現在、「ワノ国」に拠点を置く四皇が一人「百獣のカイドウ」。
彼の能力は未だに明らかになっていません…
懸賞金額も未だに明らかになっていません!
今回は、これら(能力、懸賞金)に加えて、
そのカイドウの強さや能力そしてワノ国編へのプロローグともいえる、
907話「虚の玉座」から930話「えびす町」までのセリフについて
みていきたいと思います。
カイドウの悪魔の実の能力が龍ではない!?それでは一体…
カイドウの真の姿が明らかになりました。
それが、「龍」(ドラゴン)です。
カイドウが龍の姿なのも、これまで初めて明らかになりました。
これで、カイドウの能力は「リュウリュウの実」だと思われがちですが、
実はまだ確定ではありません。
カイドウの能力が龍か否かは、物語の中で
未だ(2019年3月現在)に明言されていないからです。
…ということはですよ…
龍ではない可能性もあるというこです。
それはカイドウの実力に隠されていると思われます。
そもそも、カイドウは明らかに「強い」というか、
不死身であることと無関係ではないのです。
後述していますが、
あまりにも凄まじい破壊力でしたり、
死刑執行しても死亡しない頑丈さや、
自殺願望があるくらいの狂気さ、
どれをとっても「最強」にふさわしいと思われます。
そんなカイドウですが、どうしてそこまで最強なのか、
そこに原因が隠されているはずなのです。
不死身の男・カイドウ その強さは最強クラス!?
さて、923話「四皇カイドウ」でルフィを圧倒したカイドウですが、
その強さは四皇最強クラスとも言えます。
というのも、カイドウ自身も「自殺願望」を持つほどの強じんな肉体の持ち主で、
実際上空1万メートルもある空島から飛び降りたにもかかわらず生き残り、
その場にいたホーキンスやアプーそしてキッドをフルボッコにしています。
(実際に戦闘シーンが描写されたわけではありませんが、
ホーキンスが「真打ち」となっていること等からそう推測できます。)
また、幾度も海軍に捕まり40回処刑されるもカイドウには通用せず、
結果巨大監獄船9隻を壊滅させ、
4000回以上の拷問にも耐えてきました。
そして、「ワノ国」編でも922話「百獣海賊団総督カイドウ」で
「ひと吹き」でおでん城跡を吹き飛ばし、
「雷鳴八卦」で「ギア4」状態のルフィを一瞬で倒してしまいます。
(しかも、酔った状態で無傷…!)
さらに、もしカイドウの悪魔の実がゾオン系であると仮定すると、
現時点で明らかになっているのは「人型」と「獣型」なので、
それよりもパワーアップする「獣人型」になれるともいえます。
ルフィを一蹴した事と併せこの事から、
カイドウはまだ明らかに本気を出していません。
この事から、四皇カイドウは驚異の肉体及び生命力を持っているといえます。
そのようなカイドウにこれから挑むルフィ達ですが、
一体どのようにして立ち向かうのでしょうか。
目が離せません!
カイドウが本気を出さなくても荒野と化す!?カイドウの能力について
次に、カイドウの能力についてです。
まず、カイドウの長いひげや頭部の巨大な2本の角と言う人型での姿、
そして921話「酒天丸」で明らかになった「巨大龍」の姿から、
何らかのゾオン系悪魔の実の能力者だと考察できます。
だとすれば、先ほども触れたとおり「獣人型」の姿を未だ見せていないといえるため、
現時点でも最強と言えるのに、
さらにパワーアップすると言えます。
また以下に見るように、繰り出す技も
「熱息≪ボロブレス≫」と「雷鳴八卦」と、2つしか明らかになっていませんが、
どちらも威力は絶大です。
カイドウの技その2:「熱息≪ボロブレス≫」
922話「百獣海賊団総督カイドウ」で、
ホーキンスに「麦わらたちは「おでん城跡地」にいる」と報告を受けたカイドウが、
「おでん城跡地」に向け放った技です。
「ブレス(息)」という言葉からも分かるように口から光線のようなものを放つもので、
その威力は一回で「おでん城跡地」を跡形もなく消し去ってしまったほどです。
すなわち、カイドウがその気になれば簡単に民家を更地に
変えることができるというわけですね。
「雷鳴八卦」
923話「四皇カイドウ」で、「ギア4」モードのルフィを一瞬で
気絶させ瀕死に追いやった技です。
巨大な金棒に雷を纏わせたもので、一殴りだけでこれなのですから、
ルフィとの戦力差は歴然と言えます。
カイドウの技その3:天候操作…?
