皆様こんにちは!
新年が明けて2話目となる今週号のワンピース。
早くも年始ムードはなくなって日常の忙しさを取り戻して来た頃の憂鬱な月曜日に、特大のプレゼントをくれたのはやはりワンピース。
出だしから気になる言葉がもりだくさんで始まり、最後にはとんでも情報が投下されました…。
とにかくヤバすぎます、早速見ていきましょう!
前回のおさらい
まずは前回のおさらいからです。
前回はまず、カマバッカ王国を出発したくまが赤い土の大陸に突撃して”赤い港”に墜落したことが描かれました。
くまは言葉を発していませんのでくま自身の考えは不明のままですが、壁の上を目指していくような仕草が見られました。
続いてはエッグヘッド島内のシーン。
何者かの操作によりフロンティアドームが一瞬解除されてしまったすきに、CP0の侵入を許したベガパンク達。
焦る彼らのやり取りの中で、島内にもう一人、味方となる何者かがいることが明らかになりましたね。
この人物の正体は明かされていませんので要注目です。
そして場面は代わり、キッド海賊団がエルバフと見られる島に到着した様子が描かれました。
恐らくこのまま上陸することになるかと思いますが、今後の展開が気になるのは間違いありません。
そして最後のシーンでが、ガープがコビーを救うためにハチノスへ向かおうとする姿が描かれましたね。
このシーンは何か、感動しながらもガープの心配をする声が多かったように感じます、私もその1人です。
そして今週は、またエッグヘッド島内を中心に物語が進みます、早速見ていきましょう!
ワンピースネタバレ1072話「記憶の重さ」あらすじ
若返るベガパンク
場面としてはエッグヘッド島内、ベガパンクを追っていたボニーが怪我をした(フリ)ようでベガパンクが心配そうにしていますが、そのシーンにナレーションが入っています。
例え世界が認めなくとも
彼女はこの世に生を受けた
紛れもない「人間」である!!
成功したのだ
私は確信している
これは世界にとって
平和への大きな一歩である!!
「平和研究所MADS」
所長Dr.ベガパンク
ナレーション
当のベガパンクはと言うと、大泣きして倒れているボニーを心配そうに見つめていますが、そんなボニーの目は悪そうに輝いています。
ボ…ボニー!!
大変じゃ 大丈夫か!!
医療班すぐに!!
ボニーがケガを~~~~!!!
”歪んだ(ディストーション)”
”未来(フューチャー)”!!!
ベガパンク&ボニー
ボニーの体は筋肉質にモコモコと大きくなり、また完全に油断していたベガパンクはそんなボニーの攻撃を避けるので精一杯です。
よせボニー!!
私を殺しても
”蹴死(トシ)”
”突き”ィーーー!!!
ベガパンク&ボニー
そしてボニーの技「蹴死突き」を背中に食らったベガパンクのお腹からは星が押し出されて、同時にベガパンクの容姿が一気に幼い子供のようになってしまいました。
くまの真意
幼い子供にはされてしまいましたが、中身は変わっておりませんのでベガパンクは冷静です。
しかし対するボニーも、先程まで子供になって泣いたフリをしていたとは思えないほど恐ろしい形相でベガパンクへと詰め寄ります。
くそ…!!
この光る物体が私の年齢じゃな!?
非力な子供にしおって!!
返せ私の輝ける年月っ!!
安心しろ
あたしの能力は生物に対して永遠の効力はない…!!
理由があるって?じゃあ話せ
父をなぜ殺した!!!
ベガパンク&ボニー
その迫力にか、冷静だったベガパンクも少したじろいでいますが、それでもすぐに殺されたり戦いになったりはせず、会話は続いています。
…しかし……
その理由を話せばボニー…
お前を…
ベガパンク
場面は一瞬、赤い港のくまサイド。
前回の話の後、なにやら上を目指している様子だったくまは赤い土の大陸を素手で登り始めたようです。
ー理由を話せばボニー……!!
お前を傷つける結果になる
……あァ!?
じゃから……!!
約束したんじゃくまと!!
お前にはその理由を決して話さないと……!!!
父を殺す理由があったのに
話せない!!?
バカにしてんのかフザけんな!!
バカになどしておらん!!!
勘弁してくれ!!
自我を失うという決断は他でもない
くま自身が決めたことじゃ!!!
ウソつけ!!
父があたしを置いて死のうとする筈がねェ!!
