皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年は曜日の関係で年末年始の休みが最短で、明日からお仕事が憂鬱な方も多いのではないでしょうか。
そんな憂鬱な気分を一気に吹き飛ばしてくれるほど、今週のワンピースはアツい回でしたね!
早速みていきましょう!
前回のあらすじ
1035話では、ゾロvsキングの様子が描かれ、わずかながらキングの過去、そしてカイドウとの出会いなどが描かれました。
情報としては少なかったですが、これまで謎に包まれていた部分であっただけに読者からしたら興奮ものの回でしたね。
今回はその続きから、ゾロがキングに大技「一百三情飛竜侍極」を食らわせたシーンからとなります。
ワンピースネタバレ1036話「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」あらすじ
ゾロの勝利で決着
ゾロの大技によって翼ごと斬られたキングは気を失いながら、カイドウとの過去を思い出していました。
ーまだそう思ってんのか?
キング……!!
おれが”ジョイボーイ”だと!!
おれの作ろうとする世界は
お前の願う世界か!?
ウォロロロ
ー伝説は伝説だ…
今更何も求めてない…
おれの命はあんたに貰ったもんだ
あんたは「最強」でいろ…!!
おれも敗けねェ
あんたを「海賊王」にする!!
カイドウ&キング
その様子を見ながら、ゾロも自分がルフィとした約束を思い出していました。
あいつに勝って大剣豪になる日まで
絶対にもうおれは敗けねェ!!!!
文句あるか
海賊王!!
しししし!!
ない!!!
ゾロ&ルフィ
それぞれの海賊団のNo.2が船長とした約束を果たそうとし、その思いがぶつかった戦いでした。
キングはそのまま落ちていき、勝者はゾロとなりました。
またその様子をハーピー型のメアリーズが見ており、情報は即座にバオファン、そしてCP0へと伝わりました。
……
今キングが
敗北を……!!
ホントか…!!?
「大看板」も「飛び六胞」も全滅か
これは洒落にもならんな
無論まだ…
この善戦を全て無意味にする程の
怪物が2匹残っているが…!!
バオファン&CP0
そう言うと、ビッグ・マムの様子が描かれました。
地下へと向かうヤマト
大看板との戦いが一段落したところで、改めて鬼ヶ島を取り巻く状況が整理されました。
鬼ヶ島でのキャラ同士の戦いの他に、鬼ヶ島そのものと戦っているモモの助とヤマト。
特にヤマトは地下の武器庫に向かっていますが、武器庫への扉の前には最後のナンバーズ「六鬼」がいて扉を塞いでいます。
やっぱりいた!!
六鬼が
地下への扉を塞いでる!!
あいつを倒して鍵を奪って
扉の開閉レバーを操作する時間なんてないんだ!!
頼むフーガ!!
ヤマト
ヤマトはここに六鬼がいることを見越していたらしく、その対策としてフーガを連れてきたようです。
するとフーガは眠っている六鬼に対し全力の頭突きを決め、扉ごと六鬼をふっとばしました。
その隙きにヤマトは地下への扉を通過、更に地下へと向かいます。
命の大切さを問うウソップ
場面変わって城内天井裏、錦えもんと菊を助けに来たウソップ。
助けに来たはいいものの周りを敵に囲まれてしまい、自分達を置いて逃げるよう伝える錦えもん、菊。
侍らしく命の覚悟を持った発言でしたが、それとはある意味正反対にいるウソップが錦えもん達に問いかけます。
何が潔しだ!!
何が責任取ってハラキリだ
お前らの文化おれは好きじゃねェな!!
おれは鼻水たらしても”生”にしがみつく!!!
見苦しくても!!
生きて!!
生きて!!
生き延びてきたから今生きてんだ!!!
討ち入って満足してんじゃねェバカ共!!
ウソップ
かっこよく決めたものの逃げ出そうとしたウソップですが、そんなウソップを助けにある人物が飛び込んできます。
イゾウです。
その通りだ!!!
伏せろ!!
イゾウ
満身創痍の錦えもん達と比べて比較的動ける様子のイゾウは、錦えもん、菊に対して生き延びるように伝えます。
生きろ!!
