951話まででは、ビッグマムとカイドウの戦いが本格化して、
鬼ヶ島に衝撃が走りました。
今回も新たな事実が明らかになり、
・なぜ、牛鬼丸は追い剥ぎ橋で刀を奪い続けているのか?
・刀神様は一体どんな神様なのか?
・元ヤクザの親分が仲間になり、打倒カイドウに向けて前進
・ヤクザ3500人の仲間が増えることに…
・ルフィが完全復活へ!(意外にすぐすぎて不評も!?)
・カイドウの屋敷の設計図が手に入るが…
・続:カイドウvsビッグマム…鬼ヶ島崩壊の危機へ
・牛鬼丸と河松はどのような関係なのか?
・最強の悪魔の実、「キビキビの実」がすごすぎる件
・日和と河松のただならぬ関係について
など、952話「日和と河松」のネタバレ考察を見ていきます。
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952話「日和と河松」のネタバレまとめ!
前回までのあらすじ詳細はこちら。
⇛951話でカイドウとビッグマムの戦いにピリオドが…
こうしてビッグ・マムとカイドウの戦いが始められた翌日、
「鈴後」の「おいはぎ橋」ではゾロが牛鬼丸と相対していました。
前回と打って変わり、ゾロ優勢の展開に牛鬼丸はついに倒され、
喉元に切っ先を突き付けられます。
一方、ゾロは牛鬼丸と刀を交えながら、
牛鬼丸に“敵か味方か”問いかけていました。
また、通行人の武器を奪い続けている理由を尋ねれば、
自分の刀を返すよう、刀を突きつけます。
しかし、これで物怖じする牛鬼丸ではなく、
険しい表情とともにゾロをはねのけました。
「返さぬあの刀だけは!!」
そう言っては、“秋水”がワノ国の宝であったことや、
それが持ち出されたことで“刀神様”の怒りを買い、
結果敗戦の末に国を奪われてしまったことを付け加えます。
これに、陰で身を潜める日和は驚いた様子を示し、
ゾロは牛鬼丸の言葉を一蹴するのでした。
「その勝負待てー!!!」
その時、誰かが刀を投げつけ、2人の戦いを止めます。
ゾロがそれを自身の刀で軽くはじき返すと、
河松は感心した様子でそれを受け止めました。
2人の戦いに割って入った人物。
それは雷ぞう達と別れた河松で、
“片田舎で侍と坊主が殺意を持たずに争っていること”を不思議がります。
すると、これに日和が驚き河松に声をかけると、
河松も自分の名が呼ばれたことに驚き振り向き、
ゾロが河松の魚人のような姿を気に留めると、
牛鬼丸はたいそう驚いた様子を示すのでした。
こうして、争っているゾロと牛鬼丸のもとへ河松が合流し、
河松の姿に牛鬼丸が驚いている頃、
「鬼ヶ島」ではカイドウとビッグ・マムが争いを続けていました。
必死にカイドウを止めようと呼びかける部下たちですが、
それに構わず二人は戦いを続けています。
そうした中、ある部下が2人の戦いがいつ終わるとも知れないことを口にすると、
また別な者は2人の戦いが夜通し行われていることを指摘し、
“島が持たない”と付け加えました。
そこで、また別な者が本土へ避難することを提案すると、
クイーンは叱ってはそれを止め「兎丼」からの連絡がないか尋ねます。
部下がこれに“スマシがつながらない”ことを報告すると、
クイーンは自分が確認に行ってくると口にするのです。
それに部下は、クイーンが自分だけ逃げようとしていることを見抜けば“ずるい”と返しますが、
クイーンはそれを認めずあくまでも“確認だ”と言い張ります。
するとその時、クイーンの“スマートタニシ”の着信音が鳴り響きました。
そこで早速、クイーンはスマシタニシを手に取り着信に応答すると、
クイーンの後ろに立つ部下たちがクイーンを称え、電伝虫からババヌキの声が聞こえてきました。
クイーンは、そうしたババヌキの声に“スマートタニシ”が復旧したことを指摘すれば、
部下を大勢連れてきてしまったことをあげ、
“人手が必要ならそっちへ向かう”
と言います。
そうしたクイーンの言葉を、クイーンが鬼ヶ島を出たがっているととらえた部下が
再度突っ込むと、ババヌキはクイーンの申し出を断りました。
続けて、「“麦わらのルフィ”や“キャプテン・キッド”等の全員檻の中で大人しくしている」と言っては、
「異常なし」とババヌキが報告します。
そうしたババヌキの報告に、クイーンは「異常あれ」と口にし、
部下にまたもや突っ込まれるのでした。
こうしてクイーンが、「兎丼」が「異常なし」という報告を受けたすぐ後、
「囚人採掘場」ではババヌキが連絡を終えた旨を誰かに報告していました。
