皆様こんにちは!
更新が遅くなり申し訳ありません、今週も休載が明けてワンピースが更新されました!
前回の黄猿回から引き続き、今回のサブタイトルは”戦桃丸”。
この二人の過去話は意外にも読者が泣かされる展開が多く、今回もそんな展開がなんとなく予想されます。
それでは早速見ていきましょう。
前回のおさらい
まずは前回のおさらいからです。
前回は現在のエッグヘッドの話の舞台が戻りまして、今何が起こっているのかが次々と明らかにされていきました。
まずエッグヘッドを海軍の軍艦が包囲しており、その中には中将達に加えて大将黄猿、更には五老星の1人ジェイガルシア・サターン聖も来ています。
彼らの作戦としてはエッグヘッドに攻め込むことのようです。
また前回、突如全員の無事が明かされた麦わらの一味ですが、何が起こってそうなったのかも少し判明しました。
また後半では麦わらの一味の脱出作戦の内容が描かれ、いよいよ脱出に向けて物語が動き出そうとしていましたが、そこに黄猿が乗り込んでくる展開となりました。
このときの黄猿の、戦桃丸に対する思いがアツかったですよね…!
今回はその続きからとなります、それでは本編を見ていきましょう!
ワンピースネタバレ1091話「戦桃丸」あらすじ
エッグヘッドvs海軍
黄猿がエッグヘッドへ上陸したのを受け、エッグヘッド側の勢力も反撃に出ます。
パシフィスタマークⅢはレーザーで軍艦を攻撃、更に海には海獣兵器が居ますので海中からも軍艦を狙います。
対する軍艦には中将達が乗っていますので、パシフィスタと海獣兵器に対して反撃を仕掛けます。
どちらも1撃で破壊しており、中将達の実力も相当なものであることが伺えます。
戦桃丸vs黄猿
海岸で交戦が始まったのを研究層のウソップ達が見ています。
ベガパンクは別サイドの戦桃丸vs黄猿についても言及しています。
…すまん戦桃丸!!
その戦いは酷すぎる!!
逃げても責めぬぞ!!!
ベガパンク
その二人の戦いですが、やはり黄猿優勢のようです。
黄猿の猛攻に対して自称”世界一”のガードで応戦する戦桃丸ですが、攻撃を受けきれずに逃げ回るシーンも見られます。
降伏を促す黄猿ですが、覚悟の決まっている戦桃丸は応じません。
降伏しなよォ!!
戦桃丸くん!!
ハァハァ
悪ィなオジキ約束したんだ!!
”麦わらのルフィ”と!!!
いつから海賊の仲間に!?
……ハァハァ!!
誰とでも組むさ…ハァ
恩人をこの島から逃がせるんなら!!!
おりゃーー!!!
黄猿vs戦桃丸
戦桃丸の言葉を受け、黄猿は戦桃丸と出会ったときのことを思い出していました。
村のやつら弱くてキライだから
わい村にはもどらねェんだ!!
わいつえーからハラもへってねェけど!!
しごとしたい!!お金ほしい!!
ほう……
買いたいものがあるのか……!?
おにぎり!!
戦桃丸&ベガパンク
黄猿にとってはいい思い出なのか、これまでにないような表情を見せています。
かわいかったねェ……
わっしは全力で教えたよ
戦桃丸君…!!
……ただ
わっしのガードも敗けちゃいない
黄猿
黄猿の攻撃によってついに戦桃丸はダウン、パシフィスタの威権チップは黄猿の手に渡りました。
パシフィスタ
”司令塔”は意識不明の為作戦変更ー
「海軍」の軍艦と共に”海獣兵器”を撃沈せよ!!
黄猿
黄猿によりパシフィスタの攻撃対象が海獣兵器に切り替わり、海岸の戦いの状況が海軍側に大きく傾きました。
黄猿vsルフィ
戦桃丸を戦闘不能にし早速役目を果たした黄猿は、続いて研究層への侵入を試みます。
様子を見ていたベガパンクは黄猿がバリアを通過できることも知っていました。
黄猿は「光」じゃ…!!
レーザーのバリアを通過するぞ!!
えーー!?
ここに入って来るって事か!?
ああ
ベガパンク&ウソップ
そうこうしている内に黄猿は一瞬で研究層へ侵入、研究層では警報が鳴り響いています。
緊急警報!?
なぜじゃ!?
誰も侵入できんハズ…!!
リリス
そんなリリスの疑問などつゆ知らず難なく侵入に成功した黄猿は、冷静に研究層ですべきことを確認しています。
傷つけちゃいけねェ物……!!
”融合炉(パワープラント)”
”脳(パンクレコード)”
「ヨーク」…!!
そして…本当は”親友”…と
消さなくちゃならねェもの……
”Dr.ベガパンク”
黄猿
また黄猿の侵入で一味がプチパニックになっている隙に、ルッチが行動に出ます。
ベガパンクに対して指銃を繰り出しますが、いち早く察知したステューシーによって阻止、代わりにステューシーは重傷を負いました。
その状況から瞬時に判断したサンジはナミからバブルガンを借り、すかさずカクをバブルボールへ閉じ込めます。
くそ!!何じゃ!!バブルガン!!?