921話「酒天丸」で、カイドウが「九里」に降り立った時「九里」の上空に
暗雲が立ち込めたことから、何らかの天候操作能力があると思われます。
ビッグ・マムもホーミーズ等により天候を操作できましたが、
カイドウが龍の姿をしていることや、伝承上竜自体も
天候を操る能力があるとされていることからも有力と言えるでしょう。
カイドウの特徴、不死身ともいえる強靭(じん)な肉体
上空1万メートルもある空島から、飛び降りたにもかかわらず「頭痛ェ」で済んでしまう、
またその直後に「最悪の世代」3人を同時に相手しても余裕で打ち負かしてしまう。
さらに海軍も四皇も歯が立たないことからも、カイドウの強じんさが裏付けられています。
また、ここまでのことからも錦距離攻撃・遠距離攻撃どちらにも対応でき、
強靭な肉体による高い防御力があることからも、
カイドウの最強さを裏付ける要素しかありません。
カイドウの名言まとめその1:907話から930話までのセリフ紹介
さて、このように「最強」の2文字以外浮かばないほどの
スペックを持つカイドウですが、
そんなカイドウの「ワノ国」編序章ともいえる、
907話「虚の玉座」から930話「えびす町」までのセリフについて
紹介していきたいと思います。
907話「虚の玉座」でのセリフ
「何の冗談だ!?断る!!!」
「昔の話だ」
「あの小僧に恨みがあるのはおれだ」
「来るなら殺す」
まだ「ワノ国」編が始まる少し前、「世界会議≪レヴェリー≫」が始められようという頃に、
ビッグ・マムがカイドウに電伝虫をかけてきたときの会話です。
ルフィの首を取るため「ワノ国」に上陸するというビッグ・マムに、カイドウはそれを拒否します。
そこでビッグ・マムは、「でかい借りがある」と
カイドウに揺さぶりをかけますが、
カイドウに効果はなく、結局ビッグ・マムは
「一報入れてやっただけだ」と通話を終わらせてしまいます。
921話「酒天丸」
「おい」「ジャック…」
「今すぐあのガキ共を」「連れて来い…」
カイドウが「九里」に降り立った時に、ジャックに投げかけた言葉です。この時、雷雲と共に姿をあらわにします。
その姿はまさに、巨大な龍そのものです。
922話「百獣海賊団総督カイドウ」
「「九里」の山奥にはたいそう強ェ盗賊が住んでると聞いた」
「お前を覚えてるぞ…」
「九里」に降り立った時酒天丸に投げかけた言葉で、
この事から酒天丸とカイドウの間に何らかの因縁があることがうかがい知れます。
「フヒヒヒ!!!ヒック!!」
「―――だが過去はもういい!!」
「おれの部下になるなら」「ウィ~~~」
「すべて水に流そうじゃねェか」
「……ヒック」
酒天丸を「百獣海賊団」へ誘う時のセリフです。
確実に、酔っています・・・!
その後、カイドウの暴走を止めるためホーキンスが出たらめ(ローとルフィがおでん城跡にいる)を言いますが、
それに対するセリフがこちら。
「おでん城跡だとォ・・・!?」「ウィ~~~~」
「懐かしいな……確かにいい隠れ家だ…」
「そんな所にいやがったのか…おれから「SMILE」を奪った…」
「あの憎き…!!!」「若僧共・・・・・・!!!」
ちなみにこの後、
「熱息≪ボロブレス≫」により「おでん城跡」は吹き飛ばされ、
これにより怒ったルフィとの戦闘が始まります。
923話「四皇カイドウ」
「お前は…」
ナミたちのいる「おでん城跡」が攻撃されたこと、
またお玉がスピードごと攻撃されたことに怒るルフィに呼ばれた際のセリフです。
「何の王になるだと・・・・・・・・・・?」
「小僧ォ・・・・・・!!」
この後、有無を言わさずルフィに向け「熱息」をぶちかまします。
ノーダメージながらも、ルフィの技を受け続けるカイドウでしたが、
「“雷鳴八卦”」により一気に形勢を逆転させ、そのあとにルフィに対し言うセリフです。
924話「は」
「だろうな…」
カイドウの「“雷鳴八卦”」をもろに受けたにもかかわらず、
未だにルフィの息があることに驚く部下に対し口にするセリフです。
あたかも、今の自分の攻撃をルフィが耐えることを見透かしていたかのようなセリフですね。
「不屈の闘志か」
「虚勢か知らねェが」
「さっきからずっと」
「おれを睨みつけてきやがる」
気絶したルフィを見下ろしたときに言うセリフです。
気を失っていることから、うつろな目をしているはずのルフィですが、
カイドウはそこから「何か」を感じ取ったのでしょうか。
しかし、カイドウのその間はあたり、この後ルフィは気絶したまま
「覇王色の覇気」を発動させカイドウの部下たちをなぎ倒してしまいます。
「お前もか」
「覇王は何人もいらない」
カイドウが「ブチ込んどけ」「心を折ればいい戦力になる」と言葉を発した後、