お前達が本当に
”麦わらのルフィ”を信じてるなら!!
頼んだ”ゴッド・ウソップ”!!
イゾウ
錦えもんと菊を連れ、ウソップは戦場を離れます。
お互い金縛り状態の雷ゾウと福ロクジュ
場面は変わり、久々に描かれた雷蔵vs福ロクジュの忍者対決。
どうやら二人ともお互いに金縛りの術を掛け合っているためどちらも動けないようですが、城内を埋め尽くす炎が先に雷ゾウにに引火している様子。
術を解くように言う福ロクジュですが当然雷ゾウは応じず、このまま持久戦になりそうな予感です。
オロチに近づく小紫
宝物殿の二階では、オロチが突然現れた小紫に疑いを持ちながらも、至福のひとときを過ごしています。
そうじゃ小紫!
あの曲を弾いてくれ!!
わしの好きなあの曲
はい勿論
オロチ&小紫
”あの曲”とはおそらくあの曲のことでしょう…!
CP0に敗れるドレーク
またまた舞台変わって城内地下二階。
一時的に手を組んでCP0に応戦していたドレーク、アプーですが、アプーが一美を連れて逃げ出し、ドレークと三鬼はCP0にやられてしまっています。
とはいってもCP0の方もしっかりとダメージは受けているようで、ドレークのことを認めている様子ではありました。
そんなCP0の元に通信が入ります。
ニコ・ロビンは捕らえたか……?
まだだ邪魔が入って
急げ
この城は脱出すべきだ
”大看板”も全滅した!!
まさか…
万が一…
「新世代」が勝利するような事があれば
一大ニュースだ
それは今世界中で起きてる事件に
追い風を与える事になるだろう
ここからの数分の出来事は
時代を分けるぞ………!!
……確かにそうだが
ここが……
人類の限界じゃねェか……?
CP0同士の会話
笑うルフィとカイドウ
最後に場面は屋上へと移ります。
覇王色全開でぶつかるルフィvsカイドウ。
ルフィの新技「ゴムゴムの怪鳥銃(ロックガン)」も飛び出し、ルフィもカイドウもなんだか楽しそうにしています。
はははははは……!!
ハァ…
ハァ………!!
ハァ…ハァ…
楽しくなってきた!!
おれもだ!!!
ルフィvsカイドウ
セリフだけだとどちらがルフィでどちらがカイドウか一見わからなくなりそうなこのシーン。
「楽しくなってきた」と言ったルフィに対し、カイドウが便乗しています。
1036話の内容はここまで!
ワンピース1036話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- ジョイボーイはキングの願う世界をつくる?
- キングの願う世界とは?
- ゾロは副作用により地獄の王になる?
- 赤鞘は全員生き残るか?
- 雷ゾウvs福ロクジュ、相打ちになるか?
- ”月姫”を演奏すると何が起こる?
- ”人類の限界”とはどういうこと?
- 前にルフィがカイドウに仕掛けようとした技は「怪鳥銃」?
年始一発目ということもあり情報満載な回でしたね!
それでは見ていきましょう!
ジョイボーイはキングの願う世界をつくる?
新年一発目の今週号、いきなり重要そうな会話のやり取りがなされていましたね。
キングはカイドウのことをジョイボーイだと思っていて、ジョイボーイはキングの願う世界を作ってくれる という伝説がある…?