見捨てられたなお前
カクvsサンジ
ルッチに対してはゾロが反撃し、束の間の協力関係は崩れまたも戦いが始まりそうです。
味方を得て調子づいたか!!
黄猿とおれがいればお前ら全滅だ……!!
ナメられたもんだな!!!!
ゾロvsルッチ
黄猿はというと、サニー号を運搬中のルフィサイドに向かっています。
海岸に船がないと思ったらここにあったのか…!!
黄猿
黄猿の接近には当然フランキー達も気づいておりどうするかルフィに確認しますが、なんとそこにルフィはいません。
と次の瞬間、ルフィは黄猿に蹴りかかりました。
やあ
久しぶ…
黄猿
2年前には触れることすらできなかった黄猿に対し、早速蹴りを繰り出すルフィ。
行儀が悪いね
黄猿!!
おれ達は2年前の
100倍強ェぞ
黄猿vsルフィ
大将vs四皇の戦いが始まろうとしています。
1091話の内容はここまで!
ワンピース1091話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 中将達の実力
- 戦桃丸と黄猿の戦い、アツいねェ
- 黄猿は実は武闘派なのでは?
- パシフィスタの威権順位をベガパンクが書き換えたら、いよいよサターン聖が来るのか?
- やっぱりルッチの裏切りとハットリは何か関係がありそう
- カクが「見捨てられた」というのはどういうことなのか?
- ルフィの「100倍強い発言」はアツいね!
それでは見ていきましょう!
中将達の実力
まずは今回、エッグヘッドに集結している中将達の戦闘シーンがほんの少しですが描かれました。
前にもどこかで言った気がしますが正直海軍中将の実力ってピンキリ感があるというか、必ずしも全員がめちゃくちゃ強い訳では無いという感じがしていました。
(主にメイナードやスモーカーの影響ですかね。笑)
もちろん上を見ればガープもいるのですがまあどちらかというと彼が異質でしょう。
エッグヘッドにきている面々を見ると、見た目的に正直どちらかというとキリの方のイメージがありました(本当にすみません)
しかし今回いざ戦闘シーンを見てみると、海獣兵器やパシフィスタをそれぞれ一撃で倒しており、やはり腐っても中将なんだということを再認識させられました。
めちゃくちゃ強いかと言われればそこまででは無いのかもしれませんが、一海兵として考えると相手からしたら非常に厄介なのが中将なのかな と思いました。
この強さが何人もいるんですから、正直中将の層の厚さが=海軍の強さ と言っても過言ではないかもしれませんね。
戦桃丸と黄猿の戦い、アツいねェ
黄猿と戦桃丸の戦いがついに本格化してきました、というか今回で早くも決着はついちゃったのですが。
戦桃丸側にも黄猿側にも思う所はあって、それでもお互いが背負っているもののために全力で戦っている姿がとても印象的でした。
正直黄猿って人間的な部分での印象が薄い印象だったのですが、今回の戦桃丸との戦闘シーンを見て彼にも場があるんだということを認識させられましたね。
きっと数少ない友達と深く長い付き合いをしていくタイプなのでしょう(私も同じタイプなのでよくわかります)
そんな数少ない友人、何なら自ら「親友」と表現していた戦桃丸との戦いは、黄猿の中でもかなり思う所があったのではないでしょうか。
表示からもそんな様子が見て取れます。
しかしそんな状態でもきっちりと自分に課せられた任務を果たしてしまうあたり、やはり黄猿は「社畜」なのでしょうね。
黄猿は実は武闘派なのでは?
かつて戦桃丸に戦いの修行をつけていたのが恐らく黄猿だったということが明らかになりました。
戦桃丸の戦いと言えば「わいのガードは世界一」で有名な”足柄独行”が技としては代表的ですが、戦闘スタイルとしては覇気をうまく使った戦い方という印象です。
だからこそ、ゼファーに「能力に頼りすぎ」と指摘されていた黄猿の戦闘スタイルとはあまりに違うので関係ないと思っていたのですが、今回の過去回想を見ると戦桃丸に修行をつけていたのは黄猿っぽいですよね。
ということはやっぱり黄猿も覇気の使い方は一定以上マスターしているということになります。(大将なので当然といえば当然なのですがやっぱり印象があまりなかったですよね)
かつ、今回黄猿が戦桃丸に対して言った「わっしのガードも敗けちゃいない」という言葉から、もしかすると足柄独行そのものを教えたのももしかしたら黄猿なんじゃないでしょうか?
つまり、実は黄猿も相手の攻撃に対して武装色の覇気でガードするような戦闘スタイルを持っているのではないでしょうか。
能力がチート級すぎてあまりガードしているシーンが描かれていない黄猿ですが、もしかすると武装色の覇気を使用したガードも得意となってくると、いよいよ付け入る隙がなくなってきますね…。
この流れで黄猿のことはまだもう少し深掘りされそうですので、今後にも要期待です!
パシフィスタの威権順位をベガパンクが書き換えたら、いよいよサターン聖が来るのか?