その報告の相手、それはなんとお玉で、
ババヌキはお玉の能力によりお玉の言いなりに、
「兎丼」が制圧されたことがクイーンにバレないよう嘘の報告をしたのです。
片や、雷ぞうはこうしたお玉の能力にたいそう驚いており、
その隣では菊の丞がお玉の能力が“動物や動物の妖術者に効く”ことをつけくわえます。
また、その少し離れたところではカリブーが、
ババヌキの報告に「より自分たちが捕まっているはずの数千人の囚人たちとなり、
これにより「決戦」当日敵は度肝を抜かれるだろう」と自慢げに話します。
さらに、これに雷ぞうが嬉しそうに礼を言うと、
カリブーは嬉しそうに「恩を売った」事を口にするのでした。
こうして、お玉たちがババヌキの偽りの報告によりクイーンを欺いた頃、
「囚人採掘場」に捕らえられていた人々がチョッパーに礼を言っていました。
それは、チョッパーが彼らの“ミイラ”を治療したことに対するものでしたが、
“命に代えても恩を返す”という彼らの言葉に、
チョッパーは「割と簡単なウィルス」であったことを挙げれば、
半ば引いたようにそれを断ります。
次いで、ルフィも元気になり人気を取り戻したことをチョッパーが喜んでいると、
その目の前では人々が叫ぶルフィを取り囲んでいました。
これにヒョウ五郎も、失墜していたルフィの信頼がモモの助の意向により
取り戻されたことに感心します。
「ヒョウ五郎親分!!」
「今生に生きて…再びお供できる日が来るとは!!」
そうした中、誰かがヒョウ五郎に声をかけます。
それに気がつきヒョウ五郎が振り向くと、
その後ろにはこちらに歩みを進める者達が複数人いました。
それに周りの人々は驚き、
彼らが郷の親分たちであることを告げます。
そう、彼らはかつて20年前ヒョウ五郎親分を慕い、
各郷を仕切っていた親分たちで、それぞれ「兎丼」の“血文字の大マサ”に、
「白舞」の“破れ笠綱ゴロー”、また「鈴後」の“夕顔のお蝶”、
そして「希美」の“蛇の目の弥太っぺ”でした。
対し、ヒョウ五郎も彼らとの再会に感慨深げで、
静かに声をかけます。
「おめェらこそ……よく無事でいてくれた」
ヒョウ五郎のこの言葉を、各郷の親分たちは有り難り、
早速“「ワノ国」中に隠れ住む反逆者たちをかき集めてくる”と申し出るのでした。
すると、こうした感動の再会にルフィは、彼らを
“暑苦しい”としつつも喜び、笑い声をあげます。
その時です。
ルフィがいつものように、ヒョウ五郎を“ジジー”呼ばわりしたことで、
各郷の大名たちの怒りをかい、血文字の大マサにつかまってしまいます。
そのままルフィは、
怒り狂う親分たちに取り囲まれては
“ケジメをつける”よう迫られ、
彼らはヒョウ五郎にもルフィのケジメを、
“ツメはぎ”にするか“指切り”にするか“耳ちぎり”にするか、は
たまた“何本いくか”ヒョウ五郎に指示を仰ぐのです。
ですが、こうした彼らにヒョウ五郎は、
ルフィが自分の命の恩人であることを告げればやめるよう
叱りつけられます。
すると、これに親分たちは渋々引き下がり、
“以後気を付ける”ようルフィに言い残しますが、
ルフィは納得いかず不快感をあらわにしました。
また、その傍ら雷ぞうは、彼らの様子に
「錦えもん達にやっと報告できそうだ」と口にするのでした。
こうして、ヒョウ五郎が各郷の親分たちと再会し、
ルフィが彼らに囲まれた頃、「九里」の廃港「伊達港」では、
錦えもんが驚きの声をあげていました。
それは、喉から手が出るほど欲しかったものが目の前にあることによるもので、
それを手に入れた者が酒天丸であろうという予測が的中したことを口にします。
その錦えもんが欲しかったもの、それはフランキーに探させていた
「カイドウの屋敷図」で、両手で巻物を広げ錦えもんは、
「これで敵地での戦略を練られる」と喜びをあらわにします。
また、「最高か貴様は!!!」と酒天丸の背を叩く錦えもんに、
イヌアラシは「そんなに気の利く男ではなかった」と言い、
酒天丸を苛立たせてしまうのでした。
そうした中、突然、錦えもんの“スマートタニシ”に着信が入ります。
これに錦えもんは、雷ぞうからだと察すればすぐさま応答し、
ルフィを救出できたか尋ねました。
対し、雷ぞうは“それどころではない”とすれば、
錦えもんに事のいきさつを説明します。
それにより、戦える者がざっと数えても3500人いることや
ルフィ達を救出した上に河松を開放し、
「採掘場」も占拠したということが判明し、
錦えもんは驚きの声をあげました。