キングの願う世界がどんな世界なのかは次の項で考えるとして、ジョイボーイについてわかっていることを改めてまとめてみましょう。
空白の100年に存在した地上の人物
まずはジョイボーイとは、空白の100年に実在した地上の人物だということがネプチューンの口から明かされています。
「空白の100年」「実在した」「地上の人物」という部分がポイントになりますね。
「地上の人物」というのはリュウグウ王国の王であるネプチューンが言っているので意味がありますが、要するに普通の人間だということを意味しています。
人魚姫と約束をし、果たせなかった
そしてかつてのジョイボーイは人魚姫と何らの約束をし、それを果たせなかったために謝罪文を「歴史の本文」にて残しています。
このことから考えるとジョイボーイのした約束とは、魚人族を地上に連れて行くことを人魚姫と約束した という風に考えるのが最も自然かなと思っていました。
キングの願い世界を作ってくれる
しかし今回、新たな情報としてジョイボーイがキングの願う世界を作ろうとしていた可能性があることがわかってきました。
このことから考えると、ジョイボーイは特定の種族とのみ約束をしたわけではなく、恵まれていない全ての種族、人種に対して世界を良い方向に変えるように約束をしたのかも知れません。
そうだとすると、ジョイボーイと太陽の神「ニカ」の役割は似ているものである気がしてきましたね…!
キングの願う世界とは?
さあそれではキングの願う世界とはどんなものなのか、完全に予想となりますが考えてみましょう。
キングが世界を変えたいと言っていたのは、キングが政府に捕まって人体実験をされ、カイドウと出会ったタイミングでしたね。
お前は世界を変えられるか?
キング
このことから考えると、キングは現在の政府、世界を恨んでいる可能性が高いと思いますので、キングの願いというのは過激な言い方をすると「世界の破壊」なのではないでしょうか?
そしてカイドウも世界を壊す程の大きな戦いを望んでいますから、その点でキングはカイドウに惚れ込んだのではないでしょうか。
そう考えると、一般的にジョイボーイと言われる存在はカイドウではないのかも知れませんが、キングにとってのジョイボーイは紛れもなくカイドウだったのかも知れませんね。
ゾロは副作用により地獄の王になる?
今回、ゾロがついにキングに勝利することができました。
最終的には覇王色バチバチでキングを斬った姿が印象的でした!
勝利した後もしっかりと意識を保ちながら海に落ちないようにしていましたので無事に見えましたが、ゾロが現在ゾウの秘薬の効果のおかげで無事に動けているだけで、この後副作用が待っていることを忘れてはいけません。
サンジとの約束や、戦いが始まる前のゾロの言葉から、この後ゾロとサンジに何かしらの試練がやってくるであろうことはほぼ間違いないでしょう。
そして今回、ゾロの口から新たにこんな言葉が出ました。
なってやろうじゃねェか
地獄の王に!!!
ゾロ
「地獄の王」というのはものの例えだと思いますが、もしかしたらこの後ゾロが理性を失った獣のようになってしまうような展開となった場合、まるで”地獄の生物”のようになってしまうのかも知れません。
それをサンジが止める展開になるのかも知れませんね。
赤鞘は全員生き残るか?
これまで、この戦いを通じて赤鞘は全員亡くなってしまうのではないかと考えていました。
しかし今回の展開、ウソップとイゾウからの発言を受け、少なくとも錦えもんは生き延びることがほぼ確実になったと思っております。
菊についてもおそらく生き延びることになるとは思いますが、まずはリーダー格としての錦えもんの生存の可能性の方が高いでしょう。
他にも赤鞘達は基本的に全員満身創痍ですが、おそらくはほぼ全員が生き残り、ワノ国の復興に向けてモモの助を支える展開になるのではないでしょうか?
アシュラ童子だけが明らかに重傷そうで心配ですが、それ以外は意外と生き延びることができそうですよね。
傅ジローだけが相変わらず描かれていないので気になりますが、おそらくはあそこに登場するのではないでしょうか…!?
雷ゾウvs福ロクジュ、相打ちになるか?
ようやく途中経過が描かれた忍者の戦い。
バチバチの忍術合戦になっているかと思いきや、お互い金縛りを掛けて動けない状態という思っていたよりも地味な展開でしたね。
しかも燃え盛る城の中での戦いなので、暑さとの戦いのような形。
既に雷ゾウには引火しているようでこのままだと先に雷ゾウが敗けてしまいそうですが、そこは一時間の釜茹でに耐えたおでんの家臣、表情一つ変えていませんでした。
さて、この戦いは一体どちらが勝利するのでしょうか?
