ペロスペローはこれで見納めか

目次

ペロスペロー、しれっと被弾する

ペロスペローはビックマム海賊団の長男にあたり、事実上ナンバーツーか最大の右腕といえます。

実際に、ペロスペローには80人を超える妹弟の長男として、その責任感が強い男といえます。

ビックマムの視点で考えれば、母親が暴走した時も、一番片時も離れなかったのはペロスペローだった訳ですので、妹弟からすれば、信頼できる兄という事になります。

ところが、ペロスペローに関して言えば、ここにきて残念な活躍になっています。

ペロスペローは実力者であるが、この場を引っ掻き回せる程ではない?

まず、ペロスペローは七億なのは間違いない億越えの実力者ですが、奴の戦闘方法は相手を拘束したり、アメアメの実を使ったトラップを得意としているようです。

いうなれば、正攻法で戦うよりも、援護を得意としているといえます。

実際に三将星、特にカタクリ、スムージーは未来予知によるヒットを得意とする前者と巨大化し、圧倒的な破壊力を誇る後者と言い、三将星は実力者の集団です。

その中で、ペロスペローは戦闘ではなく、司令官タイプといってもいいでしょう。

ところが、今回の二度目の滝からの墜落で落ちずに済んだのは、ペロスペローだけでした。

結果的に言えば、ペロスペローは前線に出るタイプでないのに、ミンク族のスーロン化と戦ったり、実質戦闘員の様な動きをせざる負えなくなったようです。

やはり、七億を超えるだけあって、ミンク族を寄せ付けない実力は中々のモノですが、それ故に流れ弾に当たったのは調子が悪くなったとしか思えません。

ペロスペローはこのまま消えるのか?

サンジの回転焼ストライクは予想以上に回っており、そこから生み出されたクイーンの長い首は一種の兵器の様な威力を発揮しているようです。

よもやそれがペロスペローにしれっと当たるとは誰も予想にしないでしょう。

ペロスペローは実力者でありますが、その前に実力がある分、油断もある男だといえます。

その理由としては、そもそもホールケーキアイランドに居るという事が最大の原因です。

ペロスペローは長男として、自由に冒険出来る身分ではありませんでした。

いうなれば、ルフィが自由に海を冒険する身分に対して、ペロスペローは強敵に挑戦するとか、自己研鑽に勤しむ立場ではありませんでした。

事実、ペロスペローはあくまで司令官の様な立場であり、戦闘は弟カタクリ、クラッカー、スナック、妹スムージー達といった下の妹や弟に任せていました。

というよりも、本来であれば、カタクリやクラッカーを連れていきたかった筈ですが、ダメージがある為に討伐に参加出来なかったといえます。

もしペロスペローが冒険に出ていたら違っていたかもしれない

要するに、ペロスペローが自由に出入りできるような立場であれば、自己研鑽に努めれたといえます。

しかし、弟や妹の面倒や命令等々、恐らくペロスペローは恐ろしく忙しい立場にあったのではないでしょうか?

ホールケーキアイランドは大小さまざまな諸島から構成された大きな国で、事実上、ペロスペローは副大統領のような立場といっても過言ではありません。

なので、ペロスペローが負けるのは、ある意味では自己研鑽に割く余裕がなかったといえます。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる