プリンがレイジュに対して、
ヴィンスモーク家が翌日皆殺しにあうことを伝えられます。
その結果、ヴィンスモーク家の科学力と、
強力な兵隊たちはビッグマムのものとなるというのでした。
そのために、サンジもヴィンスモーク家も利用されていることが
明らかになりますが、それをサンジ自身がプリンの部屋の外から偶然知ってしまいます。
果たしてその時のサンジの行動は?
851話「シケモク」のあらすじを見ていきましょう。
あらすじ1:プリンから衝撃の事実が発覚・・・ヴィンスモーク家が皆殺しにあう!?
前回のあらすじはこちら!
→850話ネタバレ「一筋の光」はこちら
プリンから衝撃の事実が告げられます。
なんと結婚式の日に、ヴィンスモーク家の主要幹部メンバー、ジャッジ、レイジュ、イチジ、ニジ、サンジ、ヨンジの6人が全員プリンの手によって殺害されるというのです。
しかも、銃はパーカッションロック式、36口径「ウォーカー」弾丸はキャンディジャケット、という名称です
装甲兵をも撃ち抜く強力な銃であり、その力で鉄の体でも貫くというので、
かなり強力な力だと思われます。
おそらく、ルフィのゴムゴムの実だと武装色の覇気でなければ、
ひとたまりもないのではないでしょうか。
そして、プリンが一番楽しみにしているのが、
自分を愛していた人間から銃を突きつけられる時の顔、だというのです。
(かなりの悪趣味極まりないですね笑)
ゼリーのニトロ、ジュウタンのラビヤンも笑っていますが、
サンジがすっかりプリンを信じ込んでいると確信しています。
(サンジが外で様子をうかがっているとは夢にも思ってないでしょう)
プリンがサンジが驚いている姿を妄想していますが、いずれにせよ、
プリンに対してその姿を見せつけることで、
優越感を抱いているようですね。
サンジのパックを外して、顔があまりにも無残になっているのを見て、
わざと涙を見せて同情をかわせたというのです。
それで、サンジはグッとプリンを抱き寄せて、
「結婚しよう」とプロポーズしたというのです。
それを知って、笑い出すプリン、ニトロ、ラビヤン。
飽きれるレイジュ。
(ヴィンスモーク家の人間ならある意味で、当然なのだとは思いますが)
サンジのような落ちこぼれとは誰が結婚するか!と吐き捨てるように言っているレイジュですが、サンジはその言葉を聞いて、雨の中で涙ぐみます。
タイトルのシケモクはここからきてるものと思われます。
自分がいかに惨めなのかを改めて知ったのではないでしょうか。
親にも見捨てられ、母親は早くに亡くし、兄弟にもいじめにあい、やっと信頼できる仲間たちができたと思ったら、裏切ってその後で結婚しようと思った婚約者にも殺される運命にあるという。
自分の運命を呪ってすらいるのかもしれません。
普通の人間だったら、立ち直ることは難しいのではないでしょうか。
あらすじ2:「宝物の間」でブルックvsビッグマム!?
ビッグマがゼウスとプロメテウスを駆使して、
ブルックを追い詰めていますが、何度も立ち上がるブルック。
どうしてそこまで”石”の写しが欲しいのか、理由を尋ねています。
サンジは自分の運命を知って誰かの犠牲になるために、
自分はもう動かないと決めたというのです。
一方で、船長モンキー・D・ルフィは自分の信念を貫く男であり、
そのルフィの志を応援するために、自分はロードポーネグリフを求めているというのです。
ブルックがそこまでルフィに対してコミットしている、ということがわかると思います。
ビッグマムはそんなブルックの姿を見て、やることがないから石を欲してるのか?
と嘲笑します。
ブルックはそういうわけではなく、最悪の結果サンジが戻らなくても、
彼に対してメッセージを伝えるために、自分が大きなもの(ロードポーネグリフ)を得たと伝えたいというのです。
つまり、これはサンジに対するメッセージでもあるというのです!
