ワンピースサーガと世界政府
ワンピースはその世界的な市場から、確実に続編が出ると思われる漫画です。
実際に、ワンピースはボーイチ先生のコミカライズノベルエースから、他の作者に描かれてきており、正史のコミカライズは事実上、オダッチの手が離れた状況に入ったと言えます。
オダッチは自分が手掛けているワンピースに並みならぬ愛着がある作者で、人間は自分が全て描いていると公言している人です。
こち亀の作者が基本的に、労力を分散して長く連載しているのに対し、オダッチはある意味一番労力がいる人物に自ら労力を集中していたといえます。
読み続けている管理人からすると、ワンピースのコマ割りは、人物が多く出ており、ハンターハンターの様に、文字だけでコマが埋め尽くされていません。
如何に、ワンピースはコマ割りを少なくし、情報を小出しにしているといえるでしょう。
しかし今、その流れが変わってきているのは重々承知の通りです。
正史のコミカライズを他者に任せるのが如何に大事件だという事だと理解できたと思われます。
次はそのうえで、ワンピースサーガについて考察します。
ワンピースサーガの土台はやはり続編モノ
ワンピースサーガはやはり続編路線がメインとなるでしょう。それはそうでしょう。外伝よりも正当な時系列の漫画の方がファンも喜ぶでしょう。
実際に、北斗の拳はトキ外伝、ジャギ外伝、レイ外伝、ジュウザ外伝を刊行してきました。これ全て、作者のコミカライズではありません。
他者の漫画家に委託した結果と言えます。
他にも、ナルトは小説という形で、各キャラのエピソードを書き下ろしとして刊行しています。
そう考えると、ワンピースサーガは、ワンピース自体が膨大なキャラがおり、その気になれば、王下七武海、海軍本部、最悪の世代、四皇、CP9、0、革命軍、世界政府等々のキャラにスポットが当てられた外伝漫画や外伝小説が作れます。
しかし、管理人としては、やはり続編モノが刊行されるのはまず間違いないと思います。
世界政府とワンピースサーガ
実はここでワンピースサーガにおける世界政府に関わる考察があります。
それは世界政府そのものがワンピースサーガの引き続き、黒幕になり得そうだからです。
早い話、滅びた組織が復讐者として続編に出てくるという事です。
例えば、スターウォーズなら、エピソード6で帝国が滅びたのに、マンダロリアンでは帝国残党であるクローン兵が登場しています。
更には、続編であるフォースの覚醒、最後のジェダイ、スカイウォーカーの夜明けはもろ帝国の残党が出ています。
要するに、続編を作る場合、前作の悪の組織を出した方が盛り上がるし、設定として楽だからです。
世界政府が復讐者として動く
ある意味では、滅んだ組織が復讐として動いていくのは王道ともいいますし、関連性もワザワザ新登場するよりも安上がりといえます。
ワンピースは本編が今だに続いているからこその人気であり、ワンピースサーガでは先駆者に見習って世界政府が敵として再度を渡り合うのも悪くないです。