麦わらの一味のトリックスター
ウソップの活躍を今日まで考えると、彼の活躍はある意味彼の想定外ないな活躍と実力が伴った活躍があります。
その中でも、ウソップの活躍を語る上で欠かせないのが、ペローナのネガティブホロウを耐えきれるネガティブさとシェガーを激辛変顔で気絶させたこの二つが双璧でしょう。
まず、ネガティブホロウに関して言えば、非常に凶悪な技です。
この技は基本的に強きな人間程非常に喰らいます。
実際に胆力の塊であるルフィを参考にしますと、ルフィはモリアの前に連れていかれても、一切怯みませんでした。
ルフィは本当に物おじしない性格でどんな奴だろうと、噛みつきます。流石は海賊王になる男とでかでかという漢です。
ところが、ネガティブホロウはそんな強気な漢程効くようで、海賊王になるといっていたルフィがネガティブホロウを喰らった後はそのまま、ナマコになりたいと言い、一切動けませんでした。
麦わらの一味の屈強な漢達も、ゾロは生まれてきてすいません、サンジはさば以下だ俺の存在は、フランキーは今週の俺本当駄目だ、本当駄目。そうだ、野良犬などに踏まれたい!!と口々に普段の口調からかけ離れたネガティブぶりを見せています。
問題は、ウソップでして、ウソップは口々にネガティブ発言を発しており、物事をネガティブに考える事に関して言えば、他の一味の誰よりも上手?でした。
その為、元からネガティブなだけあって、ネガティブホロウを全く効かない体質で、ペローナにとっては、エネルにとってのルフィの様な、世界でただ一人の天敵といえます。
何故かというと、ペローナ曰く人は生きているだけでも、前を向いて生きているので、ネガティブな人間はいないというのが彼女の持論なので、ウソップの様に、生来ネガティブな漢には喰らわないという事なのです。
実際に、ウソップがいなければ、麦わらの一味の全滅もありえました。
次に、これはウソップにとって、まさしく想定外の活躍なのですが、シェガーを思い切りびっくりさせた世界で一番辛いといわれるタババスコ製のグレープを食べたウソップの激辛顔です。
よもや、ウソップの激辛顔でシェガーが気絶するなど誰も思わなかったでしょう。
しかし、このウソップの激辛顔はそのままドレスローザにおけるドフラミンゴの支配が解ける大きな切っ掛けになりました。
この様に、ウソップの活躍はこういったトリックスターに凝集されているといえます。
ウソップのトリックスター的な活躍はなにか?
ウソップのトリックスター的な活躍といえば、上記の二つでしたが、ウソップといえば、嘘つきというのが彼なりの作戦で、もしかすると、彼が良く言っている8000万人の部下というのもあながち嘘では無くなるかもしれません。
そして、ウソップのタイマンに関して言えば、もうなくなって久しいですが、ウソやトリックスター的な活躍、何より、狙撃に関して言えば、敵なしといえます。
故に嘘、トリックスター的な活躍、狙撃がウソップの活躍として、最終章現れると思います。