937話ではワノ国に関してあらたな事実が発覚します。
おいはぎ僧である、牛鬼丸が登場して、
ゾロとの戦いが繰り広げられますが、
一番はなんと言ってもワノ国の真相が明らかになります。
937話では、
・”人斬り鎌ぞう”が登場、そのモデルとは一体?
・クイーン戦、キーワードは”おしるこ”の真相とは?
・ルフィが新たな覇気覚醒への予感へ…
・おいはぎ橋の牛鬼丸が登場!
・ワノ国が”黄金の国”の真相とは?
・ゾロvs鎌ぞう、決着へ!
などです。
937話「おいはぎ橋の牛鬼丸」ネタバレ考察見ていきましょう。
>>ワノ国に隠されたすべての未回収伏線と回収される可能性のある伏線を考察した記事はこちら
兎丼にてビッグマムが久々登場!
前話までのあらすじはこちら。
→ワンピース936話でクイーンの強さが明らかに…
こうしてゾロが巨大な男と相対している頃、
ビッグ・マム達は「九里」から「兎丼」に向かっており、
その道中ビッグ・マムは高笑いをしつつ、おしるこのことでお玉と歓談していた。
「そうかいお玉ちゃんもおしるこ好きかい~~~~~(ハート)」
このように言うビッグ・マムに、
お玉はお鶴にふるまわれたおしるこの味を
思い返しそのおいしさを言葉にすると、
ビッグ・マムもそれに同意し
「おもちを包み込むカエルの目玉のような光沢」と笑顔で言う。
対し、お玉がそんなビッグ・マムの言い方に
「それはちょっとコワイでやんす!」
とすると、ビッグ・マムはまた笑いこう口にした。
「そうかい?お腹空いたね~~~~」
「おしるこ楽しみだね~~~~」
一方、そんなビッグ・マムのひざ元では、
お菊がお汁粉の話題で盛り上がっている二人を見上げており、
その横ではモモの助が竹刀をふるっている。
また、その間にはチョッパーが座っており、
心内で「兎丼」のおしるこがないと分かったショックでビッグ・マムが我に帰り、
逆にルフィを危険な目に合わせてしまうことを恐れていたのであった。
こうして、ビッグ・マム達がルフィのいる「兎丼」へ向かっている頃、
その「囚人採掘場」ではルフィがクイーンの部下たちに連勝を記していた。
その強さには、「プレジャーズ」も歯が立たず全滅してしまい、
下っ端の部下たちはこれに驚いている。
さらに、ルフィの周りには気絶した「プレジャーズ」が横たわっているが、
ルフィはどこか不満げで、覇気の修業時にレーリーが
象を触れずに弾いたことを思い返しては、
レイリーの名を口にし「もっと軽~くやってた」と平手で空を斬っていた。
その横ではヒョウ五郎が、
ルフィがレイリーの名を口にしたことに驚いているが、
それをルフィは意に介さず「見えない鎧を着るイメージを持て」というレイリーの言葉を思い浮かべている。
「最初に見せて貰った“覇気”は…」
「すげェレベルのやつだったんだな アレが使えれば……!!!」
そう言っては、レイリーの強さを改めて実感するルフィ。
他方、クイーンの部下たちはこれを面白がっており、
また別な者は「おれにやらせてくれりゃ即死刑完了なのによクイーンさん」と口にする。
すると、これにクイーンは「そんなものどこでエキサイトすんだ!!!」と返しては、
「「時間」と「人数」…!!これが一番こたえるんだ戦闘は」と言い、
部下に「おかわり」を要求した。
これに別な部下が、呆れて
「……もう何杯目ですおしるこ」突っ込むと、
「バカ野郎!!おしるこはおれの酸素だ!!」と怒り、このように言葉をつづけ。
「いっぱい持ってきた!誰にもやらねェぞおれの大好物(ハート)」
このように、ルフィの処刑を差し置きお汁粉を楽しむクイーン。
「次来い!!」
ルフィにとってはインフェルノ大相撲は修業の一環でしかなく、
そう言っては次の相手を要求するルフィであった。
このように、ルフィが「プレジャーズ」を相手にインフェルノ大相撲をしていた頃、
「鈴後」のある橋の上ではゾロが巨大な男と相対していた。
その橋の名は「おいはぎ橋」で、
ゾロは互いの所持している武器をかけ刃を交えつつ言葉を交わしていた。
男の名は、おいはぎ僧兵牛鬼丸。
その中で、牛鬼丸が「何がリューマに会っただ」と口にすると、
ゾロは「魂は知った奴だったがな」と返し、
これに牛鬼丸は「くだらぬ!!」としつつ「リューマが数百年前に死んだこと」を挙げる。
すると、リューマが
「いかなる手合いも一閃の内に斬り伏せたという生涯無敗の大剣豪」と答えると、
さらに次のように言葉を続けた。
「貴様に名刀「秋水」の価値などわからぬ!!」
そう言っては、牛鬼丸が
「かつて「ワノ国」が黄金の国と世界に認識されていた頃」
と付け加えると、ゾロは驚いて見せる。
さらに牛鬼丸は、それを欲する海賊達や国を支配しようとする世界の貴族達など、
海外からの並み入る敵に歴々たる強さを見せることで、
「ワノ国に侍あり」と世界に言わしめたのがリューマであると、
リューマの功績についてゾロに語る。
また、「都の空に現れた龍をも斬り捨てた」というリューマの剣豪伝説について触れると、
リューマは死後「ワノ国」の「刀神様」として、
名刀「秋水」と共にお堂に祀られていた「国の宝」だと言葉を締めた。
しかし、ゾロはというとこうした牛鬼丸の言葉に「成程よくわかった」とするも、
