黒幕という言葉がピッタリなイム様
管理人は、イム様に関して言えば、本当に黒幕と言わざる負えないキャラといえます。
このまま、黒ひげが黒幕というか、ラスボスになると思っていましたが、イム様の存在でどちらがラスボスか分からなくなりました。
さて、今回はイム様がワンピースの世界に於ける黒幕であると考えて考察していきます。
長きにわたるワンピースの歴史
ロビンの登場から、ワンピースには歴史というキーワードが大きなテーマになりました。
それまで、海洋冒険ロマンだっただけでなく、この世界の歴史を垣間見え、クロコダイルが古代兵器プルトンの名前を口走った時、スケールの深さを感じました。
そして、その中でも、ロビンの過去回想は世界に関わる過去回想というか、麦わらの一味で一番、世界政府が密接に関わっている過去回想だと思います。
そこで、クローバー博士やロビンの母オルビアを中心に明らかになろうとした空白の100年という歴史。
なにより、歴史を調べる事を世界的に禁じている世界政府への疑問など、ロビンの過去回想は一気に世界政府が恐ろしい組織だと訴えました。
それからリアルタイムで10年以上が経過し、イム様の存在が分かった今、間違いなく五老星ではなく、イム様がオハラを滅ぼすように命令した元凶だといえます。
そう考えると、ロビンの人生を悲劇に陥れたのは、他でもないイム様であるといえます。
つまり、最初から考古学者というのは、イム様にとって明らかに目障りな存在だったといえます。
古代兵器、Dの意志、ラフテル、ワンピース、全ての根幹に関わる存在
それにイム様は、ワンピースにとって根幹に根差す古代兵器、Dの意志、ラフテル、一繋ぎの大秘宝ワンピースに関係していると言えます。
何故なら、800年前の空白の100年に関わっているからです。
いうなれば、800年前の人物、イム様はそれらに当てはまり、可能な限り歴史を闇に葬り、空白にした張本人ではないでしょうか?
元々あった100年の歴史全てを空白にした、正に抹消したイム様と断言できます。
そして、イム様は古代兵器、Dの意志、ラフテル、ワンピースがなんであるか知っていると考えられます。
つまり事実上この世の全てを知っている極僅かな存在といえます。
全てに関わっているからこそ、黒幕に相応しい
正直な話、イム様の登場時、あの五老星をも従え、誰にも知られていない真の王という立場は明らかにオダッチはイム様を物語に於ける最重要キャラと示していると言えます。
恐らく、オダッチは五老星を登場させた時から、既にイム様という存在を考えていたのではないでしょうか?
あのマリージョアで一堂に会した世界の大物達、25巻はそう考えると、ワンピースという物語が一気に引き締まった単行本といえます。
今後、イム様は黒幕として操るのではなく、表舞台にいよいよその姿を現すと考えられます。
そしてその時が長きにわたる戦いの結末が訪れるとかんがえます。