ウソップの父親は赤髪海賊団の狙撃手、ヤソップ。彼の狙撃としての能力は恐らく世界トップクラスと言ってもいいでしょう。
そんなウソップはヤソップの事を誇りに思っていると考えられます。亡き妻も夫の事を誇りに思っている程です。
さて、そうなればあまり話題になりませんが、二人の再会は劇的になるかもしれません。
そもそも、ウソップもいつか父ヤソップに逢えればと思っている筈です。
今回はそんな狙撃親子についての考察を深めていきます。
ウソップとヤソップはセット
ヤソップはルフィ憧れの大海賊、赤髪のシャンクスの狙撃手として海を冒険しています。
シャンクスが新世界でルフィを待っているように、ヤソップも当然新世界でいる筈です。
しかし、シャンクスの現在地はマリージョアでまさかの五老星との会談中です。
シャンクスの服装からすると、当然単独で行動している筈です。四皇の船がマリージョアに来るなんて大事ですからね。
故にヤソップは新世界で船長の帰りを待っているというところでしょうか?
じゃあ、このままウソップはヤソップと会うだけで、ルフィとシャンクスの再会地はマリージョア…流石にそれはないでしょう。
管理人としては、やはりルフィとシャンクス、ウソップとヤソップの再会はセットだと考えられます。
シャンクスとルフィの再会はマリンフォードでも実現しそうでした。しかし、シャンクスはあの時点でルフィを一目も見ずそのまま別れています。
長年ワンピースを読んでいる読者からすれば、ルフィとシャンクスの再会は本当に大きなテーマといってもいいです。
なにせ、ルフィが麦わら帽子を被る理由は大海賊になって帽子を返す約束をしているからです。
本来であれば、ワンピース自体は96巻も出るほどに長期になる連載ではなかったので、巻数が増えるごとにルフィとシャンクスとの再会を待ち望んでいる読者は数多くいるでしょう。
となれば、ヤソップとウソップの親子の再会が小さく扱われる訳がありません。今思えば、ルフィが父親と別れたのは7歳のルフィよりも幼い時に別れていますから当然です。
再会地点はラフテルが一番しっくりくる
そうなると、ヤソップとウソップの再会は劇的に扱われる筈なのは間違いありません。やはり本命としては全ての物語の終着点ラフテルですよね。
現在ワンピースはワノ国に辿り着き、最早ラフテルに近い場所まで航海を進めています。
となると、刻一刻と親子の再会は近づいているでしょう。
やはり、黒ひげやイム様との決戦時か?
次に問題なのは、ラフテルに辿り着くという事は最早ワンピースの最終章、最終回、最終盤、最終局面と最後の島である事をこれでもかという程、強調しています。
つまり、麦わらの一味最後の戦いといってもいい島なので、そこに集まる敵勢力も黒ひげ、海軍本部、四皇、世界政府、革命軍、王下七武海、麦わら大船団etc.…。
最後にして最大の戦争が幕を開けるといってもいいのです。
ヤソップがウソップを助けて、ウソップがヤソップを助け返す
ウソップとヤソップの共通点は狙撃手という立ち位置、援護が花道の役職です。つまり、何が言いたいかというと、親子の再会は声を上げての再会ではなく、戦場で互いの敵を助け返すという粋な再会。
互いに狙撃として最高の腕を持った上で、ウソップがピンチの際に遠い距離からそれも信じられない程の距離で息子を助けます。
急いで、ウソップはゴーグルの倍率を上げると、父が自分にむかってサムズワンのポーズ。
遠くて言葉も届かない距離でも、狙撃によって再会を果たす二人。そして、ウソップが逆にヤソップを助ける。
つまり、援護が彼等の最大にして最高の再会のメッセージなのです。