まるで良いところがないホーキンス
管理人が思うに、ワンピースという漫画は本当にキャラが多く、他の漫画の様に島々を移動せず、その場所で物語を進めたら、きっと活躍出来ていたであろうキャラが多いと思うのです。
勿論、キャラが少ないに越した事がありませんが、基本的に麦わらの一味がストーリーの根幹を支えるキャラです。
しかし、シャンクスより後に登場したキャラでも、ストーリーの中心に成程活躍したキャラが多くいます。
今あげるのであれば、ビビ、ロー、赤鞘九人男が絶対に外せないメンバーです。赤鞘九人男は一括りですが、此処におでんも入ってくるでしょうか。
上記のキャラは所謂、ビビを除いて、麦わらの一味でないにも関わらず、ストーリーの中心に立ったキャラです。
特に管理人はローの人気がずば抜けて高く、アニオリ、映画、ゲーム、フィギュア、グッズなどのメディア露出が非常に多い程です。
ローの登場が2008年ごろなので、ビビと比べると後輩にも関わらず、この人気は凄いものです。
しかし、今回の考察はローが主役ではなく、ホーキンスが主役です。
タイトル通り、ここまで書いたのは、ホーキンスが如何に活躍が出来ていないかをローを例に例えてのです。
何の為に新世界に入ったのか?
まず、ホーキンスに対して書きたいのは、カイドウの使い走りになりたい為に新世界へ入ったのかという事です。
ホーキンスは二年前、億越えの2億4900万ベリーで、二年後は3億2000万ベリーです。
充分、3億を超えると、中々上がりにくなると言われる世界で、それなりの快挙を成していました。
なにより、能力がえげつなく、自分へのダメージを移せるのは、凄まじいチートです。
実際に当たれば、死ぬ黄猿のレーザーを完全に防いでいましたから、その性能は凄まじいものです。
ところが、新世界に入り、キッドと違い、生存が難しいと知るや否や、すぐに真打になるのでは、これまで海賊団を率いた意味が無くなったといえます。
占いで進んできた男の末路
故にホーキンスの評価はかなり悪くなっています。
確かにカイドウがあの場に現れて、命を護ったのは、いい判断です。
しかし、海賊としては、ホーキンスは既に死んだと管理人は思います。
皆さん、ルフィが海賊王になる前に不治の病に侵され、見知らぬ土地で輸血しながら生きていくルフィを見たいと思いますか?
生きているけど、ルフィの顔に生気は無いでしょう。
つまり、生命的な命の終わりではなく、何かが一生叶えることが出来なくなったというのは、死と同じと言えるのです。
ホーキンスはそう考えると、ルフィやローの様に、何物にも縛られず、自分のやりたいことを全うしようとしています。
キッドもそんな二人に食らいつくかのように、自分の元に舞い込んだチャンスを必死で掴んで、抗っています。
三人とも新オープニングで、顔を突き合わせていますが、その表情はカイドウへの怒りと何があっても生き抜く表情にも見えます。
しかし、ホーキンスは淡々と占いで自分の安全を確保し、顔にやる気は見られません。
そこまで命を大事にするなら、海賊になどなるべきでは無かったと考えます。このまま行けば、ホーキンスは大した活躍をしないキャラになる確率が高そうです。