(粋なはからいではないでしょうか)
しかし、ビッグマムも程度が低い、と吐き捨てます。
そんなビッグマムの言葉を全く気にしない、ブルック。
自分たちが死ぬことは全く想定していないというのでした。
そして、ブルックがビッグマムに対して、衝撃の一言「お嬢さん」
これによって、ビッグマムが一体どのような反応になるのか、
注目ですね。
意外に乙女チックになってしまって、照れてしまうのではないでしょうか。
ビッグマムの思わぬ弱点が明らかになると予想もしています。
あらすじ3:鏡世界でブリュレを脅して脱出へ・・・
チョッパー達がブリュレを叩き起こして、城の中の鏡はどうなっているのか、
脅しをかけます。
(と言っても、くすぐるという子供じみた方法ですが笑)
そしたら、ブリュレから意外な回答も・・・
なんと、「鏡に聞けばいい」というのです。
鏡達は自分たちがみんな自分が何を写しているのか把握している、というのです。
チョッパー&キャロット
「鏡よ鏡!お城の鏡はだーれ!」
そう答えると、次々と答える鏡達。
鏡も擬人化されているということで、驚きです。
ワンピースの世界はやはり、すべてのもの一つひとつに魂が宿っていて、
人間のように人格を持っているのを描きたいのだと思います。
(以前にもゴーイングメリー号が沈んだ時もそのような描写がありましたね)
すると、鏡の声から、どこに何が映しているのか聞いているチョッパー。
しかし、ルフィ、ナミ、ブルック、ペドロ、それぞれの名前を聞いても全く把握できてません。
どんなやつなのかわかっていないものと思われます。
そこで、似顔絵を描こうとするキャロット。
そこから、チョッパー達がルフィの元へ駆けつけることになるでしょう。
あらすじ4:プリンのメモメモの実の能力が明らかに!
サンジがあまりにショックを受けて、うなだれているところ、
プリンがレイジュに近寄り自分の正体の記憶を消そうとします。
レイジュの頭脳を触りだし、映画のフィルムのような記憶ファイルを出します。
そこから、頭の中の記憶を編集するのです。
これによって、自分を撃ったのは兵士だと勘違いさせたのでした。
その後でガクッとなり気絶してしまったレイジュ。
サンジは花束を置いて、その場を立ち去ってしまったのでした。
あらすじ5:ルフィがいよいよ腕を千切ろうとしたらジンベエ登場!?
ルフィがいよいよ本気で腕をちぎってその場から脱出しようとします。
あともう少しで腕がちぎれてその場から脱出できそうですが、
ルフィの行動力には度肝を抜かれます汗
一方で、ビッグマムの部下達から、ローラの居場所を吐くように脅されます。
が、それに応えようとしないナミに対して、ボーガンの矢を放つように言われます。
5秒に1回矢を放とうとしますが、ルフィが両腕を切り落とそうとするのでした。
すると、そこに図書室に誰かがやってきます・・・
オペラに対して、5千枚瓦正拳をかまして、一撃で倒します。
ジンベエが急にやってきて、ルフィ達をた助にきたのでした。
以前にビッグマムの傘下から抜け出したい、と言っていましたが、
どうにか生き残ったジンベエ。
体の他の部分も無事であることから、寿命を削られた可能性があります。
魚人の寿命は100年以上あるので、ちょっとやちょっと削られても無事に生き残れたのかもしれません。
ただ、そうなるとジンベエはペドロ同様に残りの寿命が数年となっている可能性もあるのではないでしょうか。
ルフィとナミが涙ながらにその場所から出ようとしますが、
来週以降はルフィとナミ、チョッパー、キャロットが合流して、
サンジとプリンの結婚式を全部ぶち壊す計画を立てるのではないでしょうか。
前回のあらすじはこちら。
⇒852話「ジェルマの失敗作」でジンベエ復活へ