これまで見下していた一般市民が全て牙をむく状況
ワンピースの世界に行けるとなった場合、管理人が真っ先に思うのがありとあらゆる世界政府加盟国国民になった場合、天上金所謂天竜人に捧げる貢金は何ベリー掛かるのかが気になります。
天上金とはまさに献上金の事で、ワンピースの世界は恐らく、その国に収める税金の中に天上金も当然含まれていると思います。
汗水働いたあらゆる職種の人々、決して裕福せず帰路に着いている生活をしても尚、高い天上金のせいで、生活水準が上がらずに貧しい生活に陥る一般市民も決して少なくない筈です。
そして、天竜人にとって世界政府加盟国というのは、「常に天上金を絶やすことなく供給している国。」となります。
つまり、逆に言えば「財政状況が芳しくなく、天上金を絶やした国」は天竜人から見たら、世界政府加盟国ではないのです。
実際に世界最強の男と呼ばれるようになった怪物白ひげが誕生した原因は、白ひげの故郷スフィンクスが天上金を払えず、加盟国から外され、海兵がいなくなったからです。
それがそれこそが無ければ、白ひげはまだ子供の時、海に出る事は無かったのです。
恐らく、海賊の中には白ひげの様に自ら望んだ事無く、海賊になった者もいるのではないでしょうか?
屑が支配するから、屑が生まれるというキッドの考え
二年前、ユースタスキャプテンキッドもヒューマンショップで、屑が支配するから屑が生まれるという考えを言っていました。
つまり、支配する屑とは正に天竜人であり、高い天上金を得て、何世代も豪勢、贅沢、芳醇な暮らしを送り、何の罰も下されずこの世を去っている。
この800年間で、誰にも復讐されることなく、平穏にこの世を去った天竜人が何人いるのでしょうか?考えただけで、腹が立ちます。
そんな高い天上金によって、日々汗水垂らしても暮らしが良くならず、いつの日か子供は成長し、海賊行為に手を染めていく。正に奪う側の屑としてそあるの身を堕としていく。
なんともいえない考えです。キッドは自分達は悪げがある分、自分達の方が可愛げがあるとぬかしていましたが、兎も角、今のワンピースの世界は政府加盟国国民は誰もが天上金を払わないといけない生活を800年以上続けているといえます。
故にイム様の存在がバレてしまうと大変なことになる
管理人としては、天竜人の総元締め、つまり天上金をそのものを提案したのは恐らくイム様に置いて他ならないのと思います。
恐らく、イム様は800年以上生き続けるそれこそ天竜人の総歴史そのもの、権力の権化、世界最凶の元凶といってもいいでしょう。
故に、イム様の正体が知れ、もし天上金をつくったのが、イム様とすれば、世界中の世界政府加盟国国民はどういう行動に出るでしょうか?
あの天竜人の家族、ホーミング聖への拷問の様な壮絶なことになるのは間違いないでしょう。
それこそ、800年以上も支配されてきた国民の怨嗟の声は想像を絶する程の怒りです。
つまり、世界政府とそれに反抗する国との戦いは免れないのです。