泥棒猫は、ビックマムのホーミーズを手中に収める
ナミの近年の攻撃力は、目を見張るものがあり、初登場であったオレンジの町編では、油断しているバギー一味の雑魚キャラに仕込んでいた棒で一人叩きのめすだけでした。
クリマタクト獲得前は、基本的にナミ単身の戦闘描写というのもなく、グランドバトル1でも他のキャラと比べると、かなり地味な戦闘描写でした。
ところが、ビビの覚悟を間近で感じ、自分も戦わなくてはいけないと決めて、ウソップに武器の製作を依頼し、料金は恐らくウソップが自己負担?で開発されたのが、上記のクリマタクトでした。
そして、クリマタクトの威力は、ナミが使い方を理解するまでは、ハトが出たり、噴水芸など、やけくそ気味でした。
ところが、クリマタクトの真の使い道を知ったナミは、サンダーボルトテンポやハリケーンテンポで自分よりも格上のミスダブルフィンガーをタイマンで仕留めることが出来る様になりました。
その後のナミは、カリファ戦やアブサロムへのトドメ、アニオリや映画では大勢の海兵や海賊相手にサンダーボルトテンポで無双するシーンが出てきます。
戦闘員でないにしても、その雷から放たれる攻撃力は正に兵器であり、ナミの様な航海士ですら強いと印象強くなりました。
そして、二年後ではビックマムを足止めするためのゼウスブリードテンポやオロチ城を半壊するまでに至りました。
現在、ビックマムにゼウスを取り返されましたが、ブルックの活躍や他の仲間たちの追撃もあれば、ビックマムからゼウスを手に入れるだけでなく、プロメテウスに手に入れそうだと思います。
プロメテウスを手に入れる?
既にナミはゼウスをビックマムから、奪ったことがあります。つまりそれは、同じくビックマムのホーミーズであるプロメテウスも例外ではないという事なのです。
ホールケーキアイランド編では、ウェザーエッグをダシにゼウスを誘惑し、放電しきったゼウスをそのままクリマタクトへ閉じ込めたナミ。
そして今、ゼウスはビックマムの元へ戻っていますが、もしかしたら、ゼウスはプロメテウスをそそのかしているのではないかと考えられます。
ゼウスも言っていましたが、ゼウス自身あまりビックマムに褒められることとかはないようでして、ゼウスが生まれたのは、少なくとも60年以上は経っていると思います。
その間、ナミはゼウスの事を誉めており、ワノ国でも短いながら、彼女との信頼関係が築けています。正に一緒にいる期間よりも、居心地がいい方が良いということでしょう。
実際にゼウスは、ナミの呼び出しに対して、素直に聞き入れてくれています。
実の娘達と自分のソウルにすら去られる老婆
恐らくプロメテウスもまたゼウス同様に、ビックマムに付き従うよりも、そそのかされたら,心が揺らぐことはあるのではないでしょうか?
仮に、プロメテウスもウェザーエッグなどを食べたら、態度が変わるかもしれません。
なにせ、あの暴食老婆ビックマム自身のホーミーズです。一口でも食べれば、ビックマムよりもナミの方へ移籍するのではないでしょうか?