笑顔の裏に、既にルフィの寿命は残り少ない
我らが主人公ルフィは現在、ワノ国でカイドウと直接対決を実現すべく、鬼ヶ島へ殴り込みをかけています。
カイドウを倒す為に、流桜を会得し、鉄の壁を殴り続けるなどしています。
思い返せば、ルフィはギア2という血流を上げるドーピングを使う様になってから、寿命を削る戦い方をしています。
そうでなければ、経験が浅いルフィは寿命を削らなければ、ルッチ以降のボスキャラと対等に戦えなかったと言えます。
常に外からの敵だけでなく、内にある自身の体の限界にも気付いているのではないでしょうか?
生き急ぐ盃兄弟
生き急ぐという言葉があります。
この言葉の意味言うなら、人生をグングン進めて、人生の終わりである死に向かってかけ急いでいると言います。
つまり、2年間のルフィの行動をざっと言うなら、正に生き急ぐという言葉が当てはまります。
思えば、ルフィだけでなく、エースやサボにも当てはまります。
特にエースに関して言えば、スペード海賊団を結成してから、この海で頭角を現し、白ひげから生き急いでいると評されました。
実際にエースは盃兄弟の仲で、20歳という若さでこの世を去っています。
サボに関しても、革命軍という平穏とは正反対に常に時代の渦中にいる勢力です。
そのまま、マリージョアで大将二人と戦うというサボが戦ってきた中で、一番の強敵であったといえるでしょう。
そして、現在サボの明確な生死は不明です。
つまるところ、ルフィにとって二人の兄が生き急いでいるといえる状況ですから、ルフィもそれに倣う様に生き急いでいると言えます。
ギア2を披露した後、ルフィは自分の命をも捨て始めた。
管理人は一巻から最新刊に至るまで、二年前のルフィは以下の事を述べています。
バラティエ編でサンジが命の恩人であるゼフの為に、死ぬ覚悟が出来ていると発言した後、ルフィはサンジの襟を乱暴に掴むと、死ぬことは恩返しじゃねェぞ!!と激昂していました。
これはルフィ自身もシャンクスに左腕を犠牲にしてまで、命を救われた経験があるからです。
つまり、せっかく救ってもらった命をむざむざ捨てる等、馬鹿がすることだと言っているのです。
しかし、その後ルフィの言動と考えに変化が現れます。
それが、青キジ戦です。
当時の二年前のルフィは覇気どころか、ギア2、3、4、未来予知、流桜も一切使えず、当時最強の技はゴムゴムのストームでした。
考えてみてください、今のルフィの強さを知っているなら、青キジと戦ったルフィが如何に無謀だと証明しています。
恐らく、二年後の修行を経ても勝てないと考えます。
そんなわけで、アイスタイムによって凍らされたルフィは、意識すらない完全な敗北者であり、青キジがスモーカーの件を持っていなければ、そのまま殺していたでしょう。
その後、エニエスロビー編でブルーノと対峙したルフィは力いっぱい戦う方法として、ギア2とギア3を完成させました。
この時点でルフィは、サンジが言っていた事とは真逆に、自分の命を捨ててでも、仲間を護るというある種、イーストブルー編以上に自らの命を追い込む考えを持つようになります。
ルフィ自身、そのうち、吐血するシーンがあるかもしれない
管理人としては、最終回に近づくまで、ルフィが人知れず吐血するシーンがあると思います。
言うなれば、二年間の間に常人なら何回も死んでいるダメージをその身に受けすぎ、尚且つギア2、3、4の反動も出てくると考えられます。
笑顔の裏で、ルフィはチョッパーに相談せず耐えているかもしれません。