949話の見出しですが、
・伝染病「ミイラ」のあまりにも恐ろしい感染力
・赤鞘九人男の実力が凄まじいことに…
・細菌兵器を使用していたことが発覚
・兎丼を問題なく制圧
・おでんがいかにすごい将軍だったのか?
・キッド、キラーが今後は仲間になるのか?
・ルフィは無事助かるのか?チョッパーが本当に助けてくれるのか?
・ルフィがいかにして味方を味方につけているのか?その秘訣が発覚
こちらです。
949話「ミイラ」について見ていきます。
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949話「ミイラ」ネタバレ考察まとめ!
前回までのあらすじはこちら
⇛948話で赤鞘侍の最後の一人が判明して…
疫災弾(エキサイトだん)が兎丼内で広がっていき、
囚人達にウィルスがどんどんと広がっていってます。
これに対して、ルフィ、チョッパーの2人は
カイドウの部下達を攻撃していってます。
ヒョウ五郎、赤鞘侍である、菊之丞、川松、雷ぞうの3人が次々と敵を倒していってます。
そこで気になる展開が…
キッドとキラーの2人です。
2人に海楼石の錠を外す鍵を渡します。
それを受け取りますが、2人は全く動かない様子。
2人は今後仲間になるのか否か、後半で徹底考察していきます。
結論から言うと、絶対に仲間になっていくのですが、
一体何があったのか?
2人はどのような形で仲間になるのか、ぜひご覧ください。
疫災弾の恐ろしい感染力とは…!?”触れる”だけでウィルスが一気に拡大!
ここから、カイドウ達がいかに恐ろしい開発をしていってるのか、
お伝えしていきます。
ジャックがシーザーが開発した毒ガス兵器を使って、
モコモ公国を破滅に追いやりました。
つまり、クイーン、キングも同様に、
こういった兵器を持っていることは容易に想像つきます。
クイーンも”疫災”の異名を持っていたように、
同様の兵器を持っていました。
それが、疫災弾です。
一人の人間に使ったら、
接触したことで、どんどんと感染していって、
撃たれた箇所から高熱によって全身から血が吹き出るような跡が広がっていくのです。
おそらく、キング、そしてカイドウも持っているはずです。
ワノ国全体を滅ぼせるくらいの「災害兵器」を持っており、
それを使って国を滅ぼすことができるだけの力を持っているのだと思われます。
話を本題に戻ると。
兎丼の囚人達全員に対して、
ババ抜きが悪魔の言葉を伝えます。
「お前たちも反逆者になりたいのか?
そうでなければ、行け!」
と伝えます。
これで、ルフィにだれか接触でもしてしまえば、
ウィルスが全身に広がり、一気に発熱してしまいます。
囚人たちはこの20年の間ですっかり心を失ってしまい、
反逆する気力を根こそぎ奪われてしまっていたのです。
・疫災弾たった一つで絶望的な力を発揮していること
・カイドウが巨大な龍で到底かなわないこと
・反逆した人間達はのきなみ家族ごとひどい目にあわされてきたこと
など、ルフィ達が奮起して立ち向かおうとすればするほど、
「迷惑」だったのです。
なぜなら、ルフィが反逆してくと、
囚人たちが過去にカイドウ・オロチ達に家族ごと滅ぼされた過去を思い出すからです。
ルフィ達をむしろ逆に恨んでしまうくらい、
カイドウ達に歯向かうことはできないのです。
すると、ルフィが「ムカっ!」として、
疫災弾で全身にウィルスがまわっている囚人に、
がばっと抱きついて語っていくのです。
「こんなもん、全然きかねぇ!」
「お前らはただの奴隷だから、目を覚ませ!」
とルフィが伝えて、囚人達が止まります。
ルフィはカイドウに勝って、
「腹いっぱいメシの食える国にする!」
と囚人全員に伝えます。
「俺たちはカイドウに勝ちに来たんだ!!」
そう伝えると、囚人たちは全員聞き入っているのです。
これはルフィが腹を決めて、
囚人達に自らの手で触れて、
伝えたからなのです。
ルフィの覚悟が伝わったからでしょう。
ヒョウ五郎がルフィが演説で伝えたときに、
「何という掌握力だ…」
と驚きます。
これで一発でルフィの味方になったのです。
「カイドウにつくか俺たちにつくか選べ」
と言われますが、全員ルフィにつくことはおそらく決めていたはずなのです。
兎丼を問題なく制圧…!?