黄猿が戦桃丸をダウンさせたことにより戦桃丸の持っていたパシフィスタの”威権チップ”が黄猿の手に渡り、命令が書き換えられてしまうシーンがありましたね。
一瞬にして形勢逆転の大ピンチに思われますが、よく考えてみれば戦桃丸よりも上の威権順位としてベガパンクがいますから、正直ベガパンクによってこの命令はいつでも書き換えが可能なんじゃないでしょうか。
今は研究層が大急ぎで取り込み中のためベガパンクにその余裕がないだけかもしれませんが、もしベガパンクが命令を書き換えれば再び形成は逆転します。
となってくると、ここでいよいよベガパンクよりも威権順位が上の五老星”ジェイガルシア・サターン聖”が直接命令を下すような展開になってくるんじゃないでしょうか?
という今のところ、サターン聖がわざわざ直接エッグヘッドまで出向いている意味が全くありませんし、なんなら護衛の黄猿は既に軍艦を離れて1人エッグヘッド島内で行動を始めてしまっていますからね。
ここでサターン聖が命令を下す展開にならないようであれば、逆に軍艦で1人でいることによりピンチになるような展開があるかもしれません。
もしかするとエッグヘッド近海に来ていることが匂わされている黒ひげ海賊団がここで関わってくるのか・・・。
最近は慣れてきてしまいましたが、ここに五老星の1人が居ること自体が異常事態なので間違いなくサターン聖関連ではなにかが起こるはずです。
やっぱりルッチの裏切りとハットリは何か関係がありそう
前回、ルッチの鳩”ハットリ”が怪しいというお話をしました。
今回の描写を見てみると、ルッチが一向を裏切ってベガパンクに攻撃を仕掛けようとする直前にハットリが描かれていますから、やっぱりなんとなくハットリは怪しく見えてしまいます。
ただ単にルッチが激しい動きをしたからハットリがびっくりして飛び立っただけの可能性ももちろんありますが、前回ルッチが研究層の状況を密告していた際にも通信しているような様子が見られずまたハットリの姿も見えなかったことから、ハットリがルッチと誰かの間で情報交換を行う文字通りの「伝書鳩」になっている可能性は十分にあると思うのです。
皆様はどう思いますか?
カクが「見捨てられた」というのはどういうことなのか?
ルッチの裏切り後、カクが便乗するのを見越してすかさずサンジがカクを「バブルガン」で捕らえたのは見事でしたね。
その時にサンジが言った「見捨てられたなお前」というセリフが個人的にちょっと気になっていまして・・・
一見すると、ルッチが行動を起こそうとしていることがカクに共有されていなかったために、カクとしては行動するタイミングが一瞬遅れたことでサンジに捕まってしまったので、そのことを言っているのかと思いました。
しかし別の見方をすると、例えばサンジは見聞色が得意だということが明かされています。
例えばですがサンジが未来を見ることができていたとして、サンジが見た未来ではルッチがカクをもっと露骨に見捨てるような事が起きていた場合、この言葉の意味合いが変わってくるでしょう。
サンジが即座にバブルガンでカクを閉じ込めることができたのも、もしかしたらその未来を見た結果ということも考えられますよね。
サンジの見聞色についてはまだ明かされていない秘密がありそうなのと、ステューシーもルフィサイドについた今、CP0の動向自体が我々の予期せぬ方向に向かっていく可能性はありそうです。
ルフィの「100倍強い発言」はアツいね!
最後はルフィの「おれ達は2年前の100倍強ェぞ」発言についてです。
多くの方がおっしゃっていますが、これは2年前にシャボンディ諸島でシャッキーがルフィ達に言った「(レイリーは)ボウヤ達の100倍強いから」発言に絡めていますよね。
確かに、2年前のルフィの100倍強いと言っても過言ではないでしょう。
特にワノ国での戦いを経てからの一味は2年後の中でも更にパワーアップをしており、四皇として堂々たる威厳もありますね。
2年前の修行中、ギア4のルフィではレイリーにまだ力が及ばないといったような感じでしたが、ギア5を習得したルフィならワンチャンスあるのではないでしょうか。
というかここでレイリーを倒せないようであれば四皇としての泊が微妙になってしまいますし、何より流石にレイリー強すぎるだろって話ですよね。
ということでここはルフィがレイリーについに並んだぞ というのを強調しているシーンなんじゃないかなと思いました!
今週の内容はここまでです。
来週は休載…!
最近は隔週での更新が続いており読者としてはもどかしい部分もございますが、物語が佳境ということもあり仕方ない部分でしょう!
それに今はアニワンの方もいよいよワノ国編がクライマックスに差し掛かっておりまして、そちらも目が話せない展開となっております。
個人的にはカイドウを倒してワノ国の国民の前にモモの助が姿を現し、口上を述べるところが好きなんですよねぇ・・・!!
あのシーンをアニメで見たら涙がちょちょぎれる事間違いなしです。
ジャンプの方の更新だけではなく、色々な面で我々を楽しませてくれているワンピースに感謝しながら、次回のお話を待ちましょう!
それではまた再来週!