ベッジは最悪の世代の中でも、一番きれいに物語が終わっている男
ウエストブルー出身で、元々は陸のギャングであったベッジは大物の首を獲ることを生きがいに、今まで生きてきました。
しかし、管理人が思うにこのベッジというキャラはかなり完成されたキャラと考えており、そして、奴の出番が今後ないかもしれないと考えています。
今回はそれを踏まえて、考察していきます。
出番=新世界での活躍がない
まず、ベッジの現在の航路は、ホールケーキアイランドからドレスローザから、どこかの目的地に向かっているようです。
この順路は新世界を逆走しており、つまり新世界からグランドライン前半の海まで航路を戻しているという事です。
つまり、ベッジはこのまま最悪の世代がひしめく新世界を後にしているといいます。
最悪の世代はボニーがマリージョアに潜伏している以外のキャラは新世界に残っていました。
ところが、ベッジはそのまま新世界を後にしているようにみえます。
ベッジの目的自体が海賊王ではない
最悪の世代は一括りにされていますが、海賊王を目指しているのは言わずもがなルフィ、黒ひげ、キッドと実は最悪の世代で海賊王になりたいと公言しているのは少数派で、ベッジは海賊王になりたいと公言していません。
というか、前途の通り、ベッジは大物の首しか興味が無いのです。
つまり、ベッジは既に二年前から、海で名を上げるのは、意図的に上げたというよりも相手に返り討ちにした事で名を上げてしまったと言えます。
纏めると、二年前から、登場時点で海賊王のレースに加わっていないのです。
となると、ベッジの物語にワンピースはかすりもしないといえるでしょう。
ワンピースの登場人物ながら、ワンピースらしくないキャラといえます。
なにより一番の理由は、カポネ自身が別のゴールに目を向けている
そして、カポネが今後の話に関わってこない可能性として、最悪の世代で唯一子供がいるという事です。
そう、愛すべきベイビーペッツです。
奴は今後は将来の跡目として、ペッツをギャングとして育てていくでしょう。
そう考えると、海賊王を目指しているというよりも、我が子の成長を促す父親としての側面が強いといえます。
ベッジは敵からは恨まれていますが、仲間からの信頼は絶大で、ロジャーの様な立ち位置といえます。
ただ、ビックマムをルフィが討ち取れば
しかし、元々はベッジの目的はビックマムの首を獲る事にありました。
ですが、頑丈過ぎるビックマムの体にkpxランチャーの毒ガス弾は一切効きませんでした。
このことから、ベッジは逃げ出したのもありますが、もしもルフィがビックマムを討ち取れば、ベッジはもしかすると、ルフィへ挑戦状を叩きだすかもしれません。
そう、今度はベッジがルフィを討ち取る為に、新世界へ再び舞い戻るかもしれないのです。
管理人からすれば、ベッジはビックマムに返り討ちに逢い、逃亡した裏切りものという立ち位置だと思います。
どこかで、ベッジは自分のすべきことを思い出すではないでしょうか。