続編モノに、新規主人公は受けづらいのが世の常である
アニメ、漫画、ゲーム、特撮、ノベル、映画、ドラマ、この世には”続編”が多数あります。
続編にはドラゴンボール、ナルト、スターウォーズ、ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどがあります。
さて、ワンピースは今も続編ではなく、”本家本作”が24年目を迎える長寿作品です。
そしてその主人公は24年間ずっとずっっっと、モンキー・D・ルフィです。
で、今回の考察なのですが、もしかするとルフィが続編の主人公に抜擢される可能性があるかもしれないのです。
今回はそれを探ります。
Dragon Ballですら、孫悟飯が主人公は駄目だった
基本的に、主人公を変えるのは受けるのが難しいというのが世の常です。
例えば、アニメポケモンの主人公はサトシですが、昨年からゴウという新キャラがもう一人の主人公として抜擢されました。
しかし、これがゴウだけが主人公であれば、たぶんに受けなかったと考えます。
それはサトシがシーズンが変わっても、主人公を続け過ぎており、続け過ぎた結果、時代はスマホでカンタンに情報交換(Twitterやpixivやまとめサイト等の充実)、人の感想や意見が簡単に手に入れられる時代になった事です。
その結果、サトシでない限り、観ないという層が出来ており、ゴウ一人になれば観ない層がいるでしょう。いうなれば、原理主義といってもいいでしょう。
この”原理”というのが、人間の意識に深く根付いており、「○○が主人公でないと嫌」というモノです。
そう考えると、同じ作品で主人公を変えずにいると、見慣れない新キャラが主人公では受ける事はないでしょう。
今空前の大ヒットを起きた鬼滅の刃でさえ、炭治郎の子孫を主人公に、復活した無惨を相手に続編がスタートすれば、確実に受けないでしょう。
あのドラゴンボールですら、セル編が終わった後、悟飯が高校生として主人公になり、アニメのOPもいかにも悟飯が主人公であったのに、高校編は不評で結果的にバトル漫画に返り咲き完結しました。
この時点で、ドラゴンボールはこの時点で、「悟空が主人公で、強敵と戦う」というのが受けているので、悟飯が主人公で学生生活しても受けなかったのです。
それを考えると、ジョジョ、ガンダム、仮面ライダーなどはシリーズ毎に主人公が違うので、各世代の取り込みが出来ています。
特に管理人は続編モノであるにもかかわらず、主人公がキャラメイクでストーリーに主軸を置かないモンスターハンターや声優が日本人ではなく、英語で吹き替えしているなど、マリオやカービィやゼルダの伝説は中々商売が上手く、今日も続編が展開されています。
ワンピースサーガになるには
ジャンプのお偉いさんは確実に、ワンピースで今後も稼ぎたいと思います。飽くなき儲けへの姿勢こそが、資本主義であるのであれば、既に多くの支持者がいるワンピースをこのまま完結するのは損失でしょう。
とはいえ、ボルトの様にボルトを主人公にしたのでは、上手く時代に乗れず、内輪で盛り上がっている作品になってしまいます。
そして、ワンピースは既に24年も連載している作品で、替えが効かない主人公です。
ではどうすれば、ワンピースを恒久的に続けれるのか?
一番は、ルフィと新主人公というW主人公の形でしょう。丁度、ポケモンのサトシとゴウの様に、既にリーグ優勝を果たしたサトシと新人トレーナーのゴウの関係性の様に、海賊王となり、今も尚冒険を続けるルフィと彼に憧れる少年というW主人公なら、続けられるでしょう。