814話「ネコマムシの旦那に会いに行こう」の中で、サンジの親族の正体が発覚。
その名もヴィンスモーク家と言い、人殺し一家だということが分かっています。
サンジの親族は裏社会を牛耳る、凶悪な組織を束ねていますが、その詳細が815話「俺も連れてけ!!」の中で明らかに。
早速見ていきましょう。
ジェルマ66、別名戦争屋とは一体?
814話「ネコマムシの旦那に会いに行こう」についてはこちらでもお伝えしてきました。
サンジの親族の正体は戦争屋であることが発覚しました。
その名も「ジェルマ66」
これは空想上の「悪の軍隊」を意味しており、実際に存在していないと主張するナミ。
しかし、実際に存在しており、そのトップがサンジの父親であるとペコムズが伝えます。
(これは悪魔の数字”666″がモデルになっていると思われます。)
現実世界でも武器商人と呼ばれる人達は存在しており、裏社会を牛耳っている組織は実在しています。
その組織をお伽話のように、架空の組織として、戦争が行われている国では悪魔の神話として語り継がれていたりするのでしょうか。
現実社会での裏組織といえば、フリーメイソン、イルミナティと呼ばれている組織が経済、政治を全てコントロールしているという都市伝説もありますが、ワンピースの世界でも新世界を裏でコントロールしている一族が存在していたということでしょう。
それが戦争屋であるジェルマ66。戦争屋ということは、全世界で勃発している戦争を全て想いのままにコントロールできるはずです。
例えば、アラバスタ編でもクロコダイルが調達した船には大量の武器が保管されていました。
この時の船もクロコダイルがサンジの父親であるヴィンスモーク家と取引をして、調達したのかもしれません。
武器を大量に作り、世界中の色んな国に武器をばらまいて戦争を引き起こしているのだとすれば、革命軍の最大の敵ということになります。
革命軍vsヴィンスモーク家という構図も描かれますね。
裏社会にはジョーカーだけでなく、戦争屋という組織も存在しており、新世界は一筋縄ではいかなそうです。
四皇ビッグマムと取引をするくらいなので、今後の物語において重要なキーマンになるでしょう。
サンジがビッグマムの結婚式を断れない理由とは?
サンジがビッグマムの結婚式をどうして断れなかったのか、その理由がペコムズからも明らかになりました。
サンジもその気になればいつでもビッグマムの結婚を逃れることができたはずです。
それにも関わらず、どうしてサンジは付いて行ったのかというと、サンジの身近な人間の首がプレゼントされることになるからです。
それは麦わらの一味の人間の首かもしれませんし、”東の海”のレストラン(海上レストランバラティエ)にいる人間の首かもしれません。
カマバッカ王国の人間の首なのかもしれません。この辺りの詳細は分かりませんが、少なくともビッグマムはそれだけの情報を仕入れていたということでしょう。
恐るべし四皇の力です。
これを回避するにはビッグマムにお願いして、サンジの結婚をやめてもらうように言うしかありません。
が、しかしそうなるとヴィンスモーク家が黙ってないでしょう。
今回の政略結婚というのは、ヴィンスモーク家とビッグマム達が新世界を制覇するために、絶対に成功させたい一大行事のはず。
ヴィンスモーク家との因縁も解決しなければサンジがルフィたちの元に戻ってくることは難しいでしょう。
というわけで、サンジが再び仲間に戻るのはまだまだ先の展開になりそうですね。
サンジを追うことを決意するルフィ
ルフィはサンジを追いかけることを決意します。
ルフィは1人で潜り込んで、「茶会をぶち壊せるかもしれない」と発言。
しかし、ペコムズはふざけるなと反論も。(敵を誘導させるのもおかしな話ですね(笑))
そこに、ネコマムシの旦那も登場し、麦わらの一味を歓迎します。
モコモ公国の人間達を救ってくれた麦わらの一味に感謝して、ガルチューをルフィにかまします。
しかし、これがミンク族vs麦わらの一味の戦いの序章になりそうな予感も…
侍が遂に到着して…ミンク族の怒り爆発へ!
錦えもんとカン十郎の2人がようやくゾウを登り切って、国に入ることに成功します。
フランキー、ロビン、ブルックの3人がせっかく見張っていたのにも関わらず、眠っている間に2人が入国してしまうのでした。
そして、一緒にお供していた猿のミンク族が涙を流しながら、報告に行ってしまいます。
これによって、ネコマムシの旦那、イヌアラシ男爵を初め、ミンク族全員が2人の侍を殺そうと決意するでしょう。
そして、侍達の仲間だった麦わらの一味全員を敵とみなして、国から追いだそうとするのではないでしょうか。
816話以降では麦わらの一味は窮地に追いやられることになるはず。
この誤解を特には、ジャックを倒すしかありません。ジャックがこの後に出てきて、ルフィ達が倒すような展開になるのではないでしょうか。
ビッグマムの狙いとは一体?
ビッグマムがいよいよその姿を見せて、ヴィンスモーク家の三男サンジと戦わせようとしています。
どうしてサンジの懸賞金が1億も上がり、ONLY ALIVEとなったのかといえば、ヴィンスモーク家がビッグマムと取引をして同盟を組むために、政府に圧力をかけたのでしょう。
これもルフィ達がドフラミンゴを倒して、ドレスローザを陥落させたことで、新世界の動向が一気に動いたからとも言えます。
つまり、ビッグマムはカイドウの首を取るためにここから動き出していきます。
これはほんの序章であり、全世界を巻き込んだ戦いへの序章にすぎないと思います。
ビッグマム、カイドウ、麦わらの一味といった海賊団の三つ巴の戦いが幕を開けようとしています。
ビッグマムvsカイドウの熾烈な争いへ!
まず、可能性として高いのはビッグマムvsカイドウの戦いかなと管理人は考えています。
もちろん、いきなり大将同士が戦うというわけはないと思いますが、領土などを徐々に侵していって、戦争の火種ができてくるのかなと思います。
そして、ヴィンスモーク家がここで協力して、カイドウ側に武器が行き渡らないようにしたり、細工をした武器を敢えて渡すようにするのかもしれません。
また、戦争屋という名前の通り、戦争の起こし方を知っている人間であるので、カイドウ側の領土で戦争を起こし、兵力を減らしていくように仕向けるのではないでしょうか。
ただ、ルフィもジャックとの戦いが控えており、まだまだ四皇の戦いに参加することは難しいと思われます。
懸賞金10億ベリーのジャックとの戦いがもうじき開始すると思いますが、まだまだ戦いの道のりは長そうですね。
ジェンマ66の拠点が北の海にあることも発覚!
サンジの出身地が北の海であることはこれまでもお伝えしてきました。
815話「ジェンマ66」でも故郷北の海に、ジェンマ66を訪れる四皇のタマゴ男爵の姿も…
ここがつまりはサンジの故郷ということになるのでしょう。
これまで一切語られてこなかったサンジですが、ようやく幼少期にどんな教育を受けてきたのか、その謎が明らかになるようですね。
ハンターハンターのゾルディック家のように、暗殺を繰り返すための教育が施されていたのだと思われます。
全世界を掌握するためのに「帝王学」を学び、裏側から社会を牛耳ることを企んでいたのかもしれません
まとめ!
ここに来て、戦争屋という新しいワードが出てきましたが、サンジの過去がようやく少しずつ明らかになってきましたね。
サンジがどうして北の海から逃れて、東の海へと渡ったのか、その謎もようやく解けるかもしれません。
サンジが一体どういう人間であり、今後の物語でどのような役割を果すのか、今後の展開を見守りたいと思います。