「おれには関係ねェ話」と言えば、「「秋水」は返してもらう」
「三本ねェと落ち着かねェんだ」と返す。
こうした中でも、2人の攻防は続いている。
対し、牛鬼丸はというとそんなゾロに「買い被りだったか」と口にすれば、
秋水は「黒刀」でありリューマの歴戦により成った刀だと、
秋水の経緯について説明した。
また、牛鬼丸が「それを欲する程度の気概なき小僧かと問うたのだ!!!」と言うと、
ゾロはリューマの「成る」と言う言葉が気にかかったようで、
刀を構えつつ「そういや気になってた」と心内で思案する。
そこでゾロは、「黒刀」について牛鬼丸に尋ねようとした、
その時である。
突如、女性の叫び声が聞こえてきたのだ。
一方、助けを求める女の叫び声にゾロが思わず振り返る。
すると、牛鬼丸は「隙アリ―――!!!」と容赦なくゾロに向かい薙刀をついて来たのだ。
これにゾロはとっさに避け、その牛鬼丸の行為に抗議するが、
牛鬼丸は「殺し合いは隙こそ勝負!!隙の身を狙っている!!!」と開き直る。
そうした中、声の主の女性が助けを求め牛鬼丸とゾロのもとに駆け寄ってきた。
これにゾロが振り返ると、そこには子供を抱きかかえた遊女がおり、
子供は笑いながら遊女は必死な様子で助けを求めてきている。
そう、彼女らは「オロチ城」から逃れてきた遊女とおトコで、
ゾロは一瞬驚き笑い続ける子供と必死そうな遊女の差に戸惑うが、
遊女の腕のけがを見て冗談ではないと察するのであった。
するとそこへ、今度は大鎌を手にした男がどこからか男たちめがけ飛んでくる。
これに遊女はハッとし見上げると、
男と遊女の間にゾロが入り男の鎌を刀で受け男を止めた。
それにより、男がハッとした様子を見せる。
男の鎌の切っ先は、遊女の顔寸前に差し迫っており、
遊女は息を切らせていた。
「隙アリ――――!!!」
その時である。
遊女を庇ったゾロに向け、
牛鬼丸が攻撃を仕掛けてきた。
これにゾロは、
「オイ!!!空気読め!!てめェ!!!」
とついに怒りを爆発させる。
対し、牛鬼丸がそんなゾロに
「キサマそれがしとの決闘は・・・」
と訴えかけると、
ゾロは「やるよちょっと待て!!」と返すのであった。
こうして、次々と人が寄ってくる事態に、
ゾロが男と距離を取り「また妙なのでたな…」と口にすると、
男は不敵に笑いゾロが下手人だと指摘しては、
「なぜその女達を助ける!?」とゾロに尋ねる。
その男は花の都のお尋ね者、人斬り鎌ぞうで
「おれの狙いはその“笑い袋”のようなガキの命だけだ」
と言う。
これにおトコも、
鎌ぞうの「笑い袋」と言う言葉を疑問に思いつつ、
笑っていた。
だが、遊女は鎌ぞうの正体に察しがついているようで、
鎌ぞうが都で無差別に辻斬りをしている一方で、その正体が下手人を装うオロチの刺客であると指摘する。
また、その理由として「おトコを殺したい人間なんて他にいる筈がない」と挙げた。
片や、鎌ぞうは遊女がオロチを呼び捨てにしたことから、遊女の正体を尋ねる。
そこで、遊女は再度ゾロに向かい助けを求め、
「お礼ならいかようにも!!」と付け加えると、
これにゾロは「目の前でガキと女が殺されるのを見過ごす気もねェが」と戸惑いつつも、
「酒とメシで手を打とう」と言う。
次いで、遊女が「ぜひ」と返すと、
ゾロはそれを引き受けるのであった。
こうして、遊女とゾロの取引が成立した傍ら、
鎌ぞうはというとそれを「構わない」としては「邪魔するものは何人でも殺せと言われてる」と口にする。
対し、ゾロも「上司のいる奴を斬ると…後々面倒だが…」と零した。
直後、鎌ぞうは体をひねらせゾロに斬りかかってくる。
「心配無用!!!」
「死ぬのはお前だ!!!」
そう言っては、
次々と斬りかかってくる鎌ぞうにゾロは右・下と避けて行くが、
相手の力量を察し一旦距離をとる。
これに鎌ぞうは「やっと本気で来るか」と楽しげで、
ゾロも上着を脱ぎ捨ててはにやりと笑い、再度斬り合い始めた。
そんな2人を、遊女とオトコは心配そうに見つめ、
その斬撃の威力は周囲の松の木の雪を落としている。
しかし、刀をぶつけ合う二人の少し離れたところでは、
牛鬼丸が薙刀を構えそれを見つめており、歯を食いしばると一閃、
鎌ぞうと斬り合うゾロに向かって斬りかかってきた。
これに遊女が驚いた瞬間、とっさのことに攻撃を受け切れなくなったゾロは
右肩に鎌ぞうの鎌を受けてしまう。
痛みにより、苦悶の表情を浮かべるゾロ。
血は滴り、遊女は驚いた表情を浮かべる。
こうした中、鎌ぞうは笑みを浮かべ、
ゾロへとどめを刺すべくゾロの方から刀を抜こうと力を込めた。
だが、どういうわけか刀を抜こうといくら力を込めても
抜ける気配なくびくともしない。
さらに、ゾロは不敵な笑みを浮かべており、
刀を振るっては鎌ぞうを自身から遠ざけた。
「コレで…間に合わせよう」
そう言っては、自身の肩に刺さった刀を抜いては口にくわえるゾロ。
「“三刀流”…」
遊女が、刀を三本加えるゾロの姿に驚く。
「“煉”“獄”」
「“鬼斬り”!!!!」
ゾロの十八番の技は、
確かに鎌ぞうを捕らえるのであった。
937話に続く…
ネタバレ考察その1:九里→兎丼にてビッグマムが記憶喪失でも甘い物好きであることが確定!