お前が殺したんだ!!!
私だって辛かった!!!
思い出したくもないくらいにな!!!
ベガパンク&ボニー
くまの残したもの
赤い港では壁を登っていたくまが狙われて攻撃されています。
そんな中、2人の会話は進んでヒートアップしていきます。
くまは立派な男じゃ!!!
友人として誇らしい!!!
私はあいつが大好きじゃから!!
何も言えん!!!
わかってくれボニー!!
言えよ!!!
そんな勝手な話で納得できるかよ!!!
ベガパンク&ボニー
どちらも譲れない信念があり白熱していると、ふとボニーの背後にあるケージの方から音がしました。
見るとその扉には、くまの肉球と同じものと思われるマークが付いています。
何かを感じ取ったのか、吸い込まれるようにボニーはそちらに向かいます。
待てボニー!!
それはその………!!
何でもないんじゃ
全くくまとは関係ない!!!
なくはねェだろ!!
ベガパンク&ボニー
ベガパンクの言葉を無視してケージを開くと、そこには巨大な肉球型の何かがありました。
その様子を見ながら、ベガパンクはくまとのやり取りを思い出しています。
”想い”?
そうじゃ
”西の海”のある学者がこう言った
人は死後21gの質量を失うと…!!
つまりそれが人の”魂の重さ”じゃと
実に面白い!!
”魂”は存在している
それだけは確かじゃ!!
お前の能力は見える筈のない”痛み”を存在させ
他人にそれを押しつける!!
末梢神経の信号を無線で譲渡しているのだ!!
ならば”心象”はどうだ
「イメージ」や「思い出」、p
神経細胞から出る信号である!!
重さは?
大きさは!?
ー「記憶」を出して見せろというのか?
おれに恥をさらせと?
頼む!!
科学は更に進歩できる!!
私しか見ない絶対に!!
断る
そこを何とか~~~
くま&ベガパンク
そして場面は再び現在。
目の前に浮かぶ肉球型の物体を前に、ボニーはなにかを感じ取っています。
ーいいか触るなよボニー!!
それは…”痛み”じゃ!!
知っておろうくまの能力!!
それは死ぬ程の”痛み”なんじゃ!!
違う
父の能力なら…
よく知ってる………!!
ーこれは父の記憶だろ…?
ベガパンク&ボニー
ステューシーの正体
そんな2人のやり取りとは裏腹に、研究層の外ではCP0との激しい戦いが繰り広げられています。
なんとそこには命令をしていないセラフィムまで登ってきており、数的にはゾロ達の圧倒的不利な状況となっていました。
ーいや
「CP0」の判断なら連れてこない筈だ
セラフィムは戦況に応じて
わずかに自己判断できる「人格」が備わっている
バリア解除のリミットを察したのか
ーこれはCP0も誤算だろう……!!
威権順位が上の我々がいるこの層では
セラフィムは我々の力となる!!
正
なんだか状況が安定しないこちらサイド。
セラフィムがどうなるかはわかりませんが、とりあえず今ピンチだということには代わりはなさそうです。
セラフィムに命令を出そうと、「想」「悪」の2ベガパンクがすかさず外へと向かいます。
さらに数的不利を打開するため、サンジとフランキーも外へと向かいました。
”おれフィム”はナミさんの命令に絶対服従♡
ーだがアイツを助けんのか!?
悩むなぐるフィム
結構なピンチだ
サンジ&フランキー
その頃外ではゾロとブルックが応戦していますが、どうやらカクのキリン能力も覚醒しているようです。
えー!!
何ですかあの姿!!
キリンの筈だが
前と少し違うな…
まァ斬っちまえば同じ屍!!
斬れたらのう
ロロノア!!
船を頼むブルック!!
了解
ブルック&ゾロvsカク
カクの首が明らかに前よりも長くなっており、覇気も纏っているようです。
ゾロは余裕で応戦しているように見えますが、そのすきにルッチがセラフィムを使って研究所を破壊しようとしています。
ベガパンクが出てくる前に
”研究所”を破壊しろ!!!
セラフィム!!
ルッチ
一斉攻撃によって一気に存続が怪しくなってしまった研究所。
とその時、カクの首にステューシーが噛みつくと、カクはたちまち意識を失ってしまいました。
何してる…!!?
ステューシー!!
何って?
