815話のサンジの親族ヴィンスモーク家の正体が明らかになり、ジェルマ66という戦争屋だということが分かりました。
その狙いが四皇ビッグマムとの取引であり、それにより新世界を牛耳ろうとしていました。
これからはサンジの過去についてもいよいよ明らかになっていきます。
816話「イヌvsネコ」についてあらすじネタバレを見ていきましょう。
錦えもんとカン十郎がゾウに上陸!?
815話「俺も連れて行け!!」の最後では、錦えもんとカン十郎の2人が場内に入ります。
ついに侍二人がゾウに上陸してしまいます。
慌てて、気づいた麦わらの一味のメンバー。(寝てる場合じゃないですね(笑))
もし二人がミンク族のメンバーと会ってしまったら、国を破壊された元凶である二人を生かしておくはずがありません。
国中をあげて、二人を殺そうとするかもしれませんので、心配して慌てて追いかけるロビン、ブルック、フランキーの3人。
するとそこに鐘の音が鳴り響きます。
錦えもんとカン十郎の二人と共に行動していたバリエテ(猿のミンク族)が国中に響くように、音を鳴り響かせるのでした。
(それはモコモ公国に何か危険が起きた時に鳴らすようですね。)
これにより、二人は間違いなくミンク族に会うことは避けられません。
隠れていたモモの助!
バリエテの鐘の音を聞いて、イヌアラシ男爵は目を覚まし外に出ます。
すると、そこにネコマムシの旦那も音に気付き、外に出歩きます。
やがて二人は出会ってしまう予感も・・・
そこに、モモの助が登場します!
「父上ーー!カン十郎ーー!」
モモの助はゾウに入国してからずっと寝込んでしまっていたのでした。それほど恐怖を感じる”何か”があったのでしょう。
そのため、モモの助は国の事情がまだわかっていないため、説明することができません。
イヌアラシvsネコマムシ
鐘がなったことで、二人の国王が外に出歩いていると、なんとばったり鉢合わせをしてしまいます。
これまで二人の国王は昼と夜とで生活する時間を全く別にしていたので、鉢合わせすることは一切ありませんでした。
しかし、今回の騒動でばったり会ってしまうことで、周圍の部下達も驚いています。
お互いに片腕がなかったり、片足がないことを指摘して、ジャックに拷問を受けた回想シーンを思い出します。
【回想シーン】
⇒雷ゾウの居場所を問い詰められて、イヌアラシはいないと毅然に答えて左足にナイフを突き刺されます。
同様に、ネコマムシも左腕に怪我をさせられてしまい、しかも自分で左腕を縛っていた鎖を食いちぎろうとします。
まるで毒が効いていないかのようなネコマムシに、ジャックの部下達も驚きます。
他のミンク族に手を出すのではなく、自分に槍を向けるように促すネコマムシ。
すると、その槍がネコマムシに向けられて刺されてしまいます。
ミンク族がその姿を見て絶叫してしまうのでした。
【回想シーン終わり】
二人の王が共に回想して、お互いに売り言葉に買い言葉で挑発をし始めます。
そしてついに二人の王がお互いに喧嘩を始めてしまいます!!!
ルフィがその騒ぎに気付き、「イヌとネコ!?」と発言。
そこに、二人の侍が突然姿を現します。
ついに因縁の侍とミンク族が相見えてしまうのでした。
二人の侍と二人の国王
二人の侍の姿を見て、イヌアラシとネコマムシの二人はびっくりしてしまい、喧嘩を止めます。
ウソップも驚き、誤解を解こうとするのでした。
そこに、空気を読まずに錦えもんが雷ゾウの安否を尋ねるのでした。
すると、二人の王も頭を下げて衝撃の一言も・・・
「雷ゾウ殿はご無事です・・・」
なんと、雷ゾウをかばって命がけでかばっていたのでした。
(すごい男気ですね!)
ワノ国の光月一族とミンク族ははるか昔より蜜月関係。
仲間を裏切ることは絶対にしないのでした。
例えそれによって国が滅びても・・・
ここからは815話までの予想した内容について見ていきましょう。
ミンク族が麦わらの一味に対してブチ切れる!
