何故、悪魔の実は能力者本人が死ぬと、世界の何処かに移動するのか?

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何故、悪魔の実の能力者が死ぬと、世界の何処かに実が実るのか?

未だに多くの謎を持つ悪魔の実関係、その謎は多くの読者に考察を深めていきます。

今回は、悪魔の実の能力者が何故死んだ際に、世界の何処かに悪魔の実が現れるのかを考察していきます。

エースのメラメラの実で考える

二年前、赤犬の一撃でこの世を去ったエース。

彼が死んだという事は、メラメラの実がその身から無くなる事を意味しました。

それで、エースのメラメラの実ですが、エースが死んだあとマリンフォード頂上決戦にメラメラの実は現れていませんでした。

つまり、エースが死んだ瞬間、メラメラの実はマリンフォードに無かったという事です。

実際にエースが死んだ事に対して、世間はクローズアップしていましたが、メラメラの実がどうなったのかという事はあまり本編中で言及されていませんでした。

この時点で、メラメラの実はエースが死んだと同時に本編からフェードアウトしたかの様に思えました。

ところが、二年後新世界編に入り、なんとドフラミンゴがメラメラの実を持っている事が分かります。

エースとドフラミンゴ、関わりが薄いのにまさかのドフラミンゴがメラメラの実を所持していた事に対して、管理人が思ったことがあります。

思い入れがあるとかではなく、本当に無作為な散らばり方

管理人としては、マリンフォード頂上戦争終了後、白ひげとエースの墓へ墓参りをしていたマルコ達の前に、メラメラの実が現れていれば、エースの形見が戻ってきたというシーンがあっても良かったと思います。

メラメラの実はマルコ達にとっても、形見といってもいいモノなのですから。

しかし、メラメラの実がマルコ達に現れることなく、ドフラミンゴというハッキリ言って、エースと接点が無いキャラにメラメラの実が渡っていたのです。

これが実際の本編のメラメラの実の動向なので、管理人としては、悪魔の実は先代の悪魔の実の能力者の親しい人間の(この場合、マルコやルフィやサボ達)近くに移るのではなく、完全に無作為な散らばり方と断言できます。

つまり、悪魔の実は世界中のあらゆる場所に生え、誰しも能力を得る機会を与えていると言えます。

主人公ルフィの先代ゴムゴムの実の能力者すら分からない。

この様に、悪魔の実はエースと何ら接点が無いドフラミンゴの手に渡っていました。

故に悪魔の実には、その能力を知っている人間たちの前には現れず、関係ない場所に生えていると言えます。

故に、この様な事が言えます。

ルフィが食べたゴムゴムの実の先代が誰かという情報が全く出ていないという事なのです。

連載が23年も経ち、悪魔の実は死んだあと世界の何処かに生えると分かっているのに、作中誰もルフィの前にゴムゴムの実を食べた人間に付いて言及していません。

世界政府や海軍すら、麦わらのルフィの前にゴムゴムの実を食べていた人間について、誰も話していません。

故にゴムゴムの実を食べた人間は一般人か無人島の生物かもしれません。

歴史上でゴムゴムの実を食べた人間で有名になったのは、ルフィぐらいなのでしょう。

悪魔の実に意志があるとすれば…世界へ散らばる理由が分かる?

管理人としては、何故に悪魔の実が世界の何処かに散らばるのか?

それは悪魔の実に、悪魔の意志なるものがあると考えます。

その意志こそが、悪魔の実が世界の何処かに散らばる理由になるのです。

恐らくですが、悪魔の実は己を覚醒させる人間をワンピースの世界中から探しているのではないでしょうか?

そう、ドフラミンゴが言っていた悪魔の実の覚醒とは次のステージに移れた能力者です。

しかし、その覚醒に次のステージ。つまるところ、悪魔の実の最後のステージ。

悪魔の実に宿る悪魔の実体化なのです。

恐らくですが、悪魔の実に宿る悪魔は能力を他のモノに影響を与える能力者、”覚醒”が使えるようになった上で、更に上の段階である自らを実体化出来る存在を探しているのではないでしょうか?

つまり、悪魔の実は長い長い時間を掛けて、世界中の人間が手に入るように、生えて自分を実体化出来る人間を探しているのです。

それが悪魔の実が世界の何処かに生える真実なのです。

 

 

 

 

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