また、酒天丸やイヌアラシもその言葉に驚くと、
雷ぞうは「ワノ国」中にある武器工場で作られている武器が、
ほとんど海外へ輸出するための“兵器”であることを指摘します。
さらに、これと武器の所持が禁じられていることもあいまり、
侍達が使う“刀”や“槍”の入手が難しいという現時点での問題点をつけくわえるのです。
一方、こうした雷ぞうの報告を受けこれを理解すれば、
自身も進展があるが待ってほしい旨や、
あわせて戦力の最終確認のため「編笠村」に向かうことを伝えると、
雷ぞう側の情報を詳しくまとめるよう雷ぞうに指示するのでした。
そうして、「囚人採掘場」が占拠できた事実等の諸々が錦えもんに伝えられた頃、
「鈴後」の「おいはぎ橋」では雪降る中、日和と河松が再会を果たしていました。
河松に縋りつき泣く日和に、河松も再会の喜びを口にし、
これまで日和が無事に生き延びていたことを嬉しがります。
対し、その少し離れたところではゾロが、
河松の姿から“河童に育てられた”という日和の言葉を思い返し、
その河童が河松であったことを察しました。
すると、ここで日和が河松に、幼少期に忽然と河松の前から姿を消したことを謝罪し、
その理由として自分にわずかな食糧を分け与えてくれる中で
年々やつれていく河松を見ていて、怖くなってしまったことを告げます。
「何とお優しい理由…!!」
「さようでござったかお陰様でずいぶん太りましてござる!!」
泣きながらに謝罪する日和に、河松
は笑顔を浮かべそれを許しました。
その時です。
牛鬼丸が何かに気がつきます。
その目線の先では、男が銃口を向けてきており、
その弾は牛鬼丸に命中してしまいました。
そしてそのまま牛鬼丸は倒れ込み、
河松はとっさに振り返ります。
牛鬼丸を撃った男たち、それは牛鬼丸に武器を奪われた荒くれものでした。
彼らは、ゾロや河松も牛鬼丸の仲間とみなし撃ち殺そうと銃口を向けてきます。
ですが、河松たち相手になすすべなく、
返り討ちにあってしまいました。
その時、傍らでは牛鬼丸がいつの間にか、
そこから逃げ去ろうとしていました。
これにゾロがいち早く気がつき、
“また逃げる気か”と呼びかけます。
対し、牛鬼丸はそれに構わず逃げ続けていました。
しかし、その眼には涙が浮かんでおり、
さらに河松の無事を喜ぶ言葉を口にするのです。
「河松様…!!」
「よかった……!!!」
「ご無事であられた……!!!」
一見、無関係のような河松と牛鬼丸。
一体、2人の間にはどのような関係があるのでしょうか。
952話完…
953話に続く…
なぜ、牛鬼丸は追い剥ぎ橋で刀を奪い続けているのか?
今回はゾロが鈴後にて、追い剥ぎ橋の牛鬼丸と再度対面します。
牛鬼丸には一度、大業物「秋水」を盗まれており、
再び取り戻しにきました。
しかし、本来なら、ワノ国の宝とまで言われた、
剣豪リューマの名刀でしたが、
刀を盗んだのは、ゲッコーモリアです。
しかし、ゾロが盗んだと誤解をしているようですが、
人の刀を盗んだ罪には変わりありません。
巡り巡ってその罪が返って来ているだけのようにも感じます。
では、「ゾロは秋水を持ってかえれるのか?」
「そのためにはどうしたらいいのか?」
ということですが、
このあたりについては後半で考察をしていきます。
そして、追い剥ぎ橋の方に話が戻りますが、
ゾロが牛鬼丸を追い詰めます。
「お前は一体何がしたいのか?」
ということですが、その疑問には一切答えない牛鬼丸。
すると、そこに登場したのが、河童の河松。
河松の姿を見た、牛鬼丸が一瞬にして固まります。
これは、間違いなく牛鬼丸が河松と何かしらの関係があったのは間違いありません。
刀はカイドウ軍の人間から奪い続けていました。
その刀は全て、ワノ国の侍達の刀です。
20年前におでんが予言したように、
赤鞘九人侍がやってくることを信じて、
刀を集めていたのだと思われます。
カイドウの部下たちを襲い続けて、
来たる決戦の日に向けてひたすら刀を
奪い続けていたのではないでしょうか。
そして、刀神様を祀っている神社のようなものを
お参りしていると思われますが、
牛鬼丸が望んでいるのは、死んでいった侍達の刀を
元の死者達の所に返すことにあります。
つまり、「鎮魂」です。
だから、ゾロからも秋水を奪って、
リューマの墓に返しました。
牛鬼丸が今回、河松の生存を確認したために、
嬉し泣きをしていましたが、
河松の弟子だったのかもしれません。
ヤクザ3500人と親分4人が仲間に!?