気絶しているにも関わらず「覇王色の覇気」を放ったルフィに対するセリフです。
この後、ルフィは「兎丼」の「囚人採掘場」送りとなり、
カイドウは「すっかり酔いが醒めちまった」とその場を後にします。
930話「えびす町」
「絶対に入国させるな」
南東の海よりビッグ・マム海賊団が接近してきた際の、
「鬼ヶ島」での部下とのやり取りのセリフです。
この後、「滝登り」の方法について知っていたビッグ・マム海賊団に驚くカイドウに対する、
部下の発言により「来ると分かっていたのだからさっさと沈めろ」と、
カイドウは声を荒げ再度命令を下します。
「入れるなァ!!!」
「何してやがるバカ共!!」
また、ビッグ・マム海賊団の進行を止められずにいる部下に対し、
このように叱責します。
これに続き、「リンリンのガキ共は一緒か」と部下に尋ねた後、
「上陸されたら全面戦争になるぞ!!」と付け加えます。
以上、907話「虚の玉座」から930話「えびす町」までのセリフについて見ていきました。
これらからも、カイドウの絶対的な強さとそこからくる自身が現れていますね。
不死身で強大な力を持つ「百獣のカイドウ」
いかがだったでしょうか。
現在、「ワノ国」の明王として住民からは崇め恐れられ、
黒炭オロチと共に「ワノ国」を統べるカイドウですが、
四皇いや海賊というくくりで見ても最強クラスだと言えます。
これから佳境を迎える「ワノ国」編、目が離せません!!!
黒ひげが22億ベリーになった真相とその実力について!
⇒黒ひげが22億ベリーになった真相、その意味とは?
【追記】2020年時点での考察を改めてしてみます。
カイドウは四皇の一人として君臨しており、その戦闘力は絶大でドフラミンゴですら冷や汗をかき、直接戦う事になれば消されると言われる程です。
しかも、ギア4バウンドマンですら全く敵わなかった程で、作中トップクラスの戦闘力を持っていると言えます。
その中で、カイドウの強さである悪魔の実の能力について考察を深めていきます。
リュウリュウの実幻獣種モデル“青龍”?
まず間違いなくカイドウはゾオン系の能力者で、龍という架空の生物という事で、幻獣種だと思います。
ただし、モデル名はまだ明かされてはいません。故に青龍か他の龍でないかと思われます。現にモモの助も同じ龍になれますが、そのモデル名は分かってはいません。
もしかすると、単に青龍という事なのでしょうか?
ボロブレスの威力
カイドウの技の中でも代名詞といってもいいのが、ボロブレスの威力です。
熱息という漢字で表されており、その威力はおでん城を一発で崩壊させてしまう威力で、ワンピース世界のパワーバランスを考えると、お手軽に撃ててあの威力は最早チート以外のなにものでもありません。
エネルが6年掛けて、方舟マクシムの発電システムを通して、雷迎を繰り出したのを考えると、ものの数秒のチャージであれを出せるなら、大抵の国は最早亡びるしかありません。
なにせ、ボロブレスを放てるカイドウは滞空していますから、固定砲台などよりも自由自在にあらゆる方向からあの威力のブレスを撃てるのです。
この技を連発で討てば、弱い国なら数時間も経たずに滅びるでしょう。
他の空を飛ぶキャラと比べても格上の飛行能力
ワンピース世界では自由自在に滞空出来るのは絶大なアドバンテージと言えます。その中でもカイドウの飛行能力は桁違いといえます。
まず、六式の月歩は常に足を蹴らないといけないので、足を負傷すれば滞空状態を維持できず墜落します。
また、ルフィもギア4バウンドマンで弾力で空を飛べるようになりましたが、ギア4の維持自体が数分しか持ちませんので、あまり連発出来ません。
恐らく、ギア4で島から島の移動は出来ないでしょう。
そして、ビックマムも自らのソウルであるプロメテウスやゼウスに乗って、雲の様に空を飛びますが自らが飛んでいるわけでなく、浮いているプロメテウスやゼウスに乗っているだけなので、ブルックの矢筈斬りでゼウスを斬られると途端に墜落してしまいます。
そう考えると、カイドウの飛行能力は桁違いです。まずゾオン系の変身なので、事実上ギア4の様な強化形態ではないので、強制解除がありません。
しかも、カイドウの強固な皮膚も相まって、墜落させる事は不可能といえます。
さながら、カイドウは飛行能力とボロブレスを駆使した生きた空飛ぶ要塞といってもいいでしょう。
人型がそのうち登場する
なにより問題なのが、カイドウは獣人形態を残していると思います。カイドウは人型と獣型しか出していないので、本気になれば獣人形態へ移行すると思います。
ゾオン系は獣人形態が最も強力な形態なので、ワノ国終盤でその全貌が明らかになるでしょう。