ホーキンスではなく、アプーが最初に脱落する最悪の世代
管理人は以前、ホーキンスがローにあっけなくやられてしまい、このまま退場かと思いました。
ところが、ホーキンスは再登場しており、包帯を巻いたままとはいえ、死んでいても可笑しくはないと思っていたので、びっくりです。
故にホーキンス死亡説は四散した訳ですが、代わりにこの男、アプーの方が修羅場になるとは思いませんでした。
今回はシビアに、アプーが最初の脱落者になると考え、考察します。
最悪の世代の初の脱落者
そもそも、ワンピースの世界は麦わらの一味を中心に話が進んでいますが、グランドラインに突入する時点で非常に厳しいと言われています。
それもその筈、双子岬へ突入する時点で大嵐であり、間違えてカームベルトに入ってしまったり、極めつけは山へ押し寄せる濁流にのみ込まれる始末。
恐らく、今の航海船でもグランドライン入り口を無事乗り切るのは相当難しいでしょう。
もし、ナミがいなければ、一味はグランドラインに入ることなく、物語は終わっていた筈です。
この様に、ルフィ達が既に居ないグランドライン前半の入り口に入るだけでも、非常に困難で、グランドラインに入れない海賊のレベルはたかが知れているといえます。
仮に新世界で活躍している海賊の戦闘員なら、イーストブルーに赴けば、非常に強いといえます。
いうなれば、新世界に進出できる海賊は星の数ほどいる海賊たちの中でも、屈指のエリートと言えます。
ところが、そんな選ばれた海賊たちであったとしても、海賊達の世界は明確な実力の階級で分かれています。
管理人は、アプーは新世界でなければ、イーストブルーあたりでは充分天下が獲れていたと思います。
しかし、アプーは活躍する場所が悪かったと言えます。
アプーでさえも冷遇する実力至上主義、百獣海賊団
今回のアプーに対する仕打ちは死刑宣告に等しい仕打ちです。全員が氷鬼になりたくない、もしくはなったために、心の余裕がなく、一切の手加減なくアプーへ襲い掛かっています。
なので、アプーにはいつもの様な陽気でどこか人をおっちょくている態度ではなく、自分自身が危ない為に、容赦ない攻撃で敵を退けていました。
管理人としては、アプーほどの男を囮にするのはかなり百獣海賊団としては痛手だと思うのですが、百獣海賊団が実力至上主義と考えると、そもそも憐みがない海賊だと思います。
そもそも、大看板を賭けて、大看板対飛び六砲が実現するなど、同じ仲間同士で戦う事に一切の迷いがないと言えます。
そう考えると、アプーはそもそも百獣海賊団に入るべきではなかったのでしょう。
お調子者の末路
管理人としては、アプーは新世界の現実を知り、自分の限界を感じていると思います。実際にアプーはキッドに対して、四皇に勝とうという幻想を抱くなとキッドへ吐き捨てていました。
アプー自身、船長になった男です。
二年前までは、黄猿にしなくてもいい戦いを仕掛け、命知らずでありましたが、一瞬で黄猿に負けてしまい、二年後はカイドウの傘下に入りました。
その時点で、奴は海賊として自ら競争することに降りたと言えます。