新世界に海賊達の楽園の存在
四皇となっている黒ひげは、今や全世界の中でも、最も注目されている海賊といえます。
なにせ、ビックマムやカイドウがしていない能力者の能力を奪う”能力者狩り”に躍起になっているからです。
世間でも、能力者の海賊は高額賞金首の常連で、たしぎの言葉を少し借りるなら、強い武器や悪魔の実は悪名高い海賊に広まっているといえます。
さて、それだけ強力な黒ひげはハチノスという島を根城にしているようです。
ここは、いうなれば、黒ひげの一味だけが独占しているジャヤみたいなものです。
ジャヤには、ベラミーや処刑人ロシオといった海賊が集まっても、敵対している者同士が集まる海賊の町でした。
違いとしては、海賊達の楽園とは、ハチノスの様に同じ海賊団で仲良くするという意味合いと取れます。
さて、そんなハチノスの様に、カイドウはワノ国に本拠地である鬼ヶ島を移動させ、花の都を陣取り、そこを中心として、ワノ国を海賊達の楽園にしようとするようです。
カイドウも海賊王になりたいと管理人は考えていますが、それとは別に海賊の為の楽園をカイドウは創りたいようです。
どうして、カイドウはワザワザワノ国を海賊達の楽園にしようとしているのか?
恐らく、海賊達の楽園にしようとするカイドウの意志とは、ロックスの意志に影響されたのではないでしょうか?
ロックスは世界の王になりたかった
ロックスは39年前に死亡されたといわれる禁忌の海賊で、海賊王ではなく、世界の王になろうと考えていた男の様でした。
その実力は、ロジャーをして、最強の敵と言われていた程でした。
そんなロックスは、過去最高に野心が高すぎる男だと、管理人は考えています。
カイドウはそんな船の見習いをしていたようで、少なくとも、カイドウの楽園を造り上げる意志は、ロックスに影響されたと管理人は考えています。
カイドウは、おでん、ロジャー、白ひげが好きだったとファンを公言しており、その中にはロックスも入っているのではないかと、管理人は思うのです。
というよりも、目標にしているのではないでしょうか?
カイドウは死を求めていますが、その過程で海賊達の楽園を造り上げる事も求めているのです。
破壊と滅亡の申し男の夢と影響を受けた夢
カイドウは正に破壊と滅亡の申し男で、自らの死を欲している中で、海賊達の楽園を造り上げようとしている。
そこに自らの目標が死なのですが、そこにロックスの意志も混ざって影響していると管理人は考えています。
そう考えると、カイドウは無計画に死を望みつつも、計画的に鬼ヶ島を中心に海賊達の楽園を造り上げる二つの野望があると結論付けます。
これは本編でも、カイドウは自殺と海賊達の楽園を創ると公言しているので、まぎれもない真実であって、此処は絶対に変わらないでしょう。
そう考えると、カイドウはあんな見た目と強さであっても、何かの影響を受ける人間の一人だと言えます。
逆に言えば、ロックスの意志を受ける生き証人といえるでしょう。
ここから、管理人はカイドウ編が終わると、ロックスの掘り下げが始まると考えます。