ビックマムはこのまま此処を逃げかえるのか?
ビックマムは四皇の一角を担うお菓子の国の女王です。
しかし、ここにきてビックマムはユースタスキャプテンキッドの襲撃により、攻撃を思い切り喰らってしまいます。
この攻撃はワノ国鬼ヶ島に入ったビックマムで一番の攻撃を食らったといえます。
その理由としては、ビックマムにまともな攻撃が入ってこないのと、カイドウ優先だったからです。
そして、キッドの攻撃を見る限り、ビックマムを本気で潰そうとしているようです。
今回はそんなビックマムについて考察していきます。
ビックマムの現在の強さ
ビックマムは68歳になるまで、敗北を経験したのかは分かりませんが、カイドウと違い、何十年か前に、陸に上がった女海賊と呼ばれているようです。
そこから、トットランドを築き、長年海に出ずに暮らしていました。
恐らく、ビックマムとしては冒険よりもお菓子を食べることと女王として、国を治める事が主流になり、事実上、ビックマムに攻め込むような人間は出ずにいました。
ビックマムはソルソルの実の能力で寿命を貰う代わりに、島民を守るような施政を行っていたといえます。
トットランドの法律は当然、女王であるビックマムが決めています。
さて、そんなビックマムですが、ルフィと違い、ビックマムは強敵と戦った経験が乏しいようです。
ビックマムはいうなれば、戦闘好きというよりもお菓子好きの側面があり、陸に上がってからはもうずいぶん戦う事がなかったようです。
それであの強さですから、末恐ろしいのですが、もっと恐ろしいのは、キッドの様な執念を持った男です。
勝利への執念
キッドは本来であれば、カイドウに敗北した時点で終わっていた海賊です。
カイドウは心をへし折る事で、自分の傘下に入るように、兎丼採掘場に強制収容させます。
事実、ルフィもあれだけカイドウに喧嘩を売ったにも関わらず、生かしていたので、強者を欲しているといえます。
ところが、ルフィと同じく覇王色の覇気を持つキッドはなんと兎丼採掘場にいながらも、団子を食べて、抵抗を試みていたようです。
キッドとしては、絶対にカイドウの部下になるなど、願い下げだった筈です。
結果的に、キッドはルフィ達の大暴れにより、兎丼採掘場から脱獄に成功します。
という風に、キッドは脱獄という起死回生のチャンスを手に入れ、鬼ヶ島に向かったといえます。
いうなれば、キッドとしては復讐というのが、今回の鬼ヶ島への乗り込んだ目的といえます。
自分を舐めた奴は潰すというのが、キッドのポリシーなのかもしれません。
ビックマムはキッドを恐れる?
ユースタスキャプテンキッドは、本来であれば、格上のビックマムに勝てる道理は無い筈ですが、既に鬼ヶ島へ殴り込んだ時点で、理を捨てたといえます。
全ては、ビックマムとカイドウをぶち倒す為、兎丼採掘場という屈辱の場所、人生最期の場所になるところから這い上がったキッドはビックマムにはない勝利への執念が確かにあると思います。
もしかすると、キッドの力はビックマムに届きうるかもしれません。