3週連続となる今週号のワンピース。
アニワンの方でもついにヤマトが登場し、ますますアツい展開となっているワノ国編ですが、ジャンプの方はそろそろクライマックスを迎えそう。
今週はどちらかというと伏線回収回ですので、ようやく見られたあんなシーンもあるかも…?
ぜひお楽しみに!
前回のあらすじ
1024話では、しのぶの能力によって大人になったモモの助の姿が描かれました。(龍の姿ですが)
どうやらルフィはモモの助に乗って鬼ヶ島に戻る計画の様です。
一体無事に戻ることはできるのか、またモモの助の姿を見た他のキャラクターはどんな反応を見せるのか?
このあたりも予想しながら見てみてくださいね!
ワンピースネタバレ1025話「双龍図」あらすじ
中身は成長していないモモの助
前回の最後にルフィと共に鬼ヶ島を戻ろうとするモモの助の姿は非常に勇ましい印象でしたが、今回はやはり中身は元の8歳から変わっていないことを印象付けられました。
おい!!!
何やってんだモモ!!
飛べよ!!!
いや…わ!!
わかっておる!!
し…しかし体が動かぬのだ!!
首をもたげただけで…
何メートルの高さだと思う!?
ルフィ&モモの助
せっかく大人の龍になれたのですが、自らの巨大さゆえに高所恐怖症が発症して恐怖を感じてしまっている様です。
鬼ヶ島へ戻ってカイドウを討ちたいという気持ちは紛れもないものですが、これではまだ時間がかかってしまいそう・・・な予感です。
激化する屋上での親子ゲンカ
場面変わって屋上でのカイドウvsヤマトの親子ゲンカ。
ヤマトの技が連発されており、戦況は激しくなっている様です。
カイドウと雷鳴八卦で激突した際の攻撃を”鏡山”で守ったり、続いてカイドウに向かって”氷諸斬り”を仕掛けたりと、ヤマトの新技が後をたちません。
しかしカイドウには対してダメージは入っておらず、すぐさまヤマトへ反撃に出つつ、言葉でもヤマトを責め立てます。
てめェすっかり…
「ワノ国」の一員みてェな顔して挑んで来やがって…
お前はカイドウの息子って血筋からは
逃げられねェんだぜ!?
お前が勝手に何を背負おうとも
ここに来た侍達の誰がお前を同志だと思ってる!!?
黙れ!!!
関係ない話だ!!!
お前はこの島でずっとずっと一人で生きてきた
島中を逃げ回り屋根裏を這い回り
ずっと一人でな!!
…友達くらいいる!!!
いや…いたよ……!!
そうだなあの時の侍達も然り…!!
お前にお前に良くした奴らはみんな死んだ!!
ヤマトvsカイドウ
そういうとヤマトは過去、自分に食事を与えてくれていたことがバレた者が直後に処刑されていたのを思い出しています。
それに気を取られたヤマトはカイドウの攻撃を食らってしまい、カイドウの更なる追撃を受けます。
友情は上っ面!!
みんながお前を恐れる!!!
人は力で支配しろ!!
お前は鬼の子だ!!!
人間と仲良くはなれねェ!!!
それがお前の運命だヤマト!!!
カイドウ
我が子に金棒で殴りかかるカイドウの様子は、鬼そのものです。
モモの助を見たそれぞれの反応
場面は再びルフィ、モモの助サイド。
能力をうまく制御できないながらも飛行を始めたモモの助ですが、高さのあまり目を開けられないようで、せっかくお人が島上空まで飛んだのに屋上ではなく城内に突っ込んでしまいます。
現在ほぼ全ての戦力が集結しているライブフロアに思いっきり突っ込んでしまい、それぞれが突然の巨大な龍の登場に驚いています。
えーー!?カイドウさん!!?
は!?別の龍〜〜!!?
龍〜〜〜!!?
なんだありゃ!!
…………!?
ギフターズ&クイーン&ヒョウ五郎&河松&イゾウ&キング
カイドウと龍を見慣れている者はカイドウではないことはわかる様ですが、それがまさかモモの助だとは気づいていない様子です。
そしてそのままモモの助は暴走をし、2階、3階へと登って行きます。
2階でビッグ・マムと交戦中のキッド、ローももちろんこれを目撃していました。
カイドウ!!?
何なんだ!!?
麦わら屋!?
どうなってんだい!?
キッド&ロー&ビッグ・マム
さらに暴走して結局は屋上の上空まで飛ぶことができましたが、突然の巨大龍の登場に鬼ヶ島中がパニックです。
こちら城内3階!!
今カイドウ様が荒ぶっておられ…!!
違う!!
カイドウ様じゃない!!