展開としてはもちろん、雷ゾウの勝利になるかとは思いますが、既に引火してしまっている以上、雷ゾウも無事では済まないと思います。
となると、福ロクジュが倒れた後に雷ゾウも倒れてしまい、そこを傅ジローもしくは麦わらの一味の誰かが助けに来るような展開が最も自然ではないでしょうか。
結果忍者の戦いとしては相打ちという形になるのではないかな?と思います。
”月姫”を演奏すると何が起こる?
久々にですが、小紫とオロチの姿が描かれましたね。
この小紫が本物かどうかは置いておいて(個人的には本物だと思っています)、オロチのリクエストで演奏するのはやはり月姫でしょう。
次に宝物殿が描かれるときには月姫が演奏されている、あるいは前回のゾロが外からその音色を聞いたように、月姫の演奏が始まったら誰かがその音色を聞きつけることになるのかも知れません。
一体なにが一体何が起こるのか というところで考えると正直全くわからないのですが、個人的にはやはりここに駆けつけるのは傅ジローなのではないかと思っております。
したがって、月姫の演奏が始まったのをきっかけに傅ジローが駆けつけ、オロチの最後のクビを斬るような展開になるのではないか、というのが私の予想です。
”人類の限界”とはどういうこと?
CP0同士の会話がなされ、現在の鬼ヶ島を取り巻いている状況が詳しく解説されました。
これはありがたいですね。笑
そしてその最後の言葉として、少し気になる表現がありました。
ここが………
人類の限界じゃねェか……?
CP0
単純に考えれば、四皇の内2人がいる人類最強の戦いがここで行われている、というふうにとらえることができそうです。
しかし、その前の会話とあまり噛み合っていないように思うのです。
万が一…
「新世代」が勝利するような事があれば
一大ニュースだ
それは今世界中で起きてる事件に
追い風を与える事になるだろう
ここからの数分の出来事は
時代を分けるぞ………!!
………
確かにそうだが
ここが………
人類の限界じゃねェか……?
この会話の流れから察するに、ルフィ達が勝利しようものならば”世界中で起きてる事件”に追い風を与えることになりますが、
そもそも今の鬼ヶ島が人類の限界なので、これ以上のことにはならないのではないか? という意味のやり取りなのではないでしょうか。
”世界中で起きてる事件”が何を指すのかははっきりとはわかっていませんが、恐らくは革命軍絡みのことで、サボやコブラ王の話が絡んでくるのもこの部分でしょう。
だとすると、既にルフィ達新世代は世界で最も大きな戦いを引き起こしてしまっている、といっても過言では無いのかも知れません。
前にルフィがカイドウに仕掛けようとした技は「怪鳥銃」?
今回、ついにルフィの新技「ゴムゴムの怪鳥銃(ロックガン)」が出ましたね!
以前に見せた「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)」の強化版のようなものだと勝手に思っておりますが、業火拳銃では武装色をまとっていたのに対し、怪鳥銃では覇王色をまとっているのだと思います。
そしてその技を繰り出す前、「ゴムゴムの」まで言ったところで二回ほど、カイドウの攻撃を食らってしまっていました。
これはもしかすると、カイドウは以前にこんなことを言っていましたから、ルフィがカイドウに敗北した際に繰り出そうとしていた技なのかもしれませんね!
ゴムゴムの…なんだって?
カイドウ
だとすると逆に言うと、以前にカイドウに敗北したときからルフィの技は進化していないことになりますが、その辺りはどうなんでしょうか…?
恐らくこれ以外にも新技は出てくるかとは思いますが、ドフラミンゴ戦で言う猿王銃(キングコングガン)のような一撃必殺の技が出てくるのかどうかがこの戦いの見どころかなと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は年明け一発目の話ということもあり情報が満載すぎましたが、大看板との戦いが全て終了し、ワノ国編もいよいよクライマックスに入ってきていることを肌で感じています。
ここからキーになってくるのはやはりルフィ、モモの助、ヤマトを始めとする新勢力かと思います。
クライマックスとはいえまだまだ回収されていない伏線、広げられるべき情報が満載ですので、今年も毎週月曜日を楽しみいに過ごしていきましょう!!