一網打尽にしたい海軍
ワノ国編が終わるというのは、事実上カイドウとビックマムがルフィ達に敗北したという事です。
最早、ルフィは海軍から言わせれば、世界最強の海賊ロックスの再来といってもいいでしょう。
なにせ、四皇を同時に討ったとなると、もう怖すぎておっかないでしょう。
もし、自分が海兵であれば、麦わらの一味を捕まえるというのは、死亡マッシグラといっても過言ではないでしょう。
実際に海軍は、騒動終結後に麦わらの一味を捕縛しようと試みており、海軍最悪の外道ネズミの手柄占め、アラバスタ動乱事件で傷付いた麦わらの一味を捕縛しようと試み、ウォーターセブンでも、ガープ直々に捕まえに来ました。
この様に、ルフィは島を経るごとに危険度が増大し、ワノ国編終了時点で世界最強の少年といっても過言ではないでしょう。
つまり、事実上、海軍はワノ国で消耗していることを見越して、捕縛にかかるでしょう。
黒ひげと鉢合わせて、大混乱になりうる
海軍だけではありません、黒ひげにとっても、四皇戦で消耗している麦わらの一味を壊滅させたいと考えている筈です。
となると、四皇黒ひげと海軍がワノ国へ襲来し、とんでもない展開になりそうなのは間違いないでしょう。
どちらも戦うことになるかは分かりませんが、もしかすると、黒ひげと海軍が麦わらの一味を捕まえる為に一時共闘もありうるかもしれません。
という風に、ワノ国終了後は最終盤に於ける動乱が始まるといえます。
海軍大将藤虎、緑牛、黄猿と多数の海軍中将、科学特殊部隊投入
麦わらの一味を捕まえることは海軍の意志というよりも、世界政府の意志が強いでしょう。
世界政府は麦わらの一味を特別危険視しているのは、あのニコロビンの存在が一つだと伺えます。
それもその筈、事実上オハラの最後の生き残りであり、ロードポーネグリフを解読出来る世界で最も生命が危ぶまられる女性です。
世界政府はワノ国でカイドウとビックマムを倒したというのは、ラフテルへ確実に到達する前に排除しようとする筈です。
故に最強の戦力である大将、多数の中将、科学特殊部隊を投入するでしょう。
ルフィが最強にして最高峰の存在になった証明
ルフィは名が上がるにつれて、東一番の悪、王下七武海を倒した男、エニエスロビーを脱出した男、マリンフォード頂上戦争で怒涛の活躍を見せたこと、年月を重ねるごとに、異常な強さと数多くの仲間を友達とし、最早伝説の生きる海賊といっても過言ではない存在に昇華しました。
海軍としても、いやこの場合は世界政府にとっても、この世で最も消さないといけない男という認識ではないでしょうか?
それ程に、ルフィはロジャーと同様に世界のあらゆる大騒動の中心人物であり、このまま行かせておけば、世界の真実を知ってしまう海賊になりうるのです。
だからこそ、世界政府としては、海軍に王下七武海以上の戦力を出すといえるでしょう。
恐らく、ワノ国が終わるということは、終わりの始まりといえるでしょう。