疫災散弾(エキサイトショット)で、ババ抜きがウィルスを発散させようとします。
200発分を使って、全員を感染させようとするのですが、
ルフィが見聞色の覇気を使って、自爆させるのでした。
これで、看守長だったババ抜きは疫災弾の爆破を受けて、
倒されてしまうのでした。
そして、囚人たちは全員反逆することを決意し、
兎丼を制圧完了するのでした。
しかし、大きな被害もあったのです。
まず、ルフィがウィルスに侵されてしまっていること。
そして、囚人たちの多くもウィルスによって、
機能していないこと。
キッド、キラーの2人も心がズタボロになっていて、
疲弊しきってしまっていること。
などなど、万全の体制ではなく、
ここからカイドウ達と戦うにしても、
まだまだ本調子には程遠い状態なのです。
鬼ヶ島での火祭りまで残り8日…
カイドウとの戦いに向けて、まだまだ乗り越えるべき壁は非常に多いです。
ただ、ヒョウ五郎的には、
「見事だ麦わらの人!とんでもねぇ助太刀を連れてきたな錦えもん!」
と言っていて、喜びを噛み締めているのでした。
950話に続く…
ここから、950話に向けて考察をしていきます。
キッドとキラーには何があったのか?放心状態の2人はどうなる?
キッド、キラーの2人は今回の件を機に、
ルフィたちの仲間になる可能性が非常に高いと思われます。
ただ、2人がすぐに「仲間になりたい!」と言ってくるわけではないはずです。
…というのも、キッドがキラーを助けるために、
再び兎丼に戻ってしまって、捕まってしまってましたね。
キラーがどうして鎌ぞうとして、
日和とオトコの2人を襲ってしまったのか、
この辺りが鍵を握ってきそうです。
まず、キラーはどうして笑うのを嫌っているにも関わらず、
笑いが止まらない状態になっているのか?
この辺りについて948話までに何度か言及してきました。
まず、キラーを語る上で、ポイントになるのが、
「他の仲間達の存在」についてです。
キッドが「仲間はどうした?」
とキラーに伝えてましたが、答えていません。
何があったのかというと、推測ではありますが、
1.捕獲されてしまっている
2.SMILEを食べさせられてしまっている
の2つが考えられます。
キラーはもちろん既にSMILEを食べてしまっていて、
それによって「笑い」が止まらない状態になっています。
これはキラーがSMILEをあえて食べた可能性も考えられます。
仲間が人質にされてしまっていて、
SMILEを食べることで、ギフターズになって、
戦力になるためと思われます。
もし、食べなかったら…
仲間たちが全員殺されてしまうか、
SMILEを食べて、言うことを聞いて、
仲間たちを開放してもらおうとしていたはずです。
しかし、それが失敗に終わります。
キラーは能力を正しく継承されず、
「笑う」という副作用だけ引き継ぐのです。
キッド達の仲間はプレジャーズになってしまっているか、
もしくは何か奴隷のようにひどい目にあわされているのかもしれません。
それを食い止めようとしていたのがキラーだったけれども、
食い止められなかったのではないでしょうか。
この2人が絶望に打ちひしがれている状態ですが、
すぐに立ち上がるとは思えません。
おそらく、仲間がひどい目にあった状態だと思われますので、
今回のように、ルフィ達がキッド達に対して、
想いを伝える場面が来るはずです。
おでんがいかにすごい人間だったのか!?過去に仲間を命がけで救った真相
おでんについて、今回949話でルフィが言及する場面がありました。
これまでおでんが過去に何があったのか、
全く語られてきてませんでしたが、
ルフィ達は直接錦えもん達から聞かされていました。
いずれはワノ国の過去のエピソードが語られるときがくると思われますが、
特に鍵を握るのが、おでんだと思われます。
おでんが死に際に一体何をしたのか、
ということですが、それは仲間達を庇ったのだと思われます。
まさに今回ルフィが身を挺して、
元侍だった囚人たちを説得したように、
おでんもワノ国の住人達を命がけで救ったのではないでしょうか。
今回、クイーンが作った疫災を使って、
ババヌキ達が襲ってきましたが、
例えば、20年前にも同様に、ワノ国の住人達を皆殺しにしようとしていたところを、
おでん一人が死ぬことで被害拡大を防いだのではないでしょうか。
それだけ仲間を救うのに必死だったのだと思われます。
ルフィは果たしてウィルスから助かるのだろうか?
