805話「ミンク族」にて、ぐるわらの一味の一行がすでに死亡しているかのような発言がミンク族ワンダからなされました。
まさか、麦わらの一味の仲間から初の死亡者がでてしまうのか、気になるところですが、未だに死体が存在していないことからも確定ではありません。
とはいえ、サンジたちも無事で済むはずがありませんので、806話以降にてどのような展開になっていくのか見ていきましょう。
モコモ公国が滅んだ理由も発覚!?
モコモ公国の住民はどこに?
ロビンが言うには、モコモ公国は数十万人規模で住むことができる面積を持つとのことでした。
半月前までは住民たちは元気に過ごしていたにも関わらず、ある時を境目に住民が1人残らず姿を消してしまいました。
モコモ公国はすでに804話の時点でも『MOKOMO DUKEDOM』と記載され、一体何のことかなと思ってましたがモコモ公国を意味してたのが805話で分かりました。
このモコモ公国という名前はモコモコから来ていると思われるので、ミンク族のモフモフ感を意味しているのでしょう。
ちなみに、どうして『公国』なのか管理人はすごく気になっています。というのも、尾田先生は単にダジャレで付けているだけではなく、何かしらの意味をもたせているからです。
公国という名前は「貴族を君主として有する国」とあります。
現実の世界ではモナコ公国、リヒテンシュタイン公国、アンドラ公国、ルクセンブルク大公国といった国々が存在していますが、いずれも上位の爵位を持つ貴族が君主となって国を治めています。
ということは、ワンピースの世界でもモコモ公国を治めている貴族が存在しているのではないでしょうか。その貴族は天竜人とは違った人間達であり、数百年以上にも渡って国を繁栄させてきたのではないでしょうか。
しかし、現時点ではモコモ公国の君主が登場していない(または連れ去られてしまったかもしれない)ので、どんな人間であるのかは判明していません。
ただ、一つ言えるのは空白の100年に関わる非常に重要な人物達だということでしょう。
そして、モコモ公国の住人達はどこに連れ去られてしまったのかというと、黒幕の手によって、ゾウから連れ去られてしまったと予想してきました。
というのも、これまでもゾウという島の特性や、ミンク族の生態についても考察してきましたが、ジャックとドフラミンゴの取引によってパンクハザードに連れ去られていたのではないでしょうか。
思い返せばパンクハザードでは茶ひげがミンク族のような姿に変えられてしまっていました。この島では様々な人体実験が行われており、ミンク族の人間も連れてこられたと予想をしています。
そして、シーザーの手によって人造悪魔の実スマイルに変化させられ、カイドウの悪魔の実の能力者軍団に変化させられてしまったと考えています。
ということは、モモの助が食べた人造悪魔の実というのも、ミンク族の人間が犠牲になってシーザーの手によって作られたのではないでしょうか。
ドレスローザ編でモモの助が見た幻覚というのも、モモの助自身の記憶もあると思いますが、元のミンク族の人間の記憶も含まれている可能性もあるでしょう。
もし、この事実が本当だとすれば、モコモ公国はカイドウ、ジャック、ドフラミンゴ、シーザーの手によって滅ぼされたと言えるのではないでしょうか。
これは原作風の谷のナウシカの中で、ヒドラと呼ばれた異生物が人間によって作られたという展開と非常に似ていますね。
尾田先生が原作ナウシカをモデルにしているとお伝えしてきましたが、聖都シュワの地で人体実験が行われていた人間達のように、ゾウの民達も連れ去られてしまったのではないでしょうか。
黒幕ジャックはどうしてモコモ公国を滅ぼしたのか?
ここまで来ると予想はつくと思いますが、黒幕であるジャックがどうしてモコモ公国を滅ぼしたのかというと、カイドウに協力して能力者軍団を作成するためでしょう。
ここ半月の間でモコモ公国の人間達を連れ去ったのはカイドウと何かしらの関係があるジャックの手によって、全員連れ去られてしまい、ドフラミンゴとシーザーの手によって人造悪魔の実スマイル製造に利用されたのだと思われます。
ちなみに、ジャックの部下達もミンク族のような姿をしていることからも、ジャックはミンク族の人間なのかもしれませんね。
ジャックの実力は未だに未知数のままですが、少なくとも藤虎やお鶴、そしてセンゴクにも全く動じない度胸の持ち主なのは分かっています。
それほどドフラミンゴとの取引を重要視していることも分かりますが、ジャック自身も「イカれている」ことが分かります。
例えば、過去編になりますが、ドフラミンゴはお鶴の船を見た時にビビってしまって、退散してしまったこともありましたね。
そんなお鶴の船に、海軍大将である藤虎と、すでに引退したとはいえ全盛期には元帥だったセンゴクがいるにも関わらず、ドフラミンゴ奪還を企むのは、いくら実力があるとはいえ正気とは思えません。
これでジャックがドフラミンゴ奪還を果すことができたとすれば、ジャックの実力は「推して知るべし」という事になるでしょう。
そして、ドフラミンゴが再び復活することになれば、ルフィとの再戦が非常に楽しみになりそうです!
ぐるわらの一味は一体どこへ…
そして、一番気になっていることの一つとして、ぐるわらの一味ことサンジ、ナミ、チョッパー、ブルックが一体どうなったのかという点でしょう。
805話「ミンク族」の中では、ワンダが「死体」という発言をしていたことから、4人がすでにこの世にはいないようにも見えますね。
そして、805話の最後の描写ではワンダが浮かない顔をしていたことからも、ルフィ達に4人の死体を見せるのが申し訳なさそうな顔をしていました。
完全に死亡フラグが立っているようにも見えますが、おそらく4人は死亡していないと思われます。
これは下記の記事でも詳細をお伝えしてきました。
詳しくはお伝えしてきましたが、こういうパターンでの死亡フラグは99%以上がミスリードなのです。
マンガや物語、小説などは全て期待を裏切るという展開で、読者を飽きさせない工夫をしているので、間違いなくぐるわらの一味は全員無事だと思われます。
ただ、ワンダがナミの水着を着ていた点から考えてみても、ナミは上半身裸の姿で横たわっている可能性もあるでしょう(笑)
ここからは予想ですが、ミンク族達の手によって仮死状態になってしまっているのかもしれません。
これはリトルガーデン編でMr.3によって眠らされたシーンのように、ゾロやナミの心臓が止まっていても1分以内に助け出すことで、見事救出することができました。
今回も同様に、ミンク族の能力で仮死状態になっているのではないでしょうか。いずれにせよ、救出するには何かしらの条件が必要になるのは間違いないと思います。
どのような手段で救出していくのか、ぜひ注目したいと思います!
まとめ!
806話以降の展開についてお伝えしてきましたが、ジャックの正体、ミンク族の能力、またサンジ達の死亡とまだまだ謎が残されているゾウ編です。
中でも一番気になっているのが、モコモ公国の人間達が突如としていなくなった理由でしょう。
もし、管理人の予想通りにいなくなっているのだとすれば、ドフラミンゴやジャックはかなり非人道的なことをしていたことになるでしょう。
そして、何よりカイドウがそこで得た悪魔の実の能力によって、ワノ国を支配しようとしているのだとすれば、かなりの策略家で見た目通り鬼畜であると言えると思います。
この展開はとても少年誌とは思えない、凄まじい内容かなと考えていますが、新世界編でのテーマは「不老不死」ですので、ここをルフィ達がどう向き合って乗り越えていくのか注目していきたいです!