エネルにルフィをぶつけ、ビックマムにブルックをぶつける
弱点特攻というのは、文字通り、弱点へ特に効く攻撃といえます。
管理人が特にあげるのが上記の二人です。
二年前、まだ武装色の覇気が会得していないルフィがエネルにダメージを与えられたのは、ゴムという性質を持っていたからです。
ゴムは電気を通しにくい性質を持っており、ワンピースの世界のゴムゴムの実は現実以上に絶縁体だと考えられます。
故にエルトール、6000万Vジャムブゥル、一億Vヴァーリーを立て続けに喰らっても、一切のダメージが入らず、逆にエネルに攻撃を与えました。
なにより、エネルのダメージ描写を見る限り、エネル自身はダメージを受けることがほとんどないようで、ルッチよりも被弾が少ない状態で撃破されていました。
これは、悪魔の実には限定的ですが、特定の悪魔の実が対峙する場合、明確な弱点が出ると考えられます。
それがブルック対ビックマムに妙実に出ています。
ブルックとビックマムには、大きな実力の差がありますが、一度死んで蘇った事により、元々実体を持ち合わせていないソウルへの攻撃が非常に通る事実が明らかになりました。
ソウルにも明確な上下関係があり、数多のホーミーズよりもキングバームの方が実力がありましたが、ビックマムのソウルであるプロメテウス、ゼウス、ナポレオンが最上位の存在のようでした。
しかし、そんな最上位のソウルにすらダメージが非常に通りやすいブルックはいわば対ビックマムへの切り札といってもいいでしょう。
ブルック自身が、ビックマムに対して切り札だと自覚している。
麦わらの一味最年長であるブルックは、元々は王国の遊撃部隊隊長でした。
その時点で、中々の剣技を持っており、その後ルンバー海賊団から二年後の修行を経て、ブルックは新魚人海賊団の幹部であるゼオを掠り唄吹雪斬りで圧倒します。
そこから、ビックマムとの初戦で自分の攻撃がビックマムのホーミーズに通用すると考え、ホールケーキアイランド脱出時には、帯電状態のゼウスを一撃で仕留める程です。
直近の話でも、ゼウスへの攻撃をかましており、ブルック自身は既にビックマムの戦いを臆せず、戦っています。
このことから、ブルックがビックマムとの戦いを放棄しないと断言出来ます。
しかも、今回は味方が大勢いる
更に今回、ホールケーキアイランド編と違うのは、タイマンだったり、大急ぎで逃げなければいけない少人数ではないという事です。
麦わらの一味は勿論の事、侍、ミンク、ヤマト、キッド、ハートの海賊団など、ホールケーキアイランド編とは比べ物にならない程に戦力が充実しています。
これは完全にビックマムとの戦いが避けられないにしても、全くの苦戦は考えられません。
此処からは予測になりますが、ビックマムへのトドメか最高のアシストはブルック以上に最適がいないといえるのです。
おもえば、ブルックは二年前にスリラーバーグ編で初登場してから、戦闘面でいえば、主人公ルフィや二番手であるゾロよりも少なかったです。
しかし、上記の様にブルックが対ビックマムでの切り札と考えると、オダッチがブルックを輝かせそうとしているのは間違いないと考えられます。