802話「ゾウ」からいよいよ本格的にゾウ編に突入し、その全貌が見えてきました。
「ゾウの意味は千年生きている象の上に栄えた島」であり、まだその詳細は分かっていません。
伝説の島「ゾウ」の正体について考察していきましょう!
ゾウには一体何がある?
ゾウの詳細についてはこちらでもお伝えしてきました。
こちらでもお伝えしてきましたが、ゾウは千年近く眠る”象”の島で、人間嫌いのミンク族が生息してるということでした。
簡単におさらいをしておくと、
などなど、現時点でもかなり謎が多い島ですね。
気になるのが象はどうして千年近くも生きているのかという点ですが、普通では絶対に考えられないはずです。
というのも、象の寿命はどんなに長くても80年前後だと言われているので、ゾウの象は(ややこしいですねw)10倍以上の寿命を生きている事になりますね。
そもそも、どうしてこの象はこんなにも長生きしているのでしょうか?
ゾウでの目的の前に、「風の谷のナウシカ」の原作から考察をしていきたいと思います。
ゾウには不老不死の秘密が眠る島!?
ワンピースはルフィが海賊王になるまでの物語ですが、それまでに乗り越えるべき課題(テーマ)のようなものがあると管理人は考えています。
例えば、自然系(ロギア)の能力者や七武海(クロコダイル、モリア、ドフラミンゴ)にも太刀打ちできる実力などです。
これ以外にも、白ひげなどを仲間につける海賊としての”器”のようなものも必要でしょう。そうしないと、最終章で世界政府を相手に戦争で勝つことは難しいはずです。
これ以外にもポーネグリフを解読できる仲間(ロビン)が必要で、そのために世界政府の旗を撃ちぬいて宣戦布告したりしてましたね。(もちろん、ルフィはロビンを考古学者として認識してなく、単に仲間だと思って助けてましたが)
新世界の島を航海していくに辺り、ここからさらに重要なテーマがあると考えています。
それが、一つは「四皇」で、もう一つが「不老不死」です。
四皇は百獣のカイドウ、シャンクス、ビッグマム、黒ひげのことですが、ルフィはこの四皇に太刀打ちできる実力をつける必要があるということです。
この点については、ローと同盟を組んで、四皇のビッグマムを狙っているので、この目標に向かって着実に向かっていってるのだと思います。
そして、もう一つが「不老不死」です。
少年漫画で「不老不死」というのは少し違和感があるかもしれませんが、ドラゴンボールでフリーザを初め各敵キャラが「不老不死」を求めていた歴史もあります。
その原点とも言うべき、作品が「風の谷のナウシカ」の全7巻だとこれまでもお伝えしてきました。
尾田先生も宮﨑駿の作品はチェックしているとのことで、今からナウシカの原作を読んでみてもワンピースであったような場面がたくさん出てくるから驚きです。(有名なのが、ユパが腕を負傷するシーンです)
ナウシカの原作を読めばこれまでのワンピースの展開が色々と繋がってきて、また今後のワンピースの展開についてもかなり見えてくる部分があると思います。
多分、ナウシカの原作を読んだ場合と読んでない場合では、ワンピースの楽しみ方が何倍も違ってくると管理人は考えています。
(ナウシカの原作派手元に置いておいて、後で見返す感じで見てもらえたらいいんじゃないかなと)
コアなワンピース読者にはぜひとも読んでいただきたい作品ですが、管理人が最も注目しているのが、ナウシカで最後まで扱っていたテーマが「不老不死」でした。
映画「ナウシカ」には登場していないボスキャラ「皇兄ナムリス」が100年以上にも渡って生きている描写がありましたが、これが「シュワ」の地で行われている不老不死によるものだと発覚しました。
巨神兵と共にナウシカがシュワの地に赴き、シュワの主も含め施設全てを破壊して物語が終わりましたね。(かなりざっくりとしたあらすじです(笑))
ナウシカでもそうだったのですが、ワンピースの世界でも時折「不老」や「不死」のワードが飛び交っていたりするので、これは物語後半戦に向けての布石だと考えています。
ローの不老手術もそうですし、スリラーバーク編でのホグバックの研究もそうです。
そして、今回は1000年近く生存している象も登場し、不老というテーマが見えてきたと思います。
もしナウシカの後半の物語を踏襲するとすれば、この象が生きている理由として「不老不死」の力を使っているのだと考えられます。
その力もナウシカの最終地点聖都「シュワ」がラフテルなのだとすれば、ラフテルにその力が眠っている可能性もあるでしょうか。
となれば、この象の秘密を明らかにすれば、不老不死の秘密も分かり、最終地点ラフテルのヒントが何か分かるのかもしれませんね。
ちなみに、ルフィのテーマの一つとして、「死」もあると管理人が考えています。
最終章の手前までにルフィが一度「死」を迎えると考えています。というのも、ナウシカの原作でもナウシカが仮死状態になっていて、そこから見事生還しました。
この展開を踏襲するとすれば、ルフィも海賊王ロジャーのように不治の病になり、そこでチョッパーの手によって生還するという展開もあるのではないでしょうか。(そこで、”5人目”のタイトルですね(笑))
本題に戻ると、不老不死についての何かしらのヒントがゾウには眠っているのではないかと考えています。
麦わらの一味の「ゾウ」での目的は一体何か検証!
まず、ゾウで考えられるのが生態系です。
というのも、ゾウに住んでいる人間達というのは動物の格好をしていますね。これは明らかに普通の人種ではないと思います。
これがミンク族という人種なのかもしれませんが、そうなると、シーザーが人造悪魔の実を作れた秘密がミンク族にあるのかもしれません。
というのも、ミンク族がもし人間と動物のハーフのような人種なのだとすれば、その生態系を調べることで人造悪魔の実を作れるのではないでしょうか。
少なくともDr.ベガパンクの頭脳があれば、人造悪魔の実を作る事は簡単なのかもしれませんね。
また、2つ目に、かなり飛躍した考察にはなりますが…
ゾウでの麦わらの一味の目的は一体何なのかというと、おそらく、「不老不死」の秘訣なのかなと管理人は考えています。
「えっ!?」って思った方もその通りだと思います。
これまでも当サイトでは不老不死については何度かお伝えしてきましたが、今後の新世界では「不老不死」が重要なキーワードになるとお伝えしてきました。
今回のゾウ編でも秘密を持つミンク族から情報を引き出すことが重要だと考えています。
ミンク族は人間嫌いで1000年近い歴史が受け継がれています。ということは、歴史が空白になっている「空白の100年」の間についても何かしらの歴史の情報が記録に残っている可能性もあるでしょう。
というのも、四皇カイドウを倒すにはどうしても不老不死の力というのが必要になると考えています。
カイドウの「不死身」に対抗できる力をローは探し求めているのだと管理人は予想をしています。となれば、モモの助や錦えもんがゾウを求めていた理由も不老不死だということになるのかもしれません。
ゾウにはポーネグリフが眠る…はず!
ドレスローザ編では「ポーネグリフがある」と散々いっておきながらポーネグリフについてはスルーでしたね(笑)
今思えば、ドレスローザという国は天竜人であるドンキホーテ一族が統べる王国であったので、Dの一族の人間がポーネグリフを残す事はできなかったでしょう。
これまでも、アラバスタ、空島、魚人島といった、天竜人の息のかかっていない国だからこそ、ポーネグリフを残すことができたのかもしれません。
そう考えると、ドンキホーテ一族が支配していたであろうドレスローザでは、実質不可能だったと言えるでしょう。
となれば、ゾウはログポースではたどり着くことができない伝説の島であるので、ゾウではポーネグリフが残されている可能性が非常に高いと思います。
そこには何が記載されているのかというと、「古代兵器ウラヌス」に関する情報ではないでしょうか。
これまでも、
ということが判明していました。
そして、魚人島にはポセイドンがしらほし姫であることもロビンが打ち明けていましたね。
この流れからすると、ゾウでは古代兵器ウラヌスの在り処を示すポーネグリフが存在し、次の島ワノ国ではウラヌスが存在しているのかもしれません。
まとめ!
さて、今回は謎が多いゾウという島についてお伝えしてきましたが、この島にはまだまだたくさんの謎が残されていると思われます。
何と言っても驚くべきは、千年近く生き続ける象だと思いますが、どうしてこんなに長くも生きているのか非常に気になるところでしょう。
象がこれだけ生きているのには、何か明確な意図があるのだと思われます。この事実が明らかになる時は、不老不死の解明にも近づき、最終地点ラフテルにもグッと近づくときだと思います。
今後のゾウ編での展開を楽しみです!