九里→兎丼に向かう途中にて、
ビッグマムが記憶喪失になっていながらも、
甘い食べ物である「おしるこ」を欲しています。
ビッグマム
「マーママママ!おたまちゃんもおしるこが好きかい?」
「おもちを包み込む、カエルの目玉のような光沢!」
という表現をしていますが、
これってかなりグロい言葉と同時に、チョッパーは身の危険を感じます。
なぜなら、この状態でビッグマムが記憶を取り戻し、
元の姿に戻ったのなら、ルフィに対しての怒りが戻り、
かつ空腹に対しての怒りがそのままぶつけてくるからです。
兎丼に戻ってしまったら、ルフィ達に対して怒り狂って暴れる可能性があります。
そして、兎丼ではおしるこをバクバク食べているある人物がいます…
それはなんと…「クイーン」なのです。
兎丼内部で、ルフィが覇気に目覚めていく!?
カイドウの部下達
「また負けたー!プレジャーズも全滅か!」
という声が響きわたります。
ルフィが覇気のみを駆使して、
敵達を倒していってるのです。
ルフィの背後には気絶したプレジャーズの姿が…
ルフィ
「うーん、違う。もっとレイリーはあの象に手を触れずに倒したな…」
と言っています。
覇気の使い方が見えていないのです。
レイリーの言葉に驚く、ヒョウ五郎。
おそらく、20年前にロジャー達がワノ国に上陸した時から、
ヒョウ五郎はロジャー、レイリーを知っていたのだと思われます。
もちろん、おでんがロジャーの船の一員だったことも、
無関係ではないのです。
ルフィ
「最初に見せてもらった覇気は…
とんでもないレベルの覇気だったんだな…」
と改めてルフィが修行する直前に、
レイリーから見せえもらった覇気のことを思い出したのでした。
このとき、ルフィがレイリーの覇気の強さを思い返していることが、
今回のワノ国編のポイントになりそうです。
カイドウに勝てるか否か、
覇気の強さにかかっているものと思われます。
ルフィがカイドウに倒された時というのは、
完全に力負けしていたからです。
一方で、ルフィのことを警戒しながらも、
まだまだ余裕をかましているクイーンが描かれていました。
すると、この時、部下の一人がルフィとの戦いを熱望しています。
謎の男
「おれがいけば速攻で任務が完了するのによ…」
この男は一体だれなのか、
この後、ルフィやヒョウ五郎達とどのような戦いを繰り広げてくるのか、
注目になってきます。
ただ、クイーンはすぐには、それはさせません。
クイーン
「そんなのどこでエキサイトするんだよ!
時間と人数、これが一番相手にとってダメージが来る」
と大好きなおしるこを食べながら語っているのです。
そして、左腕には百獣海賊団のマークが付いています。
クイーンはおしるこを何杯も食べながら続けています。
今回、このおしるこが鍵をにぎると思われます。
…とうのも、ビッグマムがおしるこを食べたがっているからです。
もし、ビッグマムがおしるこを食べることを邪魔しようものなら、
たとえその相手がキングであろうとも、
記憶喪失でもビッグマムが容赦なく襲いかかるはずです。
つまり、ビッグ・マムvsクイーンの戦いが行われる可能性があるということです。
今後のワノ国編を担う重要な戦いになるのは間違いありません。
>>ワノ国に隠されたすべての未回収伏線と回収される可能性のある伏線を考察した記事はこちら
→最新938話でモモの助の妹日和が登場し怒涛の展開へ…
ビッグマム海賊団の全メンバー一覧はこちら。
⇛ビッグマムのメンバー一覧まとめ!
黒ひげが22億ベリーになった真相とその実力について!
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