世界政府にとって一番危険な海賊
世界政府にとって、危険となる因子は勿論、世界政府をそのものを倒そうとする革命軍が一番危険です。というか、革命軍が倒そうとしているのは、天竜人です。
天竜人は世界政府を造ったとされる二十人の王の子孫であり、先祖が偉大なことをしたというだけで、莫大な富と強大な権力に護られる強欲な屑共となり果てました。
問題は、この富を独占している状態です。
現実世界に於いても、一部の大富豪に富が集中し、庶民に行き渡らない構図になっています。皮肉にもワンピースの世界と現実世界が酷似しているといえます。
故に革命軍は、世界中で戦争が勃発し、戦争をしないといけない最大の理由は国々が貧困にあると考え、天上金を要求する天竜人を打倒すというのは正当な理由といえます。
そして、今麦わらの一味も革命軍と同様に危険視されています。
その理由は、ロードポーネグリフを揃えようとしているからですね。
ロードポーネグリフを揃えようとするという事
世界政府は、世界を定める為に”法律”を作りました。その法律はいわば、世界政府にとって害する行為、仇となる行為を罰するためのルールと言えます。
でなければ、世界政府がワザワザポーネグリフを揃えることを禁ずる等のルールを作る筈が無いと思われます。
つまり、世界政府にとって暴いて欲しくない事は世界的大犯罪と称し、警告しているといえます。
実際に二十二年前に起こったオハラの悪夢は、世間に報じられたニュースとはオハラの狂人だったり、オハラの悪魔達と散々罵られるものでした。
ところが、真実は世界政府が頑なに隠そうとする考古学者を世界政府が海軍を使って、殺そうとしたのが真実でした。
あろうことか、世界政府は自分達の成り立ちを完全に暴こうとした考古学者を片っ端から殺しまわったという事になります。
正に、悪魔とは世界政府と天竜人といってもいいでしょう。
しかし、世界政府としては最大の失態が海軍にも良識のある人間が少なくとも居たという事です。
それが青キジやサウロ、ガープ、センゴク、コビー、ヘルメッポ、おつる、スモーカー、たしぎ、ヒナ、サウロ、藤虎のような良識がある人物でした。
特に青キジはロビンを逃がすという行動に出ています。
本来であれば、抹殺対象であるロビンを最終的に逃したのは、サウロではなく、サウロを始末した青キジだったのです。
結果、世界政府はある意味味方から裏切られ、今日に至るまで、ロードポーネグリフに辿り着こうとされているのです。
麦わらの一味を始末せざる負えない
もう本当に、世界政府は重い腰を動かさない訳にいきません。
恐らく、ルフィはワノ国を出るころには確実にロードポーネグリフを三つのしるしを手に入れています。
事実上、ラフテルにつくまで時間の問題といえます。なので、CP0が最強の諜報機関として止めに入る可能性が出てきます。
文字通り、世界政府がいよいよ麦わらの一味を排除しようとするでしょう。