ビックマムのネーミングセンスについて
今回の考察では、ビックマムのネーミングセンスについて考察していきます。
その中で、ビックマムのキャラを把握していくで最終章までどの様な動きをするかを纏めていきます。
プロメテウス、ゼウス、ナポレオン、ヘラ
まず、ゼウスやナポレオンよりも耳にあまり馴染みが無いプロメテウスから行きましょう。
プロメテウスの由来は、タイタン族、つまり巨人族が由来となっています。タイタン族とはギリシャ神話に出てくる巨人族でして、ディズニー映画、ヘラクレスでは当時から主神であったゼウスを滅ぼそうとしてきた恐ろしく巨大な種族です。
このプロメテウスは、ビックマムの技に出てくるヘブンリーファイヤーは日本語名で天上の火という意味が込められていますが、この技名は元々、プロメテウスが神々から盗もうとした天上の火が由来となります。
そこから、プロメテウスは主神ゼウスの怒りを買い、ワシに生きたまま肝を喰われる想像を絶する刑に処されます。
しかし、ヘラクレスが助けてくれ、難を逃れたと言われます。
次に、ナポレオンですが、フランス革命を促した人物として、世界中に知られていると思います。
実際にあの三角帽のイメージはナポレオンが強いと言われていますし、ビックマムの帽子はそのまま三角帽なので、イメージバッチリといえます。
只、ナポレオンはロシア遠征で、極寒地帯に関わらず、食料を持たせなかったことで、フランス兵が餓死、逃走、裏切りが勃発したようで、あまり宜しくない人物です。
次に、ゼウスですが、もう言わずもがなギリシャ神話でいちばん有名な神というか、一番のトラブルメーカーでしょう。
兎も角、女癖が悪く、とてもディズニー映画に出てきたようなイメージではありません。
そんなゼウスはナミに取られてしまいましたが、モデルであるゼウスを考えると、女好きがそのままビックマムのソウルの中でも一番食欲に忠実なホーミーズになったと考えるのが自然です。
そして、ヘラですが、このヘラは主神ゼウスの妻であり、嫉妬深い性格だったようで、ヘラクレスは元々ゼウスの浮気相手から産まれた子供らしいです。
故にヘラは、ヘラクレスを知れんと称し、消そうとしますが、ヘラクレスはその試練を乗り越え、いつの日か、ヘラクレスの名前の由来は”ヘラの栄光”という意味として名付けられたようです。
神々の名を持つビックマムのいくすえ
管理人としては、ビックマムは神を名乗ってはいませんが、神々の名を冠する主神ゼウス、その妻ヘラを始め、タイタン族のプロメテウス、フランスのナポレオンという風に名前を持っています。
まさに、四皇の名に相応しい名前の数々といえるでしょう。
エネルも神を語りますが、ビックマムと比べると、まるで話にならないといえます。
余程、ビックマムの方が神懸かりな強さを秘めているといえてしまいます。
ところが、ビックマムの運命はあまり宜しくないといえるのです。特にナポレオンがいけません。ナポレオンは皇帝についたにも関わらず、身の丈に合わない傲慢な振る舞いがロシア出征から始まり、終いには島流しにあいますから。もしかすると、ビックマムもそうなるかもしれません。