眠らせただけよ
お願いルッチ…
あなたもそうして
ルッチ&ステューシー
そこには黒い翼の生えたステューシーの姿と、衝撃の事実が記されていました。
ロックス海賊団
ミス・バッキンガム・ステューシーの
”複製人間(クローン)”
MADS
クローン実験
成功体第1号
「ステューシー」
1072話の内容はここまで!
ワンピース1072話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- ステューシーの正体
- ボニーとベガパンク、くまの関係
- ボニーの能力
- くまと200年前のロボットとの対比
- くまの過去に何がある?
- カクの覚醒
- ロックス海賊団に「元」がつかないのはなぜ??
それでは見ていきましょう!
ステューシーの正体
今回の話はなんといってもこれでしょう。
冒頭のナレーションの内容から「誰か女性のクローンをベガパンクたちが作成した」っぽいということがわかり、そのシグ直後のコマでボニーが描かれていたためその人物はボニーではないか?と普通に読んでいれば推測します。
そして話の最後、その人物がまさかのステューシーで、しかも彼女が「ミス・バッキン」のクローンだったことが明かされたわけです。
一話のうちに回収されましたのでそこまで大きな波紋は呼びませんでしたが、しかしこの「ミス・バッキン」というところがまた絶妙に新たな謎を呼んできてしまいそうな予感がプンプンしますよね…。
それは多くの読者も気にしているかと思いますが、「ウィーブル関連」です。
ミス・バッキンの若かりし頃が今のステューシーなわけですから、そもそも白ひげが惚れたという説も全然アリかと思います。
一方で、ミス・バッキンのクローンを作ってしまった以上、そこにプラスで白ひげの血統因子情報さえあれば2人の子供をクローンとして作り出すこともできそうです。
どちらの展開もありえるのが面白いところですが、ここはやはり後者の可能性が高いんじゃないかなと思っています。
そしてウィーブルの容姿を見るに、恐らくクローン作成の過程のどこかで失敗してしまったんでしょう。
というか、ミス・バッキン自身がMADSに所属していたならば、ウィーブルを作り出したのはミス・バッキン本人なのかもしれません。
近々、ミス・バッキンとウィーブル親子が登場する展開はやってくるのでしょうか…!
あともう一つ、彼女の背中に生えた2枚の黒い翼もかなり気になります。
これは彼女の能力なのか、カクに噛みついた描写から察するに恐らく能力なんだとは思いますが、一体何の能力なのか日気になるところですね。
ボニーとベガパンク、くまの関係
ステューシーの話の裏側で繰り広げられた今回のテーマとしては、やはりボニーとくま、およびベガパンクの3人を巡る話ですよね。
特に今回、くまの人格をなくすことを希望したのはくま自身だということがベガパンクの口から明かされたわけで、さらにその理由を知ってしまったらボニーが傷ついてしまうため、口が裂けてもボニーには伝えることができない と話していました。
これがやっぱり気になりますよね。
そこにはボニーの過去に関する重要な情報が関係していると思っており、なんとなくシチュエーションとしてはシャンクスがロジャーに流した涙と近いものがあるのかなと感じています。
ボニーの出生に関することなのか、あるいはくまの種族関連のことなのか、はたまた全然別ベクトルのことなのか…
これは近い内に明かされそうですね!
ボニーの能力
ボニーの能力が惜しげもなく使われていますね。
能力名こそ明かされていませんが、年齢を操る能力であることが確定し、さらに生物と無機物の両方に使用できることも明らかになりました。
しのぶの能力とやはりかなり似ていますよね。
そして個人的に気になったのが「あたしの能力は生物に対して永遠の効力はない…!! 」というセリフです。
これまでボニーが世界政府に追われていたのって、五老星の年齢を若返らせる為とかそっち系の予想を多く聞いていましたし私自身もそんな感じかな?と思っていましたが、この設定によって上記の説がほぼなくなったと言ってよいのではないでしょうか?
効力が永遠でないのなら、わざわざ捕まえて若返らせてもらっても意味ないですからね(ずっと手中に置いておいて、定期的に若返らせるのが目的 みたいなことであれば話は別ですが)
なのでこの設定は、ボニーが政府から追われている理由を改めて白紙に戻させる効力も持っていたのかなと思いました!
