四皇ビックマムが先に脱落するとどうなるか?
現在、ルフィはカイドウを倒す為に遂に鬼ヶ島のカイドウの城へ潜入しましたが、すぐに正体をバラシテ暴れています。
ですが、カイドウだけでなく、ビックマムが同盟を組みだしてワノ国へ進出しています。
こうなると、ルフィはカイドウとビックマム相手に戦う未来も見えてくると思いますが、もしかすると、此処でカイドウではなく、ビックマムの方を倒す場合も無きにしも非ずです。
管理人としては、ビックマムはワノ国編よりホールケーキアイランド編で素性、経歴、能力、野望等が全て明らかになったので、これ以上の掘り下げといえば、ロックス時代の若き頃しかないのです。
つまり、メタ的に言えば、先に出番が出て、尚且つあらゆる事が分かり切っているビックマムの方が退場なんてこともありうるのです。
となると、本編の展開はこのようになると考えられます。
白ひげが退場した事を考える
まず、ビックマムが退場すると考えるうえで、その退場の経緯がどのようになるのでしょうか?
管理人としては、同じ四皇であり二年前死した白ひげを参考にしました。
白ひげが死亡した時点で、マリンフォードで起こった事、それはかつての白ひげの部下であり、サッチを殺してエースを政府への手土産へと私、最後は自分自身の命を奪った黒ひげがその存在感を最も強くしました。
なにせ、ヤミヤミの実どころか、全てを破壊する地震の力グラグラの実というW能力を手に入れたのです。
これにより手負いながらも、大勢の海軍や傘下の海賊達を打破していきます。
結果的にいえば、シャンクスに止められた事で、そのままその場を去った黒ひげは、その二年間で成したのは白ひげに代わる四皇、言うなれば”台頭”したと言えます。
白ひげの能力を奪ったように、アブサロムの能力を奪うなどの能力狩りから、青キジやモリアと手を組むなど、恐ろしい程にその存在感を発揮しています。
そして、白ひげのナワバリは黒ひげではなく、茶ひげといったそれまで白ひげにやられてきた海賊たちが襲いました。
つまり、四皇がやられるという事は、それに打ち取った海賊の台頭と白ひげが死んだことで他の海賊達が勢いづいたといえます。
ビックマムがやられることでこれまでの支配が嘘の様に崩れる
本編でルフィはビックマムが同盟を組んだ事を知っており、もしカイドウではなく目の前にビックマムが現れたとなれば、ルフィは当然挑むと思います。
それはいうなれば、ビックマム海賊団としては願ったり叶ったりといえます。
何故なら、ビックマム海賊団がワザワザワノ国へ来たのは、ルフィの首を討ち取る事にほかなりません。
その理由は、ホールケーキアイランド編で麦わら一味やそれに協力した謀反者達を討ち取れていないからです。
それが世間に広まった結果、それを知った海賊団がどう動くかなのです。
そう、それまでビビっていたビックマム海賊団に対して、もしかして戦えるのではと根拠が生まれ、もしくは海賊同士が手を組み、ビックマム海賊団のテリトリーを襲う場合があるからです。
しかも、ビックマム海賊団はお菓子を奪う為に国を滅ぼす老婆、海賊だけでなく滅ぼされた国もビックマム海賊団のテリトリーに復讐をしようと思います。
つまり、ビックマム海賊団がワノ国来たのは、失態を犯した事で報復する者達へ警戒しているからです。
此処でワノ国にいるルフィを討ち取られなければ、襲う為の準備をする海賊団へ示しがつかないのです。
ビックマム海賊団はお菓子を今日まで国を滅ぼしてでも、材料を奪ってきました。
しかし、ルフィを恨んでいるだけでなく、恨んでいる人間が多く居る事も無視できないのです。