戦いの舞台は、ワンピースにとっては盛り上がる重要要素
上記のタイトルは、全てのバトル漫画に言えますが、戦う相手だけでなく、実際に戦う舞台も盛り上がりの重要要素というのが、管理人の認識です。
例えば、ナルト第一部でナルト対サスケの一騎打ちは、終末の谷と呼ばれるかつて千手柱間対うちはマダラが戦い合った場所で、そこで二人が追う側と追いかける側に別れ戦いあいました。
故に二人の戦いは、開放感溢れる場所で互いの最強の状態や最強の技でぶつかり合い、千鳥対螺旋丸で幕を閉じています。
しかも、面白いのは、その三年後、丁度第四次忍界大戦が終わった直後、再度サスケはナルト相手に、また戦いあっているのです。
そこで両者がそれまでの思っていた思いがぶつかり合い、遂に二人は和解したのでした。
この様に戦いの舞台となるのは、特に各章のラスボスとの戦いというのは、舞台自体も盛り上がる重要要素になるのです。
そして今、ワンピースの世界ではそれが類著であり、管理人としてもアラバスタ王国の地下聖殿での三度目の戦いやマリンフォード頂上戦争という海軍本部での戦争は、舞台が舞台だけあって印象深い戦いになりました。
これがもし辺鄙な空き地などであれば、あまり心に響かないと思います。
思い入れある場所や由緒正しい偉大な場所というのは、戦い逢う舞台としては申し分ないのです。
では、現在カイドウへの討ち入りが遂に始まりましたが、カイドウとはどこで戦うのでしょうか?
このまま、宴会場で戦う
戦闘とは性急なものです。
うだうだしていると、敵からの攻撃が繰り出されるでしょう。
そう考えると、両者一歩もよらず、戦いの火蓋がすぐさま幕開けます。
要するに、そのままカイドウは宴会場で赤鞘九人男と戦い始めるという事です。
正しく性急とはこのことでしょう。
思えば、二十年前、赤鞘九人男としてはカイドウの屋敷、つまり鬼ヶ島へ本来であれば、直接乗り込むつもりが、二十年経った今それが果たされようとしているのです。
カイドウは龍でそのまま外へ出る
まだあります。それはカイドウが空を飛べれる龍だという事です。
実際にカイドウは、思い立てば直ぐに飛び立てます。一切の事前準備が無く、そのまま能力を使えるのです。
であれば、カイドウとしてはこのまま狭い宴会場で戦うよりも、外で戦う方が良いでしょう。
身動きが取れない場所や部下達の前で戦うよりも建設的な話です。
大穴として、花の都で戦う?
管理人としては、カイドウは花の都でそのまま戦うのもありと思います。
カイドウ自身、花の都の町民を何も知らないバカ共と罵っており、これから地獄になるとも知らずと正に悪党らしいセリフを吐いてあります。
言うなれば、海賊達の楽園を作るのであれば、赤鞘九人男と始末するにも充分良いと言えます。
それに町民の命を引き換えに、交渉も出来るでしょう。
ワノ国の将軍になりたいモモの助がそれについて見過ごせない筈です。
戦う舞台というのはとどのつまり、場所が場所であれば、それに伴う被害を顧みない人間にとって絶好の戦い場所と言えます。