え……龍が2匹もいるはずが…
色が違う何者か確認しろ!!
カイドウの部下
ルフィが屋上の戦いに合流!
暴れに暴れたモモの助ですが、なんだかんだで屋上の上空へと辿り着きました。
足場のない上空であることに強い恐怖を抱いていましたが、カイドウの姿を確認するとキリッとした目つきになり屋上へと突っ込みます。
そんなモモの助の上でルフィは早くも戦闘準備を整え、ギア4”スネークマン”になっています。
ヤマトが技を繰り出すのに併せ、ルフィも攻撃を仕掛けます。
”神速”
”ギア4”スネイクマン!!
ゴムゴムの…!!
”白蛇駆”!!!
”JET大蛇砲”!!!
ヤマト&ルフィ
二人の攻撃はどちらも覇王色を纏っており、またルフィの攻撃が奇襲だったこともあって、カイドウに思いっきり入りました。
ヤマトはルフィの存在に気がつくと、すぐにその下の龍の存在にも気がつきます。
桃色の龍…!!!
あれ…?
まさか……!!
ヤマト
ヤマトとルフィの攻撃によってぶっ飛ばされたカイドウですが流石のタフさを見せ、すぐさま龍の姿になっています。
どうやって助かった!?
麦わらァ!!
その龍は何者だ!!?
名乗れ!!
カイドウ
龍になったカイドウとモモの助が睨み合う構図が完成し、タイトル通り”双龍図”が完成しました。
せ
拙者…!!
拙者の名は…!!
光月モモの助!!!
「ワノ国」の将軍になる男でござる!!!
ウォロロ驚いたあのガキか!!
この世に龍は二匹要らねェんだよ!!!
モモの助vsカイドウ
これまで名を聞かれた時よりも堂々と答えることが出来たモモの助。
ここからの戦いがワノ国編のクライマックスになるのか!?
次号休載です!!!
ワンピース1025話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- ヤマトの能力はやはり氷属性か?
- 「人間と仲良くはなれねェ」とは?
- ギア4の技に覇王色を纏わせるのは既にできていた
- 建仁寺の双龍図そのもの
今回はちょっと少なめです、それでは見ていきましょう!
ヤマトの能力はやはり氷属性か?
ヤマトの能力”大口真神”は詳細がほぼ不明ですが、カイドウの龍が”炎属性”っぽいのに対して、「”氷属性”なのでは?」ということが実しやかに囁かれていました。
今回、ヤマトの能力を使っていると思われる技がいくつか公開され、それがほぼ確定的になったので改めて考察してみようと思います。
①鏡山
カイドウと雷鳴八卦で激突した際、カイドウは額から血を流していましたが、ヤマトはこの”鏡山”という技を使ってノーダメージで乗り切っています。
何やら氷のようなものを一枚まとってダメージを回避しているように見え、カイドウからも「守ったか…」と言われていることから、恐らく防御系の技なのかと思います。
割れる時の「パリィン」という音も特徴的ですね。
技名の「鏡山」について調べてみましたが、これと言って由来になっていそうなものは見つかりませんでした。
一応、「鏡山」とは佐賀県にある山で伝説が残っているらしいですが、それが今回の技とどうつながってくるのかまでは解読できず…
どなたか解明できた方、ぜひ教えて下さい!
鏡山という名前の由来…神功皇后(じんぐうこうごう)が、山頂に鏡を祀ったことに由来する
鏡山にまつわる伝説(松浦佐用姫伝説(まつらさよひめでんせつ))…佐用姫が、朝鮮半島へ船出する大伴狭手彦(おおとものさでひこ)をいとおしみ、鏡山の頂上から領布を振り名残りを惜しんだことから、鏡山は別名「領巾振山」(ひれふりやま)とも呼ばれるようになりました。佐用姫が船を追って鏡山を駆け下りた場所が唐津市の和多田(わただ)。ここにはその時の足跡が残る佐用姫岩があります。
引用:https://www.welcomekyushu.jp/event/?mode=detail&id=9999900043113
②氷諸斬り
”鏡山”からの連続攻撃としてカイドウに繰り出していました。
自身が回転しながら、その勢いを利用して渾身の力で金棒を叩き込んでいるようです。
”斬り”と言っていますが武器は金棒ですので、実際には打撃技のようですね。
また先程の”鏡山”のように氷属性と思われるような効果音等もなく、コレに関しては詳細ほぼ不明です。
ただ名前に”氷”とついていますので、なんとなく氷属性なのかなと思っています。
ちなみに「氷諸」も調べてみましたが、全くなにもわかりませんでした。
わかる方、ぜひ教えて下さいませ!