兎丼で何がすごいかというと、
ヒョウ五郎を仲間にして、親分4人と部下3500人を仲間にできたという点です。
ルフィが最も恐ろしい能力、それがその場にいる人間をどんどんと味方にしていく、
巻き込み力です。
それが今回も発揮されたのだと思われます。
そして、なぜか、ルフィは今回952話にて、
一瞬にして復活してしまってましたね…汗
(ちょっと興ざめしてしまってる読者の方もいるかもしれませんが)
チョッパー曰く、今回のウィルスは「かんたん」だったようで、
すぐにワクチンを作ることができたようです。
間違いなく言えることが、カイドウ打倒に向けて
かなり前進したという点でしょう。
さらに、カイドウ打倒に向けて、朗報が届きます。
カイドウの屋敷の設計図が手に入るが…
カイドウの屋敷の設計図を手に入れました。
これによって、鬼ヶ島に向けての決戦にさらに前進したことにあります。
雷ゾウと錦えもんのやり取りの中で、
疑問点がいくつも出てきたようですが、
一番の朗報としては、間違いなくこれです。
しかし、ここでさらなる課題が…
3500人以上の侍たちが仲間になりますが、
武器がないということです。
船もある、仲間もいる、
最後に必要になってくるのが刀や槍です。
これを解決するのは、
追い剥ぎ橋の牛鬼丸が回収したと思われる、
刀たちです。
しかも、牛鬼丸自身が持っているのも槍であることから、
大量の刀や槍を持っているのだと思われます。
さすがに3500人分以上の武器を持っているのかはわかりませんが、
20年という歳月を考えるのと、
10年前に大量の侍たちが鬼ヶ島に行って、
死んでいったのも含め、「持っている」可能性も考えられます。
続:カイドウvsビッグマム…鬼ヶ島崩壊の危機へ
951話で、カイドウとビッグマムの戦いが開始して、
今後の展開についてかなり考察してきましたね。
今回も二人の戦いはまだまだ続いているものと思われます。
鬼ヶ島全体が揺れ動いており、
波も荒れてしまっていて、
中の施設は崩壊する可能性もあります。
しかも、クイーン自身も兎丼に逃げ帰ろうともしてるように見受けられます笑
それほど、カイドウとビッグマムの二人の戦いというのは、
自然を動かすほどのエネルギーのぶつかり合いなのです。
決着がつくかどうかはわかりませんが、
一つ考えられるのが、「引き分け」です。
二人とも一旦戦うのをやめて、
休戦する可能性です。
冷静に考えれば、お互いになんの策もなく戦うのは
不毛だと考えてるはずです。
最強の悪魔の実、「キビキビの実」がすごすぎる件
キビキビの実を食べた、女の子「お玉」ですが、
彼女の能力「キビキビの実」がここに来て、
最強だと話題になっています。
何が最強なのかというと、
ゾオン系の悪魔の実の能力者には、
お玉が命ずれば何でも言うことを聞くのです。
現に、囚人採掘場の看守長である、
ババヌキですが、
・兎丼内ではルフィ、キッドなど目障りなものがおとなしくしてること
・兎丼では現在異常がない
ということを報告してます。
明らかに、嘘なのですが、
「ご主人さま、これでいいですか?」
といって言うことを聞いています。
つまり、キビキビの実の能力を使っているがために、
動物たちはみんな言うことを聞いているのです。
または、動物系の能力者たちは
全員言うことを聞かざるをえないのです。
ゾオン系の能力者達が大半を締めてますが、
彼ら全員がお玉に対してなにか命令をしたら、
言うことを100%聞かないといけないのです。
例えば、リュウリュウの実の能力者である、
クイーンやキングでさえも、
お玉の言うことには従うのかもしれません。
(あわよくばカイドウも…)
日和と河松のただならぬ関係について
今回タイトルにもなっている、
日和と河松ですが、2人は元々ずっと一緒に暮らしていました。
いつの日か、食料を分け与える河松を見て、
日和が見てられなくなり、
逃げ出してしまったというのです。
自分のせいで死んでしまってはどうしようと思って、
河松のことを思ってとのこと。
河松はそれに関して一切何も思ってませんでした。
少し脱線するかもしれませんが、
ゾロが河松に対して「魚人」かと疑うシーンがありました。
河童というのも、魚人のような、
人間と魚のハーフのような位置づけなのかもしれません。
⇛最新話953話でゾロが最強の刀を手にしてカイドウを倒す真相
ビッグマム海賊団の全メンバー一覧はこちら。
⇛ビッグマムのメンバー一覧まとめ!
黒ひげが22億ベリーになった真相とその実力について!
⇒黒ひげが22億ベリーになった真相、その意味とは?