっていきました。
すると、最後の一体の両腕を切ってしまいます。
そうすることで、人間の証明を解除できないようにするのでした。
さすが頭のキレるヒソカで、極限状態でも冷静な判断をしています。
この後で、スタンプを解除しないで、新たに人形達に命令を出していくのか、
スタンプを解除して、ギャラリーフェイクにて人形を増やしていくのか、
選択肢がかなり限られてきました。
そして、スタンプを発動して、さらに命令を出すのか、転校生で自分の姿を隠す可能性もあります。
このままクロロは隠れたままの状態で、やり過ごそうとしますが、ヒソカの予想では人形の数は50体以上。
その人形を一体ずつ倒していけば、クロロに辿りつく可脳性はありますが、その後でギャラリーフェイクで大量の人形も生成して、再びスタンプを発動する可能性もあります。
すると、ヒソカが捉えていた最後の一体の人形がシュウといって崩れ落ちていきます。
人間の証明を解除した状態であるので、この後でギャラリーフェイクを駆使して、大量の人形を複製しているであろうことを予想し、早めにクロロを発見したいヒソカ。
すると、観客席ですっと影が動いたのを発見するヒソカ。その姿を見つけて、観客席に乗り込むヒソカ。
そして、ヒソカはクロロを追いかけて、頭部をクロロめがけて投げつけますが、クロロは間一髪で避けます。
そして、観客席の中に紛れて逃げていきます。
クロロが右ポケットの中に手を入れており、スキルハンターの本で何かしらの能力を開いていると思われます。
そのページがどの能力を開いているのか警戒しているヒソカですが、その能力が携帯するブラックボイスである場合、針をさされると操られてしまうために、迂闊に近寄ることができないと警戒をしています。
(しかし、この警戒が想定外であることが後からわかります。)
ヒソカは遂にクロロを追い詰めようと一気に近寄ります。
ネタバレ3:クロロを発見し、近づくヒソカ!
クロロをめがけて、ヒソカが他の観客をバンジーガムでクロロめがけて飛び込ませていきます。
これは他の観客がダッシュで逃げようとすればするほど、そのゴムが反動になって、クロロの方にめがけて近寄ってきます。
これによって、クロロは驚いてしまって急にたくさんの人形が来てしまうので、追いつめられてしまいます。
不意をつかれ、焦るクロロですが、ヒソカはその隙を見逃さず何度も頭部を投げつけてきます。
再びかわすクロロですが、衝撃の事実が発覚!
やはり、ヒソカのバンジーガムがすでにクロロの足に付着させられていたのです。
そして、いよいよ追い詰められるクロロ!
ネタバレ4:クロロの足にバンジーガムが付着も!
クロロの足にバンジーガムが付着させられて、一気にヒソカの手によって強引に近づけられてしまいます。
そして、背中におもいっきり頭部を投げつけられて万事休す。
クロロはそのまま床にたたきつけられて、頭部も投げつけられてしまいます。
しかし、衝撃の事実も発覚!
何と、クロロは”偽物”だったのです。
首のところにはブラックボイスの針が刺さって操られており、転校生によって操られているのでした。
これは本体のクロロが近づき、ヒソカにサンアンドムーンで刻印を刻むことを目的としているのでした。
つまり、最初からクロロはいざというときにしか、ヒソカに近づく事は考えておらず、転校生で本体の自分の姿は隠れている状態で潜んでいるようにしているのではないでしょうか。
サンアンドムーンは流星街の長老の能力であり、既に死亡している人間の念能力は恨みによってより能力を発揮しますが、この刻印も一生消えることはありません。
一旦、この刻印を刻んでしまえばヒソカを爆発させることができ、死亡が確定してしまいます。
355話ネタバレを予想!
ここから管理人の予想ですが、ヒソカのドッキリテクスチャーが未だに発揮されていませんね。
これまでも重要な戦いではドッキリテクスチャーが何度も力を発揮してきました。
カストロ千でも右腕を再現させていたり、グリードアイランド編でもゴン達にブックを見せて、出会った人間のデータを改竄していました。
ヨークシンシティ編でも自分の占いを改ざんさせて、旅団を流星街に帰らせずに、ヨークシンにとどまらせました。
これまでヒソカの能力によって、何度も窮地を脱してきましたので、今回のクロロ戦でも間違いなくドッキリテクスチャーが出てくるでしょう。
それはサンアンドムーンの刻印をクロロが刻もうとした時だと思われます。
ヒソカの体に刻んだと思わせておいて、それが肌を再現した布の上であり、クロロが刻んだとおもいきや、その布を肌から脱ぎ捨てて油断したクロロをヒソカが殺すという展開が最も盛り上がるのかなと考えています。
クロロもここまでたくさんの能力を駆使して、十分に実力を発揮したので、そろそろお役御免といったところではないでしょうか。
団員の能力もたくさん手に入れて、確実に勝てるだろうと算段をしてきたクロロに、あまりにも卑怯だと幻滅している読者の方も多いと思われます。
一方で、ヒソカは真正面から向かっていって、クロロの能力を最大限発揮させた状態で倒そうとしています。
ヒソカのスポーツマン精神の様な清々しさに、好印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
そろそろ、クロロvsヒソカ戦が決着間近と思われますが、この2人の戦いに注目していきたいと思います。