ルフィは現在、ウィルスにやられてしまっている状態です。
すぐに助かるのかは分かりませんが、結論から言うと絶対に助かるはずです。
全身に”ミイラ”のように、やけどのような跡が広がっていくので、
完全回復が果たしてできるのか疑問が残りますが、
ここで鍵をにぎるのが(分かりきってますが)チョッパーです。
ただ、チョッパーと言っても、
ルフィが猛毒の魚を食べて毒に侵された際に、
何もできずに、レイジュに助けられたことがありました。
あのときに、レイジュから何かしらのヒントを得て、
ウィルスの抗生物質を作ることができていれば、
今回の疫災でも対策ができると思われます。
チョッパーの医者としての腕前が試されるのは間違いありません。
カイドウとの本戦までに、無事に体調が戻るか、
見届けていきたいと思います。
ルフィはいかにして味方につけていくのか?
ここからいよいよ今回の内容を踏まえて、
考察をお届けしていきます。
鷹の目曰く、ルフィの最も恐ろしいと言われる能力、
「それがその場にいるものを次々と味方につける」
これが身についていると。
ルフィは人を魅了し、惹きつけて、
最終的には味方にする能力を持っているのです。
それは兎丼にいる囚人たちも同様でした。
彼らは家族も含めて蹂躙されてきて、
カイドウに立ち向かうだけの気力は全くありませんでした。
しかも、疫災弾で全身が細菌にまみれてしまって、
瀕死寸前の状態でルフィ達を倒さないと自分達が家族同様に、
再び蹂躙されることを思い出し、恐怖が襲ってきてました。
そんな中、ルフィが取った行動というのは、
体でぶつかっていくことでしたね。
もちろん、ルフィの体が細菌で侵されるリスクも承知で、
無理やり押さえつけました。
これはリーダーであるトップの人間が、
わざわざ現場に降りていって、泥臭いことをして、
自ら体を張って行動することによって下の人間からの信頼を得ていることと同じです。
ただ、ルフィの場合、命がけでやっているという点において、
凄まじい覚悟が見受けられます。
それだけ本気でカイドウを倒すことを考えていて、
そのために目の前にいる囚人達のことも考えていることが、
嫌でも伝わってきます。
そして、ワノ国を本気で「腹いっぱいメシを食わせる国に戻す」ことを約束したことから、
絶対にそれを実現させる意志が感じられます。
そのためには「絶対にカイドウを倒す」という宣言をして、
全員に改めてハッキリと伝え、問うのでした。
「俺たちにつくか、カイドウにつくか」
本人達に最後、覚悟を試しました。
それだけルフィからの覚悟が伝わり、「ルフィについていこう」と自然と思ったのではないでしょうか。
ルフィはこうやって目の前の人達と命がけでぶつかってきたからこそ、
次々と味方につけているのです。
それは決して狙ってできることではなく、
ルフィ自身が明確な意志を持っていて、
目の前にいる人間ととにかくぶつかっているからだと思います。
それが、例えば四皇白ひげだとしても関係ありません。
「おれがエースを助ける!」
「海賊王になるのは俺だ」
と白ひげ相手にも容赦なくぶちかまして、
最終的にはルフィを全員で援護しろと白ひげさえも味方に付けました。
ルフィが本気でエースを助けようと躍起になっていて、
先陣きって向かっていったのを見たときに、
心が動かされたのだと思われます。
天竜人、海軍本部との最終決戦までには、
黒ひげも含めたDの海賊同盟を束ねたルフィが、
過去戦ってきた仲間と共に立ち向かっていく姿が今から待ち遠しいところです。
⇛ワンピース949話「ミイラ」あらすじ
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