まさかの手を組んだ不死鳥と飴怪人
鬼ヶ島にルフィ達に協力してくれ飛んできたマルコ、単身ルフィとキングとマルコへ復讐を胸に乗り込んだペロスペロー。
マルコはネコマムシ達を下した後、不穏な気配を感じたのはやはりペロスペローだったという事になりました。
ところが、事態はマルコ対ペロスペローではなく、共闘という形になったと考えられます。
マルコを恨むペロスペローがそのマルコと組んだということなのでしょうか?
白ひげとバギーの例で考える
二年前、マリンフォード頂上戦争でも同じようなことがありました。
それは今は亡き白ひげと後に王下七武海になり千両道化になるも、すぐに元王下七武海になった現在追われる中の身となったバギー。
彼等は彼の地、マリンフォードで二十年ぶりにまさかの再会を果たしました。
エースを救出する為に、老齢にして病身を押して戦いに臨んだ白ひげ。
逆に全くこれっぽちもマリンフォード頂上戦争などに参戦したくなかったバギー。
両者の思いは全くの逆です。
ところが、バギーはこの時点で自身の懸賞金よりも上の囚人達がキャプテンバギーと慕い、それも多くの数が集まります。
一人一人がそれなりのレベルで、マルコもあれを相手にするのは面倒だと言い張ります。
故に白ひげはどうしたのか、それは海賊同士、海軍を滅ぼさねェかと話したのです。
これに対して、バギーはその誘いにまんまと乗り、バギーはそのまま海軍相手に戦う事になります。
いうなれば、互いの利害関係が一致したといえます。
つまり、本来であれば、敵でも海軍相手なら手を組むことも辞さないということです。
では、ペロスペローとマルコは利害が一致したのではないでしょうか?
そのまま、海軍からカイドウへ置き換える
ペロスペローは、ビックマムと違って同盟へは乗り気ではありませんでした。
何故かというと、カポネベッジの件です。
ジンベエも裏切ったといえますが、魚人島で住んでいるのと違って、シフォンと結婚して、ペッツを授かり、圧倒的な防御力から、ルークの称号を得たベッジ。
それはいうなれば、二年という短い月日でありながら、その期間で信頼を築けたといえます。
しかし、最初から、ビックマムの首を狙っていたのが、ベッジの隠された真の目的。
かくして、彼等は結婚式でKXランチャーをビックマムへ撃ったことで決定的な決裂を生んだといえます。
ペロスペロー自身も、ジェルマ66を裏切るつもりでしたが、まさか自分達四皇を裏切るどころか、首をずっと狙っていたなんて屈辱でしょう。
故にカイドウと同盟を、どうせ裏切るに決まっていると決めつけて考えており、マルコに蹴り飛ばされた事で、はんばやけくそで単身で突撃したのです。
しかし、マルコにまたしても鉢合わせしまいました。
恐らく、実力は拮抗しており、ここで戦うのは互いにまずいと判断したのでしょう。
ですが、カイドウを倒したいと目的が一致したのではないでしょうか?
飴と不死鳥、奇跡のタッグが暴れだす。
ここにきて、ペロスペローとマルコの四皇右腕コンビが鬼ヶ島で暴れだすなんて最悪でしょう。厳密に言えば、カタクリの方が強いですが、この場合纏め役という意味です。
兎も角、この二人を止めるのはかなりカイドウ達も大変でしょう。
カイドウ、ナンバーズ、大看板、飛び六砲、真打、ギフターズで彼等を止めれるのでしょうか?