ネフェルタリ家という20人の王から外れた王家
二年前、ルフィが出会ったバロックワークスナンバーエージェント、ミスウェンズデーは、ネフェルタリ王家王女、ネフェルタリ・ビビだと判明しました。
そして、ビビを一時的にアラバスタ王国まで送り、諸悪の根源であったクロコダイルを撃破し、ビビとはアラバスタ王国で別れる事になりました。
さて、此処で問題ですが、ネフェルタリ家は後に天竜人の祖先である二十人の王の一人だと判明しました。
しかし、この古代ネフェルタリ王は、聖地マリージョアへ行かなかったようです。
今回はその中で、ネフェルタリ家は何故に砂漠に王国を築いたのでしょう。
砂漠と言う過酷な環境
そもそも、砂漠という場所はかなり生存するだけでも厳しい環境です。
まず、寒暖差が激しく、日中は気温も40度を軽く超えますが、夜は一転して零度まで冷え込みます。
そして、水を手に入れるだけでも一苦労だと言えます。
雨も中々降らず、振ったとしても洪水になるなど極めて不安定な天気。
野菜や果物も獲れるにしても、多く獲れるとは思えません。
この様に、人間が生活する上では、砂漠はデメリットが多いのです。
なれば、不思議なのは、世界を創ったとされる二十人の王の一人が、何故この地でアラバスタ王国を築いたのか?
管理人としては、追放されたのではないと考えています。
アラバスタ王国は、言うなれば流刑地
日本や世界各国でも、島流しという刑があり、島に流されたら最後。
もう二度とその島から脱出出来ません。
生活がままならければ、そこで死亡といっても過言ではありません。
実際にワンピースの作中には、空島の刑に雲流しがあり、航行不能な島雲に乗せられて、永遠に空を彷徨うという恐ろしい刑罰です。
この様に、ワンピースの世界にも島流しならぬ雲流しがありますが、古代アラバスタ王国国王も流刑地としてアラバスタ王国に流されたのではないでしょうか?
もしかすると、ルフィとクロコダイルが戦った地下祭殿にあったポーネグリフには、流刑された後、アラバスタ王国が建国されたかもしれません。
世界政府加盟国でも、余り支援がされていない?
その証拠に、アラバスタ王国はクロコダイルの反乱を許してしまった事実があります。
もし、クロコダイルが英雄としてではなく、国を乗っ取るつもりで動いているのを知っているCPや海軍のメンバーがいれば、反乱は起こらなかったかもしれません。
いうなれば、ルフィが居なくても、事前に王国乗っ取り事件は起こってしまいました。
もっと言えば、王下七武海が王国に居る事が異常だと言えます。
実際にクロコダイルとドフラミンゴは例外ですが、ハンコックは自分の故郷で女王をしており、ミホークはシッケアールで自給自足、モリアも自分の船で生活しています。
管理人としては、いくら王下七武海と言えど、人前に姿を現して生活しているのが可笑しいのです。
そもそも、クロコダイルではなく、王国守備隊や海軍がアラバスタ王国の防衛に携わるべきですから、充てにしてはいけない筈です。
これに関して言えば、アラバスタ王国はアラバスタ王国近海を護るヒナ以外に有力な海兵を貸して貰えなかったかもしれません。
また、水が必要な国なら、他の国や政府に援助を求めても良かったと思いますが、アラバスタ王国は世界政府加盟国でありながらも、自国で反乱が起こるので世界政府としても面倒見切れなかったのでしょう。
以上の観点から、アラバスタ王国は世界政府加盟国でありながら、どこか今一つ国として安定していなかった。
その原因は古代アラバスタ王国国王が流刑されたからにほかならないのです。