敵勢力のボスが一コマで斬首される
黒炭オロチの存在は5年ほど前のゾウ編で、カイドウと手を組んで光月おでんを殺害した外道です。
故に錦えもん達からすれば、オロチとカイドウは討つと真っ先に名前に掲げるほどに憎んでいる男なのです。
ところが、カイドウの新鬼ヶ島計画で花の都に鬼ヶ島を移すという衝撃な話になりました。
それに驚いていたのは、オロチでそれに異を唱える間もなく、カイドウに斬首されたのです。
これには驚くしかありません。
ですが、カイドウと並ぶオロチがこんなカンタンに殺されるとは思えません。
今回はオロチ生存説を唱えます。
オロチの能力は八岐大蛇
そもそも、管理人としては、オロチが首を飛ばされたのを見て、逆に思う事がありました。
ワザワザ首を飛ばす描写をしたのは、八岐大蛇だからこそ、八頭の首があるから大丈夫という事だと思ったのです。
つまり、斬首をしても、そのまま首がまだ7本あるから大丈夫というシーンが出ると思うのです。
これが八岐大蛇ではなければ、本気でオロチは死んだと思うのですが、八岐大蛇になれるオロチなら生きている可能性が高いのです。
オロチは能力を無効化された訳ではない
そして、オロチ自身に能力を無効化するカイロウ石の錠などが取り付けられていません。
つまり能力が無効化されていないので、八岐大蛇になれる能力がある以上、首を飛ばされても大丈夫という事です。
ちなみに言うと、マルコも二年前にマリンフォード頂上戦争でオニグモにカイロウ石の手錠を嵌められて、能力が発動せず、黄猿の攻撃にダメージを受けていました。
カイドウ自身もオロチを斬首したのは、突発的な行動に過ぎない
そして、オロチを斬首したカイドウに言えますが、斬首した行動自体、かなり突発的な行動、即ちオロチを殺すのは、彼の態度次第という事です。
もし本当にオロチを殺す気なら、オロチにカイロウ石の手錠を嵌めこんでおいて後から、斬首すれば済む話。子供でも分かります。
しかし、現にオロチにカイロウ石は嵌められていません。
故にカイドウはオロチを最初から殺すつもりで動いておらず、自分に異を唱えたからそのまま斬首したに過ぎないのです。
とはいえ、これで二人の仲は決定的
オロチ生存説を管理人は唱えますが、それ以上にカイドウとオロチという約40年以上続いた奴等の仲は決定的に決裂したと言えます。
しかも、仮にオロチが生きているにせよ。
奴からすれば、絶望的な戦力差です。
オロチからすれば、カイドウは裏切った憎い男ですが、カイドウの部下達はカイドウの部下達なので、もうオロチを守る理由はどこにもありません。
そして、なによりオロチを憎む錦えもん達侍、ルフィ達、マルコ達、ミンク族達など敵ばかりです。
つまりです。
確かにカイドウの斬首で命を落とさないにしても、むしろオロチが死ぬ危険性はこれから一気に上がるのです。
管理人がオロチとすれば、最早手詰まりでしょう。
今まで味方と思っていたカイドウ軍は完全に敵対。もうそれだけでアウトなのに、自分を狙う錦えもん達もこの鬼ヶ島へ駆けつけています。
ハッキリ言って、オロチの命は詰んでいるといっても過言ではないのです。