緑牛はかなり残念な立ち位置
緑牛は兎も角、引っ張っているといえます。
皆さんは覚えていると思いますが、緑牛の名は去る約八年前のグリーンビットで、ドフラミンゴが藤虎がグリーンビットの海岸に現れた際に、藤虎と緑牛が世界徴兵で徴兵された化け物だと言い放っていました。
つまり、この時点で緑牛の名は出され、ファンの間では緑牛がいつ出るのか、期待されます。
ところが、ゾウ編前後でも出ず、ホールケーキアイランド編前後、ワノ国の幕間にも一切出てきていません。
しかも、シルエットの姿が判明したのはカタクリを倒した後の世界情勢編で、やっとの収められました。
名前からシルエットだけでも登場したのが、約5年後というスロースペース。
ジンベエとはいきませんが、シルエットが明かされるなら、そこで正体を現してもいいでしょう。
このまま行けば、緑牛は最終盤にしか登場しない活動期間僅かなキャラになってしまいます。
休載の多さとテンポの速さを絡めて、緑牛の活躍と出番が減る
目下最大の問題である、緑牛本人が出てこないという問題。
これは管理人からすれば、キャラの出れる期間がワンピース完結が発表されて、恐らく四年ほどで完結を迎えられるワンピース。
つまり、緑牛さんはほとんど出れずじまいで終わってしまいます。
いうなれば、ブリーチの千年血戦編で出てきたクインシーの強者の様な、物語が最終章という最後の盛り上がりで出るキャラです。
皆さん、最終章になると、当然ラスボスやそれに関連するキャラは盛り上がると思いますが、恐らくというか百パーセントラスボスではない緑牛が大きく目立つことはあると思われますでしょうか?
答えはノーといいきれます。
事実上、最終章に出る新キャラは物語自体が畳みにいっているので、話がもう終わりかかっているのに、もう話の続きが無い以上はあまり作り込まれないキャラになってしまいます。
最終章の新キャラに謎などは与えられませんからね。
緑牛に限らず、大将はあまり印象が薄い
そもそもの話、三大勢力といえる四皇、王下七武海、海軍本部は、それぞれが独立した島ボスとなった王下七武海や最強の海賊達四皇と比べると、海軍本部海軍大将は、海軍の立場状上、自由に動き回れる立場ではなく、キャラとしては動かしにくいものです。
それを考えると、青キジことクザンは実に動かしやすいキャラと言えます。
なので、緑牛はその例にならってなのか、世界政府の命令で動かなければならない海軍大将の立場ながら、実に目立ちにくいポジションといえます。
未だに、シルエットがはっきりしないのも、海軍大将自体が大きな目的ではなく、組織に命じられた海兵に過ぎないといえるところでしょう。
むしろ、ドレークの様にスパイとして入り込んでいる方が、話に絡みやすく、事実上仲間のポジションに収まっています。
正直な話、緑牛を出すのであれば、もう少し早くしておけば、活躍を多くみられたと思い、残念極まりないといえます。