③白蛇駆
この前の”神速”との連携技なのか不明ですが、ルフィの”JET大蛇砲”と合わせ技になりました。
覇王色をまとって金棒で殴っているだけに見えるので、雷鳴八卦との違いなどは正直不明です。
技を繰り出す前、助走をつけているときに「キュイン」と音が鳴っていますので、もしかすると神速との合せ技で”神速白蛇駆”という技名なのかもしれません。
ちなみにこの「白蛇」についても調べてみましたが、どうやら中国に伝わる民話のようです。
ただこの技についても名前から直接の由来を解読することができず、ヤマトの技は全体的になかなか複雑なネーミング担っている予感です。
「人間と仲良くはなれねェ」とは?
前回辺りからカイドウとヤマトの直接の会話、及びそれに伴うヤマトのちょっとした過去回想が出てきてヒントを与えてくれています。
その中で今回出てきたカイドウのこの発言に注目したいと思います。
お前は鬼の子だ!!!
人間と仲良くはなれねェ!!!
カイドウ
①「鬼の子」とは
カイドウと言えば頭に生えた大きな日本の角が特徴的ですし、体も巨大なのでまあ正直”普通の人間”だとは思っていませんでした。
その大きな角はヤマトにも引き継がれているため、カイドウの能力ではなく恐らくルーツの方に関係があり、個人的には「古代巨人族の血を引いてるんじゃないの?」と思っています。
そして今回カイドウ自身の口から「鬼の子」という表現が出たことにより、いよいよカイドウ=鬼である可能性が高くなったと思います。
「鬼」と言ってもいわゆる鬼ではなく、ナンバーズ達の名前に「鬼」がついていたように、古代巨人族のことを「鬼」と言っているんだと考えられます。
カイドウは古代巨人属の血を引いている、古代巨人族の失敗作であるナンバーズはカイドウが買い取っている、ナンバーズ達の名前には「鬼」がついている、カイドウは自分の子供に対して「鬼の子」と言っている…
このあたりがつながってくれば、謎に包まれていたカイドウのルーツがいよいよ明かされそうな予感です!
②人間とは仲良くなれない=人間じゃないの?
上記に加えて、この発言も決定的なものであると思います。
「人間とは仲良くなれねェ」とわざわざ言うということは、カイドウ自身人間ではない→古代巨人族では?と繋げられそうです!
結構固い説になってきたので、次かその次あたりの話でカイドウのルーツが明かされてもおかしくないですね!
ギア4の技に覇王色を纏わせるのは既にできていた
せっかく覇王色を纏えるようになったのにカイドウに敗れてしまったルフィ。
それが今回モモの助に乗って鬼ヶ島に戻ってきたのも激アツでしたが、挨拶代わりに一発かました「JET大蛇砲」。
バリバリと覇王色をまとっているのを確認できましたでしょうか?
つまり、前に覇王色を初めてまとったときには、これまでのギアと組み合わせての攻撃の描写はありませんでしたが、普通にギア4と覇王色を組み合わせた攻撃ができていることになります。
これっていつできるようになったんでしょうね…?
個人的には、このギアと覇王色を組み合わせて戦えるようになるのが次のステージかと思っていましたので、もし前に破れたときにもコレができていたのだとしたら、いよいよカイドウに”一対一”で勝つのは不可能に感じます。
今ちょうど、モモの助(桃太郎)、ルフィ(猿)、ヤマト(犬)の3人で共闘しそうな流れになっていますので、ここにもう一人”雉”が来れば、桃太郎の鬼退治の構図が成立します。
この様な4対1でようやくカイドウを倒すのではないでしょうか。
建仁寺の双龍図そのもの
最後は今回のタイトルにもなっている”双龍図”についてです。
最後のページでカイドウとモモの助がりゅうの姿になって対峙している様子を指しているものと思われますが、これが京都の建仁寺の天井画である「双龍図」とほぼ全く同じ構造となっています。
もしまだ見ていない人は調べればすぐに見られますので、ぜひ調べてみてくださいね!
違いとしては、一方の龍にルフィが乗っていることくらいでしょうか。
龍同士での戦いもめちゃくちゃかっこいいですが、さすがにモモの助がカイドウに勝てるはずはないので、ルフィやヤマトを乗せて戦うことになるのだと思います。
それにしても、モモの助に堂々と乗るルフィ、めちゃくちゃかっこいいですね!
いかがでしたでしょうか。
今回はどちらかというと伏線回収多めな会で、龍になったモモの助が早速カイドウと出会ったり、ヤマトの技が公開され始めたりしました。
今回が回収多めだったことを踏まえると次回は伏線を張る回になる傾向があるので、もしかしたら次のお話はまた情報てんこ盛りになるかも知れません。
また次週は休載です。
また2週間後にお会いしましょう!