おでんの最期の言葉、ワノ国を開国せよ!!という言葉は赤鞘九人男全員の願いといってもいいでしょう。
それはまさに閉じられた国であるワノ国を外海へ向けての開放にあります。
それこそ、おでんが夢見たワノ国の姿なのですが、現実世界において世界基軸通貨はドルなのだが、各国にも独自の通貨が流通しています。
つまり、ワノ国を開国すれば、当然海外の物がワノ国へ流通する様になります。
ワインやピザ、ドレス、王冠、トーンディスク、電伝虫や子電伝虫、ダーツ、ボードゲーム、ワポメタル式超合金ロボ、海の戦士ソラグッズ、ドスこいパンダブランド、クリミナルブランド、王族御用達ファッション雑誌やブラザーアフロ等々…ワノ国では絶対に生まれないであろう文化の数々が新たな開拓地“ワノ国”を求めて、展開されるのが管理人として考えられます。
もし、管理人が商人でワノ国が開国されるなら、新たな開拓地として真っ先に参戦していきます。
しかし、なればこそベリーはどのようにかかわってくるのでしょうか?
今回はそんなことを考えていきます。
ワノ国の住人は海外への興味は強い?
まず、最初に抑えていくことですが、ワノ国が開国して海外の物が店頭に並べば、ワノ国の住人はどういう興味を抱くという事です。
それもそうでしょう。それまで、おにぎりしかない店にドーナツやクロワッサンやあげぱん食パンカレーパンが並べばカルチャーショックを起こすでしょう。
まさか、海外ではこんなに沢山の食べ物があったということとワノ国の天下分け目の大合戦後はそもそも食糧不足でまともな食べ物がなかったですから。
つまり、異なる文化に目で見て、鼻で嗅いでみた時に彼等の反応が全くの未知ということなのです。
しかし、これに関して言えば、問題ないかと思います。
何故なら、ワノ国の住人は異文化に対して誰しも興味を抱いているというのが潜在的に高いという事なのです。
特にワノ国編で出てきたキャラの中で海外へ強い興味を抱いているのが、お玉です。
彼女はエースに出会って以来から、海に出たいと強く願っています。元々の興味があったかどうか分かりませんが、鎖国している国である以上、猶更他の国との繋がりを求めてしまうものではないでしょうか?
それにカイドウは瓦版にルフィこと海外の海賊だと書くなと部下へ命令していました。
これは鎖国しているという国である以上、未知の文化に触れたら多くのワノ国住人が外へ行きたいと思い始めてのことではないでしょうか?
相場の違いはどうするのか?
確かに海外の国由来の商品が立ち並ぶのはいいのですが、問題は海外の商品を運んでいるのは、海外の人間で彼らが使うのはベリーという事です。
つまり、ワノ国でいう両や銀や金や白金を手に入れたとしても、ベリーでなければマリージョアやドレスローザなどの国々で買い物ができないという事です。
ワノ国住人にもしかり、彼等は両を扱っていますから、ベリーは持っていませんし、というよりもワノ国の様な険しい場所に商品を運ぶという事はかなり大変ではないでしょうか?
もし、ドスコイパンダTシャツを持ってきたとしても、行くだけで大変ですし、そうなれば高い値段でなければ苦労してここまで来た意味がないとなります。
ですが、Tシャツ1枚になかなか高い買い物は出来ないでしょう。
そう、ベリーと両と通貨の違いとワノ国という険しすぎる国と条件から、ワノ国が開国したとしても、双方の相場が高すぎるということでしょう。
天下分け目の大合戦後、狂死郎こと傳ジローの次の仕事は、適正な相場を設ける両替屋?
管理人としては、ワノ国相場問題を金勘定が得意な傳ジローが合戦後頑張ってくれると考えています。
彼は小さい頃から金勘定が得意で、今は両替屋を営んでいます。
なれば、傳ジローはカイドウとの戦いの後の仕事は、ワノ国に適正な価格を保ちつつ、海外の商人の顔を立てるバランス役が彼の次の仕事ではないでしょうか?
ワノ国に高い金を払わせない様に海外の商人をしつけしつつ、逆にワノ国の人間にも同様にすることで海外との交流を円滑にする仕事が彼の出番となるでしょう。