カイドウの目的は達成している!?
今回の考察は、カイドウがこのワノ国でフェードアウト。つまり、死亡する可能性について考えました。
では早速ですが行ってみましょう。
カイドウの死を望む心
カイドウは、これまでの人生で何度も敗北し、処刑されても生き残っている自分。
恐らく、カイドウの根底にあるのは、誰かとの戦いで負ける事は死ぬことと考えていたとも思います。
いうなれば、ゲームをしていて一度でもゲームオーバーになれば、二度とそのゲームをしないコンテニューというのを最も毛嫌いしていると考えています。
なので、管理人はカイドウというキャラは世界に対して戦争を吹っかける武闘派というよりも、これまで何度も負けて死にそうになっても生き残っている自分を嫌悪しているキャラと考えています。
今のカイドウは一度の負けだろうと、生き残ることはよしとしない
カイドウのそんな生き残る事を毛嫌いしているのシーンが、黒炭ひぐらしの変わり身の術でした。
あの桃源十拳は、カイドウの腹を完全に裂いており、カイドウが一時的に気絶するほどのモノでした。
つまり、あの時点でおでんが止めをさせるチャンスだったのです。ですが、ひぐらしがカイドウの危機を救ったことにより、カイドウは助かりましたが、心の中に本来なら自分が死んでいたと思う様になりました。
あの伝説の釜茹でで、カイドウはおでんの死に様にこれまでの自分の敗北と死を深く考えてしまいました。
カイドウとおでん
そう、カイドウが死について深く考えるようになったのは、おでんの影響です。
おでんはカイドウの目の前で、本当に一時間の釜茹でに耐えきりました。これにより、カイドウはそれまでおでんのことを敵と思っていましたが、おでんの死にざまに恐らくは感銘を受けてしまいました。
まさに敵ながら天晴な死にざまだったと見せつけられたのです。
これにより、カイドウはおでんと違い、敗北を続け、のうのうと生きている自分に嫌悪感を覚えたのかもしれません。
もし、ひぐらしの横やりが無ければ、死んでいたのは自分、おでんは自分に勝ち、死にざまでさえ、自分を見せつけた。
カイドウにとって、おでんは憎いというよりも好きな男とも思えるようになったのです。
カイドウの目的を遂げてくれる男が現れた
そして、時は経ち、20年。
20年前に生まれてなかった19歳のルフィがバウンドマン+流桜を身に着け、自分を徹底的に叩きのめしてきます。
その表情、明らかにこれまで戦ってきた相手よりも喜んでいるカイドウ。
カイドウにとって、スマイル工場を破壊したルフィ。ハッキリいって憎い敵でしかありません。
ところが、カイドウはルフィが立ち向かってくるのを完全に喜んでおり、愉しさを覚えていました。
武闘派というよりも、カイドウが20年間待ち望んでいた死を齎す男。
それが麦わらのルフィなのです。
今のルフィは完全にカイドウを倒せる領域に入っており、勢いも半端ないです。これはもしかするとです。