ワンピース狂死郎と丑三つ小僧の関係

ワノ国編の中で、未だに謎に包まれているのが、

狂死郎と、丑三小僧この2人の正体です。

未だに、狂死郎の正体は赤鞘侍の傳ジローではないか、

という説が言われていますが、

果たして真相のところは一体どうなっているのでしょうか?

狂死郎も小紫を殺害したのもフェイクではないか?

と言われていますが、

狂死郎の真の狙いとは一体何なのか?

ということについて検証していきます。

狂死郎と丑三つ小僧の関係
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管理人は傳ジロー=丑三つ小僧ではないかと考えている。

更にそれを踏まえた上で、傳ジローは丑三つ小僧として貧乏長屋に金をばらまいていた。

その目的は今日までオロチの真の悪行を知る者たちを生かす為だと管理人は考え付いた。

その考えに行き着いた時、

管理人は一つの疑問が浮かんだ。

傳ジローは果たして“全て一人だけで、盗みを続けていたのだろうか”と事である。

金持ちの家から金目の物を盗むだけでも相当難しいだけの筈なのに、

そんな事を長い間正体を判明されず、続けられるというのだろうか?

盗む場所を調べるだけでも、中々大変な事である。

傳ジローは捕まるどころか、

正体を掴ませる事なく、今日まで盗みを続けている。

そこで私の考えとしては、

傳ジローの盗みを手助けしている人間がいる。

その人物こそが、“狂四郎”ではないかと考えている。

その根拠を示す前に、都でいい思いをしていた悪党三人組“ブン業・凡ゴウ・びん豪”のグル行動を読んで頂きたい。

ブン業:“下っ端”で、家に火事を起こすが、びん豪等から金を貰い役人を買収するので捕まらない。

凡ゴウ:“材木屋”。焼けた家の立て直しに使う材木を売る。つまり、火事が起これば起こる程材木の需要が上がるので儲かる。

びん豪;“僧侶兼桶屋”。火事で死んだ遺族の悲しみにつけこみ、高値で桶などを売り込む。

此処では、このサイクルを“火事サイクル”と名付けよう。

要するにこの三人は役人を買収する事で、人々から大金を奪う悪党共である事だ。

だが、この大金は元々は火事で家を失った人たちのお金なのだ

腹が立つが、役人を買収している以上、この悪党どもから金を取り戻すのは難しい。

ならば、大金を使わせるサイクルを作ればいい。

それがこれだ。

日和:花の都一の美貌と芸事を駆使し、びん豪等を何度も通わせる。ちなみに貢がせたその金は傳ジローに渡して、貧乏長屋に渡す。

狂四郎:びん豪等は家族や蔵などを売り、金に換える。それを両替屋として金に変え渡す。
売られた家族は事情を知る日和らに支援されている。

傳ジロー:狂四郎から悪い金持ちから小判に変えたという情報を確認し、丑三つ時にその悪い金持ちから小判を盗み、貧乏長屋に小判を渡す。金持ちは金が無くなるが、小紫太夫をすごく気に入ってしまい、どんどん貢ぐ。
↑に戻る。

そう、小紫太夫が男共に貢がせ、男共は金が無くなって、蔵や家族を売り狂四郎から小判に変えて貰うが、その小判を今度は傳ジローに奪われ、それを貧乏長屋や火事で家を失った人達に返しているのではないだろうか。

金を奪うサイクルが“火事サイクル”とすれば、その奪われた金を取り返してあげるのが、

“小紫サイクル”なのだ。

これは正にびん豪達悪党に大金を使わせたくなる“小紫太夫”がいるから成せるサイクルであり、

更には小判に換えられる狂四郎とその小判を盗む傳ジローで悪党どもは貢がせる金以上に金を取り返させられるわけである。

つまり、傳ジローは金を盗むべき悪人共の情報を小紫らから仕入れる事で盗みをスムーズにし、

その金を貧乏な人たちへ金を渡しているのである。

と、此処で考察を終えると、傳ジローと狂四郎と日和は悪人が奪い取った金を貧乏な人たちや被害を受けた人達に返す人知れず“善行”していたで、話が終わる。

だが、そもそもである。日和や傳ジローは貧乏な人達から金を分け与えるという目的で動いている訳ではない。

もっと大きな目的で動いており、“小紫サイクル”はその大目的を遂げる為の“小目的”でしかないと管理人は考える。

その“大目的”とはつまり「カイドウやオロチを討ち、光月家の再興。そして、和の国を開国せよ。」である。

日和や傳ジローはこの大目的の為に20年間人知れず頑張っているのだ。

もしである。仮に丑三つ小僧としてではなく、傳ジローとして名前を明かして金を配ったとしてもだ。

20年後の和の国は、オロチの計略によって光月家は「海外に和の国を開国しようとした悪党共」と嘘の悪名を広めさせられた。

傳ジローという名では周りの民衆からは“悪党”として名を広まっているので、たとえ“善行”と積んでも、意味はない。

「国を陥れた悪党が何をしても、意味がないからだ。」

だからこそ、悪名が広がってしまった“傳ジロー”としてではなく、丑三つ時に姿を現し、

民衆に金をばら撒く“悪の名が広まっていないヒーローの実績”が必要だったのだ。

そう、二十年前に滅んだ筈光月家、その生き残りがいるとずっと考え続け、

遂に反逆者を自慢の権力を駆使し、反乱の芽を事前に摘ませた。

そして、完全に“二十年越しの反逆“が終わったと考え、

酒を飲み意気揚々と鬼ヶ島の火祭りに参加するオロチ。

自身が居ない花の都を”居眠り狂四郎“に任せて…。

だが、自身が居ない“花の都”でこれまで自分が隠してきた

“真っ赤な嘘”がある“盗人”によって明かされるのだ。“傳ジローとその仲間たち”によって。

この続きを“オロチを陥れる策略家”として

書きたいと思いつつ、筆を次に進める。

964話では、トキの正体が明らかに…
⇛おでんの妻との出会いとトキの本名が天月トキと明らかに!

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