ネコマムシの旦那と猫達。
860話「10時開宴」では最後の三将星の一人、シャーロットカタクリが登場し、
少し先の未来が見える力を発揮し、ビッグマム暗殺計画の最大の難敵であることが発覚しました。
861話からは、いよいよお茶会が開始し、ビッグマムの弱点である、
「マザーカルメル」の写真が登場し、ビッグマムの意外な素顔が明らかになります。
また、そこからビッグマムの過去も明らかに・・・。
そして、魚人島の”玉手箱”も登場し、いよいよ爆発の瞬間も!
サンジとプリンの結婚式も開始しますが、プリンの魅力にサンジがやられてしまいます。
861話のあらすじと考察を見ていきましょう。
勘付かれるベッジ達・・・
前回までのあらすじはこちら。
→860話「10時開宴」のあらすじと考察はこちら
ペロスペローの能力の真髄が発揮されて、雨状の螺旋階段が溶けていっています。
これは能力に時間に制限があるということか、
もしくはわざと頂上に到達できないようにしているのか・・・
(子供達にわざと食べさせていることからも、
時間を調整している可能性が高いかもしれません)
そして、気になるカポネ側ではヴィトがジェルマのジャッジと世経新聞の社長が一緒に話をしていて驚きます。
「世経の絵巻物」でジェルマを悪く描いていた元凶でもあり、
ある意味で最大の敵対関係です。
お互いにバチバチの関係になってもおかしく無いのですが、
ビッグマムのお茶会の席なので、
おとなしくしているだけなのかもしれません。
ヴィトが、このお茶会は「異次元レベル」だと言っていたのが納得できます。
長男がキャンディー大臣のペロスペロー。
長女がフルーツ大臣のコンポート。
次男が参謀カタクリ。
14女のスムージー(男を100人刺した女が搾り取られています)。
他の兄弟達も紹介され、これはヴィト達にとってよろしくない状況であることは明らかです。
そこで警戒しているのを感じ取り、怪しむドアの監視。
こうやって色んな所で裏切り者がいないのか、監視する状況を作っているのだと思いますが、
この時点で気づかずに、放置してしまっているカポネもかなり間抜けともいえます。
そして、ここからいよいよお茶会本編の方でも物語は加速していきます。
マザーカルメルの素顔が明らかに!
ビッグマムの最大の弱点とも言える、マザーカルメルの写真がお茶会の席で登場します。
一人の部方が大切に持っていって、テーブルの上に置きます。
マザーカルメル用の席が用意されていて、
その写真から素顔が明らかになります。
顔は笑っていて、手にはタバコを持っています。
マザーの名前から、マザーテレサを思い浮かべる気がします。
修道院的な場所の出で立ちで、ビッグマムはこのときマザーカルメルの弟子だったのではないでしょうか。
そこで学んでいたのだけれども、ビッグマムはそこでいじめなどで迫害を受けて、
その修道院にいられなくなったのかもしれません。
ビッグマムはカルメルの写真を見て、かなりご機嫌の状態になっています。
ただ、どこの世界でも空気の読めない人間がいるもので、
この写真の人間マザーカルメルとビッグマムの関係性を聞きます。
「どういう関係なんですか?」
と聞くと、「俺の過去を詮索するんじゃねぇ」とブチ切れます。
言われた空気読めない客人は泡を吹いて、倒れてしまいます。
すると、空気を変える意味でも「プレゼントを持ってきた」
という客人がいます。
それを伝えると、ビッグマムはものすごく上機嫌になります。
海運王ウミット、世経新聞の2人からもプレゼントがあります。
ビッグマムが喜んでいます。
それだけたくさんのプレゼントがあり、ビッグマムの好みをみんな知っている、
ということなのでしょう。
ビッグマムが一番楽しみとしていることがあります。
魚人島の「玉手箱」を開けるのを楽しみ、だというビッグマム。
それを開けてしまったら、爆発してしまうに違いありません。
(ルフィの命も狙われますし、魚人島も破壊されてしまうのではないでしょうか)
再び、カポネの画面に戻ります。
