絶対的支配者の目的
イム様はワンピースにおける絶対的支配者なのは間違いないでしょう。
世界最高権力者、五老星を従えるイム様は、いうなればこの世の全てを手に入れているといえます。
しかし、それでも何かが足りないもの、いや何かに対して警戒しているとすれば、それを成そうと目的があるかもしれません。
今回はイム様の立場を見つめなおし、そこから見えてくる目的を考察していきます。
富、権力、地位、土地、勢力、あらゆるものを支配しているキャラ
イム様は、世界最高権力者五老星を従えています。
五老星は、世界最高権力者という立場から、マリージョアで最も偉い部屋から命令を下しており、ワザワザ海軍本部元帥が直接顔を見せにくるぐらいですから。
それこそ、五老星の機嫌を悪くするようなら、即刻処刑になるでしょう。
全ては世界を護る為なのでしょうが、果たしてそれは自分達の都合の良い世界を護る為だと思います。
そして、最大の謎は支配しているにも関わらず、何かを事を起こそうとしているシーンがイム様初登場時に「歴史より消すべき灯」というセリフと共に。
個々だけ聞くと、イム様は自分達の敵や障害となるキャラを消すキャラといえます。
支配をより強固にする為に、ほかの邪魔者を消すのが目的というより手段なのでしょう。
イム様の生活
イム様を見た感じ、パンゲア城の隠し庭園で蝶と戯れていたり、どこか支配者というよりも、子供の様な振る舞いに見えました。
まるで、支配者らしくないといえば、そうなのですが、目的自体は恐らくは平穏に支配を続けることではないかと思います。
何かを求めるよりも、何かを護っているという感じです。いうなれば、強欲な支配者というよりも、支配者を長年続けていた様にみえます。
イム様は長年支配し続けてきた
イム様を見ると、昨日今日で支配者になったというよりも、それこそ800年間その支配を続けてきたような凄みを感じざる負えません。
長年生きてきた五老星よりも、遥かに年月を越してきた様な人間ならぬ長命の生命体というか、全く人間の様に見えません。
イム様は目的を遂げており、その目的は永久の支配を続けること
イム様の存在は、当然、ビックマムの様な世界屈指の情報網やモルガンズすら知られていない極秘中の極秘、世界の禁忌、誰も知らない支配者といえるでしょう。
正しく、存在自体がネタバレなキャラです。
そんなキャラが目的を持つとすれば、その支配を脅かす存在、正に自分の世界の均衡を脅かす存在を消すことでしょう。
既にイム様からすれば、時代のうねりが完全に大きく動いており、最早その存在を現すのも時間の問題だと思われます。
ワンピースの世界は多くの強者がおり、一堂に騒ぎ立てれば、偉い事になるからです。
いうなれば、四皇、元王下七武海、最悪の世代がいっぺんに世界政府や海軍本部を襲えば大変なことになるのは一目瞭然といえます。
ここからは、イム様の行動が大きく動きそうな話になってくるのはまず間違いないでしょう。