覇王色の覇気と海賊王の資質

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覇王色の覇気と海賊王の資質

覇王色の覇気は三種類ある覇気の中で、百万人に一人しかいない王の資質と呼ばれ、ルフィ、シャンクス、ロジャー、白ひげなどと言ったそうそうたるメンツが有しています。

ところが、覇王色の覇気と海賊王の資質はなにか関係があるのでしょうか?

作中でも、海賊王に近いメンツは、全員覇王色の覇気を有していますが、実は黒ひげだけ覇王色の覇気が無いようなのです。

今回は海賊王になれるのと覇王色の覇気に何か関係が何かを考察していきます。

人の上に立つ王

王とはざっくばらんに言えば、リーダーです。

大勢いる人間の中で、その人の意見が一番まかりとおる正に王とは我儘を通す力といえます。これは刃牙の世界で、勇次郎が強さについて、強さとは我儘を通す力と明言していることから、考えました。

さて、そこにワンピースの世界ならではの海賊王という言葉についてです。

この海賊王という言葉は恐らく、20数年前、ロジャーが海賊王になるまで無かった言葉だと考えられます。

その理由は、ロジャーは世界一周したら、世界一の海賊になるといっていますが、海賊王と発言していないからです。

この海賊王という言葉は世界経済新聞社、モルガンズが考え出した言葉だと考えます。

世界経済新聞社は、世界中の人間に新聞を発行しているので、まず間違いないでしょう。

しかし、海賊王になるというのは世界一周するという事なのですが、ここで今更なのですが、何故に世界を一周するのが海賊王になれる所以になるのでしょうか?

もしかすると、此処に覇王色の覇気の持ち主と何かの関係があるかもしれません。

覇王色の覇気とロジャー

ロジャーは覇王色の覇気を特に一番うまく使っていたのではないでしょうか?

ロジャーは海賊という誰にも師事することなく、独学で覇気を扱えるようになったと思います。

特に病気がちの体で、おでんを神避で吹っ飛ばしていますし、練度は非常に高いと伺えます。

しかし、そんなロジャーは覇王色の覇気を単に力として見ていたのでしょうか?

もしかすると、ロジャーが海賊になろうと思ったきっかけはこの覇王色の覇気によるものではないかと思うのです。

覇王色の覇気を持つ者はこの世で何かをするように突き動かされる

ここから考察の域を脱しませんが、覇王色の覇気とはある意味では神のいたずらというより、選ばれた人間のみ与えられた力と思います。

覇王色の覇気は敵を気絶する、纏うだけが本当の力ではなく、自分の野望を実現する力、いうなれば、運にも作用する力なのではないでしょうか?

実は覇王色の覇気についてある考察がなされており、それは年を取ると覇王色の覇気が衰えるという事です。そう、マリンフォード頂上戦争で戦った白ひげです。

白ひげはやろうと思えば、海兵を纏めて気絶させれる実力の持ち主だったと思うのですが、覇王色の覇気を使いませんでした。

そして、白ひげで重要なのは、ロジャーの様に目指すべき野望ではなく、家族を持ちたいと願望を求めていたという事です。

いうなれば、覇王色の覇気は覇道に手を貸しますが、平穏な道を望む者に力が作用されないかもしれません。

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