周囲に電磁波をブロックするものを設置して、
お茶会の会場自体が孤立化している状態です。
徐々に暗殺計画に向けて準備が整っていきます。
カポネの体内からシーザーが鏡を取り出します。
鏡から入って、お茶会会場に入るように促すシーザーと、
返事をするカポネ。
そして、その光景を見て明らかに違和感を感じるドアの監視。
シーザーの役目というのは、ビッグマムの奇声が聞こえたときに、
鏡を持って登場することです。
それによって、鏡の中からカポネ達が現れて、
ビッグマムに対してKXランチャーをぶちかます、という流れです。
そこで打ち合わせしているのを見て、
ドアの監視はシーザー・クラウンがいることに気づいてしまいます。
これは完全に失敗フラグです。シーザーがいることがバレてしまいますが、
それに気づくカポネ。
すぐにドアの監視を撃ち抜くのです。
ゴッティに黙って忘れろと伝えるカポネ。このあたりはギャングの冷酷さが出ていますね。
セレモニーの30分前に待機することを確認するカポネですが、
ルフィ達が鏡の世界の中で寝ていることにカポネは気づきます。
「何寝てんだ!」と怒鳴り散らすカポネですが、ジンベエは冷静沈着です。
ルフィたちは今までずっと座ってなくて、寝るチャンスもなかったとのこと。
開始10分前に起こして、開始するとのこと。
準備はすべて完了して、見守っていると伝えるジンベエ。
この調子でビッグマムの暗殺がうまくいくのか、心配になるカポネ。
失敗フラグが色々と出ている、カポネ陣営。
疑い深いとは言いながら、色々とボロが出てきてしまっていますね。
それに対して、きちんと準備をしているジンベエ。
器の大きさを感じられますが、どんな不測の事態がおきても対応できるように、
色々と準備をしている状態です。
カポネは最後の最後で、ビッグマム暗殺をミスってしまい、
ジンベエの機転によって救われる、というような展開になるのではないでしょうか。
ジンベエは常に先を見ていますので、どんなことが起きてもいいように、
抽象度が誰よりも広いものと思われます。
プリンとサンジの式前の打ち合わせで衝撃の展開に・・・
プリンが結婚式の前に、自分が不安であることをサンジに伝えます。
もじもじして、マリッジブルーの状態であることを示しますが、
自分が「良い人?、悪い人?」と聞く姿を見て、サンジが可愛いと完全に殺されることを忘れます。
サンジがキスをすることを示唆しますが、プリンが「唇にキスをしてくれれば、それで私たちは夫婦になる」と唇を強調して伝え、サンジが鼻血を出して興奮しだします。
サンジが興奮して、壁を壊します。その姿をみて、表面上はプリンは心配をしていますが、
「このエロガッパ!今すぐ殺してやる!」と伝えます。
ビッグマムも笑って至福の時のような表情をしています。
そして、お茶会も進みいよいよメインイベントが開始します。
プリン35女、ヴィンスモーク家の3男サンジの2人が
結婚することを伝えるメディア。
これによって、2人の結婚が周知されます。
ここで、サンジがプリンと二人でいるときの顔があまりにも無意識で、あまりにも無防備の状態です。
完全に洗脳されてしまっているようにも見えますね。
カポネが「なんて演技力だ!」と驚いていますが、
サンジの実態に全く気づいていません。
サンジはこのまま本気でプリンにキスをしにいこうとします。
頭を撃ち抜かれる、ということを全く忘れてしまってます。
このままいったら、サンジのほうが死亡してしまい、
そのままヴィンスモーク家が狙い撃ちされる展開になり、
結果として全員撃ち殺されてしまいます。
ただ、サンジの状態に気づくのがジンベエかなと思われますが、
この催眠状態を説かなければ、サンジが現実世界に戻ってきません。
予想では、ナミかロビンの姿を見て、
我に返るという展開になると思います。
今後はナミとロビンがカギを握るのではないでしょうか
次号は休載!
次号のあらすじはこちら。
→862話のあらすじと考察はこちら