青山剛昌先生の作品、名探偵コナンについて、
コナンの宿敵である”黒の組織”の黒幕で、
“あの方”とメンバーに呼ばれている人物が
誰なのか、以前より話題になっていました。
すでに青山先生の発言では、作中に
フルネームで登場している人物という
発言がなされていましたが、その人物は
一体誰なのでしょうか?
“あの方”はすでに作中に登場している!?
名探偵コナンは高校生探偵だった工藤新一が
黒ずくめの組織に飲まされた薬によって
大人から子供に小さくなってしまった
というお話です。
そこから、子供ながらに大人顔負けの
推理を披露して、同級生だった毛利蘭
のお父さんを有名探偵に導いたりしてました。
連載開始してから20年以上もたちますが、
いまだに黒ずくめの組織が誰なのか、
明かされておらず、ファンの間でも
かなり議論がなされています。
ちなみに、2012年に青山剛昌先生に対して
行われたインタビューでは、黒幕については
『フルネームで登場している人』と断言を
されています。
--今年1月3日の「青山剛昌ふるさと館」などが主催したイベントで「コナンは100巻まで続かない」と発言されたとか?
「続くかもしれないし、続かないかも…。でも、結末は決めていますよ」
--コナンに登場する犯罪組織の黒幕は、男ですか、女ですか
「それは言えない。でも、今までにフルネームで登場している人です」
参照:http://sankei.jp.msn.com/life/news/120630/bdy12063007000000-n4.htm
青山先生本人が言っているので、これまでに
登場した人物で、名前だけでも出てきた人物
も含めて、読者の方は誰かしら目にしている
と言うことになるでしょう。
そこで、今回はその黒幕がいったい誰なのか
考察していきましょう。
黒の組織の”あの方”は工藤優作!?
まず、一番有名な説としては“工藤優作”
ということです。
この説について、一番の根拠としては
主人公のコナンよりもはるかに頭脳が
キレる人物だから、ということが
あげられるでしょう。
コナンが真相に辿りつけなかった
事件でも、工藤優作は解決に導いたり、
黒の組織のフリをして、コナンを騙した
ときも常に一歩上手で先回りを
してきましたね。
ちなみに、工藤優作は推理小説を書く
小説家という設定で、
『闇の男爵(ナイトバロン)』という作品を
描いています。
このナイトバロンという名称ですが、
黒の組織のデータを、黒の組織のパソコン
以外から立ち上げようとすると、
“ナイトバロン”のウィルスが立ち上がる
ことから、工藤優作との接点ができた
とも言われています。
海外出張している間にも工藤優作は
妻の有希子とも一緒にいない時間があり
“浮気している”と疑っていたことが
ありましたが、この時間が黒の組織として
優作が活動しているという可能性も
あるのではないでしょうか。
黒の組織の”あの方”は阿笠博士!?
2つ目に有名な説として、阿笠博士だという説。
阿笠博士が黒の組織のボスだという根拠として
コナンを新一に戻すことも(一時的にですが)
阿笠博士は可能にしていましたね。
また、「アガサ」という名前のカクテルも
存在しており、黒の組織のコードネームが
お酒の名前からとっていることから、
阿笠博士=黒幕説は一気に広まることに。
しかし、この説があまりにも広がったので
作者の青山先生本人が否定してました。
しかし、実際には「クラブサンデー公式ブログ」で2011年10月に行われたインタビューの「黒ずくめの組織のボスは誰ですか!?」という質問に対して、作者の青山剛昌自身が「阿笠博士じゃないよ(笑)」とハッキリ否定しているのだ。
http://ddnavi.com/news/174524/
つまり、阿笠博士ではないときっぱり断言
しており、この説は違うということに
なるでしょう。
しかし、ここで新たに出てきたのが
阿笠博士の叔母にあたる人物で、
『阿笠定子』が黒幕だという説です。
これは「アーント・アガサ」という名前の
カクテルが存在していることから、
アガサの叔母を意味しているというもの。
あの方というのは、かなり年配だという
声もあるので、阿笠博士よりも年上
ということになれば、この説も有力に
なるのではないでしょうか。
黒の組織の”あの方”は大黒連太郎!?
最後に大黒連太郎という説について
考察していきましょう。
そもそも、この”大黒連太郎”って誰だ?って
思っている方も多いかもしれませんね(笑)
実は三國島という島で行われた祭りの
名簿のなかに、灰原哀の本名「宮野志保」
の名前が記載されていて、コナンも一瞬
驚いていました。
(しかし、その後で、「偶然か」と片付けて
しまってます)
このシーンの中で“大黒連太郎”という名前が
あり、この人物こそが、黒の組織のボスでは
ないでしょうか。
まず、名前に”黒”が入っているので、
ピッタリなイメージもありますね。
また、「元外務大臣に、官房長官に、
日銀の総裁」と服部が発言をしてますが、
大黒連太郎がどの立場の人間なのかは
明らかになってませんが、表の顔では
それほど日本経済を動かすほどの需要な
人物なのではないでしょうか。
さて、ここまでコナン最大の謎である
黒幕について、考察してきましたが、
やはり有力なのは『大黒連太郎』なのかと
予想をしております。
これからコナンはどれくらい続くのかは
分かりませんが、コナン(新一)vs黒の組織の
戦いが描かれるのが非常に待ち遠しいですが
今から楽しみですね。