815話のあらすじについてはこちらでもお伝えしてきました。
せっかく、ロビン、ブルック、フランキーの三人が国内に”侍”を入れないようにしていたにも関わらず、朝方には宴の疲れもあって眠ってしまっていました。
カン十郎が作った虎三郎の煙に隠れて、3人に全く気付かずに錦えもんたちはモコモ公国に侵入してしまうのでした。
そして、2人と一緒に同行していた猿のミンク族は泣きながら侍が来たことを報告しにいくのでした。
これにより、ルフィ達と一緒に宴をしていたミンク族たちは、ワノ国の”侍”を探しに来たためにジャックによって滅ぼされた事を知り、怒りの矛先がルフィ達に向くことになります。
それまで命の恩人と感謝していた麦わらの一味も、一気に悪者になり、殺され兼ねない展開になるでしょう。
朝になり、6時を過ぎてなければ、ネコマムシの旦那はまだ辛うじて起きているはずなので、侍がルフィ達の仲間だと知った場合、一味全員がミンク族全員の手によって、命を狙われるようになるでしょう。
ビッグマムの部下ペコムズも、同じミンク族として、ルフィを狙う展開も大いに予想できます。
ただ、ミンク族たちもジャックとの戦いで疲労困憊しており、怪我を負っているので、戦おうにも力を発揮できないはず。ルフィたちの前に力尽きるものと思われます。
また、サンジを追ってルフィが国を出ようとしますが、いよいよここからジャックとの戦いが待っているのではないでしょうか。
ヴィンスモーク家「ジェルマ66」の謎が明らかに…
ここ最近では「ジェルマ66」の謎についても少しずつ明らかになってきました。
この66というのは、新約聖書やヨハネの黙示録に出てくる悪魔の数字「666」がモデルになっているとお伝えしてきました。
666という数字というのが、悪魔の数字でしたり、獣の数字と呼ばれており、不吉な数字と言われいます。
どうしてこの数字が不吉なのかというと、神に反することを意味すると言われているからなのは有名ですが、皇帝ネロと呼ばれる人間が反キリストだという説が都市伝説としても語られています。
尾田先生は歴史にもかなり精通されているはずなので、こういった背景からもジェルマ66はモデルにしているはずです。
ということは、ジェルマ66がアンチキリストであるネロを指すのだとすれば、ヴィンスモーク家に相対するであろう”キリスト”は一体誰を指しているのでしょうか。
神と言えば、ワンピースの中でも何度かワードとして出てきてますが、最も可能性として高いのが”天竜人”です。
Dの一族についても、”神の天敵”とコラソンが紹介してましたが、ここで言う神は天竜人と考えるのが自然です。
そして、この神の天敵であるDの一族と同様に、アンチ天竜人であるのがジェルマ66だとすれば、ある意味ではDの一族と同様の立場ということにもなるでしょう。
つまり、天竜人はまるで神のような振る舞いをして、全世界を統治していますが、そんな神に対しても秘密結社のように裏側から対抗しようとしているのがジェルマ66なのかもしれません。
これってつまりは革命軍にも似たような、世界の裏側の組織といえるのかもしれませんが、いずれにせよ決して表には出てこない組織だということでしょう。
ビッグマムの家系も明らかに!
そして、ビッグマムの家系についてもプリンが本当に35女であることが分かっています。
また、ビッグマムの見た目もかなりインパクトがあり、その姿や出で立ちはカイドウよりも遥かに凄みがありそうです。
ビッグマムとカイドウの2人が戦った場合、どちらが勝つのでしょうか。
何となく、カイドウは不死身であり、海軍に捕まったり過去の四皇に拷問されても生きていたことからも、カイドウの方がはるかに強そうなイメージはあります。
ただ、まだビッグマムの能力については一切不明であり、その実力はすさまじいほどの実力を我々読者に見せつけてくるはずです。
カイドウの部下のジャック登場もいよいよ間近に!
過去のサンジ編に突入する予感もしていますが、それよりも前に退治すべきはジャックです。
新世界編でパンクハザード編、ドレスローザ編、ゾウ編と続いていますがゾウに来た最大の山場はカイドウとの対決です。
このカイドウと戦わなければ、物語としても全く盛り上がることはありません。
よって、死亡したと言われているジャックも間違いなく登場して、ルフィとの一騎打ちが行われるはずです。
ゾロも814話で言っていたように、麦わらの一味が今狙われているのは四皇「カイドウ」であり、そのジャックも麦わらの一味を追ってきているものと思われます。
ドフラミンゴ奪還に失敗したジャックも、任務失敗のためカイドウに殺されてしまう可能性もあるでしょう。
そのためにも、ドフラミンゴを倒したルフィを倒して、カイドウに報告しにいくのかもしれません。
または麦わらの一味の首を渡すことで、ドフラミンゴを返すように海軍と取引をする可能性もあると考えています。
ジャックはカイドウに対して絶対忠誠を誓っているはずなので、このまま何もせずにカイドウの元に帰ることは絶対ないでしょう。
懸賞金10億のジャックですが、カイドウってどんだけ強いんだよってびっくりしてしまいますね。
もう七武海なんてだいぶ可愛く見えてくるのかなと思いますが、例の男エドワード・ウィーブルもいるのでまだまだ油断ならないですね。
まとめ!
816話ではジェルマ66の謎についても徐々に明らかになり、ジャックの再登場についても予感させる展開だとお伝えしてきました。
ここまでの展開でも、
ヴィンスモーク家、ジャック、カイドウ、ビッグマム、ウィーブル、革命軍、黒ひげ…
どれだけの強敵たちを登場させるんだと、驚いてしまうばかりですです。
これに加えて、四皇シャンクスも登場となれば、新世界の戦いはまだまだ熾烈な戦いが繰り広げられていくでしょう。
まだまだワノ国編への展開は先が長いですね。