くまと200年前のロボットとの対比
くまと200年前の巨大ロボとの対比が、いよいよ本格的になってきました。
前回、赤い港に突如現れた所でなんとなくそうなんじゃないか と言われていましたが、今回赤い土の大陸を素手で登り始めた所でいよいよそのオマージュがほぼ確定したんじゃないかなと思っています。
くまは巨人ではないですし、そもそも元はロボットではなく人間(のハズ)なわけですからなぜそんなオマージュをするのかは正直今のところ全くわかりません。
ただもしかしたら、今後のくまの動き次第では、200年前のロボットが何をしたかったのかがわかるのではないかな…?と思っております。
くまはくまでかなり攻撃されていますし、そもそも満身創痍な状態ではありましたから彼の無事を祈るのが第一であることは間違いありませんが、できれば200年前のロボの謎を明かしてほしいな…と思っております。
くまの過去に何がある?
そしてもう一つ、くまが人格を失う前のベガパンクとのやり取りが描かれましたね。
これを見る限り、我々が知っているくまはそもそも人格を失い始めてからのくまでしたので、元々のくまの人格というものを知らないんですよね。
かなり初期からでているキャラなのに、なんだか不思議な感覚です。
そして今回のコマを見ると、クール目な印象は変わりませんが無口というわけではなく本当に「クール」という印象に近いですね。
そんなクールなくまの記憶が物質として登場してきたわけですが、記憶を抽出する際に彼は「おれに恥をさらせと?」とベガパンクに言っており、記憶を抽出するのをかなり拒んでいる様子です。
これはつまり、くまの過去が知られるとそれはくまにとってかなり”恥”になることが明らかになってしまう ということでしょう。
これって一体何のことだと思いますか??
まあそりゃあ誰だって、人に知られたくない記憶の1つや2つ(いやどう考えてももっとある…笑)あるものでしょうから、普通に考えれば全く不思議なことではないのですが、やっぱりくまとなると気になりますよね。
それこそくまの種族にかかわる話なのか、それともボニー関連なのか、それともかつて国王だったときの記憶なのか……。
いずれにしてもこれまでに明かされていないくまの過去が、近いうちに明かされることは間違いないでしょう!
カクの覚醒
続いてはカクの覚醒です。
詳細には書かれませんでしたが、ルッチに続いてカクも能力を覚醒させていると見てまず間違いないでしょう。
「前とは少し違うな」というゾロの発言や、ちらっと見えたキリンの背びれ(?)のウネウネ具合がルッチの覚醒フォルムに似ていた点から、恐らく間違いないんだとは思います。
まあその上でゾロは割りと余裕で応戦していますから、ゾロの方が実力的に上であることに変わりはないかと思います。
そこの勝敗はあまり気になっておらず、どちらかというとやはり動物系の覚醒の共通点みたいなのが見えてきたほうが気になりますよね。
もし来週あたり、カクの覚醒フォルムについて詳細が描かれましたら改めて考えてみようかと思います!
ロックス海賊団に「元」がつかないのはなぜ??
これはちょっとしたところなのですが、個人的にちょっと気になった部分です。
一番最後のコマ、ステューシーの紹介がされる際に「ロックス海賊団 ミス・バッキンガム・ステューシー の複製人間」と記載がされていました。
ここ、”元”ロックス海賊団 のように”元”がつかなかった理由ってなんなんでしょう?
ちょっと思ったのは、今のステューシーの姿はロックス海賊団の現役メンバーだった際のミス・バッキンそのものなので、あえて”元”という表記はなかったのかな…?と思いました。
というかおもったんですが、ステューシーってクローンってことは普通に年はとると思うんですよね??
それなのにずっと若いときのままっていうのはどういうことなんでしょう、もしかしたらこの頃のクローンは、まだ年齢が上がっていくような設定にはなっていなかったということでしょうか…?
謎が謎すぎて謎のままです…。
今回の内容は以上となります!
ほぼ場面が変わらずに展開されたのであまり考察ポイントが多くありませんでしたが、ステューシー関連で次回あたりの情報量はえげつないことになりそうです。
また並行してくま関連の話もアツいのと、忘れちゃいけないガープ、黒ひげ、ロー、キッドの話もあります。
どこの話が進行してもアツいのは間違いありませんが、やっぱり個人的に今動かしてほしいのはステューシー関連の話ですかね。
ステューシー関連が動くことによって、ウィーブルの話が出てきたり、あるいは白ひげ関連の話が出てきたり、もっと頑張ってロックス関連の話が出てきたり…
この話が動くことにより、連動してくるゲキヤバ情報がかなりありそうなので、個人的にはここを応援しています!
それではまた来週、お会いしましょう!