オダッチはワンピースを終わらせるが、ワンピースサーガは続けたい
ワンピースはオダッチにとって、自分のこだわりがまかり通るモノと考えています。
その理由としては、基本的にオダッチは自分が描きたいものは自分で描くと考えて居るからです。
実は、オダッチはキャラは基本的に自分が描いており、漫画を描く事自体が大好きだといっています。
そのせいで、20年以上も続いたといっていますが、恐ろしく健康体なら休載もなく、詰め込めるだけ詰め込んだと考えられるシーンがいくらでもあります。
さて、そんな思い入れがだれよりもあるワンピースに終わりを告げるのはオダッチですが、オダッチはワンピースをこのまま終わらせると考えて居るのでしょうか?
ワンピースの外伝漫画、ノベルエースのコミカライズの存在
皆さん人気漫画には外伝漫画が付き物だと考えていますでしょうか?
名探偵コナンでは、ゼロの日常、警察学校編、犯人のはんざわさんなどの外伝漫画が連載されています。
早い話、これは作者本人から許可を頂ければ、漫画を描く事が許されるというモノです。
本人の許可が無ければ、これら作品は絶対に世に出てはいけません。著作権の侵害に当たりますので。
さて、肝心のワンピースにも、外伝漫画があります。たとえば、コビヤマ、ワンピースパーティ、恋するワンピース、チョッパーマンといったものです。
しかし、実はこの外伝漫画は本編の流れと全く関係ない漫画なのです。
早い話、外伝漫画には二つ種類がありまして、本筋に関わる外伝漫画と本筋に関わらない外伝漫画と分けられるのです。
つまり、上記の四本の漫画は一切本編と関わっていないのですね。
これは、オダッチが出来るだけ、本筋に関わる事は辞めて欲しいといっています。
上記にも書きましたが、オダッチはワンピースに対するこだわりがハンパなく、出なければ、24年も過酷な週刊連載を続けられません。オダッチは億以上を稼ぐ反面、一日の生活を漫画にそそぐ生活を続けているのです。
いうなれば、それだけ向き合っているワンピースだからこそ、本筋に関わらない外伝漫画が出てきていないのです。
しかし、ここ最近ある動きが出てきました。
そう、ドクターストーン作者のボーイチ先生によるノベルエースのコミカライズでした。
オダッチは本筋に関わるノベルエースのコミカライズを他人に任せた意味を知る
ノベルエースはワンピースマガジンに載せられたエースの公式小説です。つまり、本編には載せていないが、公式なエースの物語なのです。
つまり、エースの過去を知りたければ、このノベルエースを読めば、全てが分かるといっても過言ではありません。故にワンピースマガジンに乗せたと言えます。
さて、このノベルエースをコミカライズするというのは、ハッキリいって大問題なのです。あの24年間ワンピースを世に発信し続けている創造主であるオダッチが、託した訳ですから。
いうなれば、焼き肉の美味しい部分を他者に分け与えると同じで、ワンピースのコミカライズを任せられるのは凄い事ですし、なによりオダッチの心境の変化が垣間見れます。
それはまさしく、いつの日かワンピースが完結した時、これからもワンピースを楽しませれる世代に受け継がせると考えて居るのでしょうか?