みなさんこんにちは!
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
今年は人によっては10連休と、近年の中ではかなりゆっくりできたのではないかと思います!
そして肝心のワンピースはというと、GW前が合併号だったために実質休載明けとなりましたね!
連休明け早々のとてつもない憂鬱さの中、ワンピースの発売はこれ以上無いご褒美です!
さてそれでは今週号の内容を見ていきます。
前回のあらすじ
少し空いてしまいましたので前回のお話のおさらいからです。
1047話ではまず花の都で、火祭りのフィナーレとなる空船が空へと飛ばされました。
続いて前々回の話で倒したと思っていたオロチが奇跡的にしつこく復活をしてくるという展開もありましたね。
そしてルフィvsカイドウの戦いでは細々としたやり取りの中、最後はルフィの超巨大な拳がカイドウを鬼ヶ島ごとぶち抜こうとしているシーンで終了となりました。
今回はそんな戦いの続きから本編が始まります、それでは見ていきましょう!
ワンピースネタバレ1048話「二十年」あらすじ
モモの助の意地
1047話のラストでルフィから「鬼ヶ島をどけろ」と言われたモモの助。
その言葉を受けたモモの助は「ムリだ」と即答しますが、すぐに両親との約束を思い出しています。
「鬼ヶ島」をどけろって~~~~!!?
待てルフィ!!
ムリでござる!!
ムリで……
未来できっと
「光月家」を再興するのです!!
うおおおお~~~!!!
モモの助&トキ
そう言うと、モモの助はがむしゃらに鬼ヶ島へ頭突きをしています。
激突するカイドウとルフィの大技
そんなモモの助のすぐ上空にて、ルフィとカイドウが激突しようとしています。
最後の大技を繰り出そうとするルフィに対し、カイドウが問いかけます。
よくわかった
受けて立つぜ……
知ってるか?麦わら
20年前……!!
この国の英雄が……!!
焼かれて死んだ!!!
”火龍大炬(かえんだいこ)”!!!
ー以来この国は無法の国!!!
お前達は20年待たれた”英雄”だ……!!!
カイドウ
そう言うと龍状態のカイドウはさらに巨大な龍となり、しかもその体の周りに炎を纏いました。
カイドウの胸ぐらをつかんでいたルフィは熱さで思わず手を離しますが、特に問題はなさそうです。
熱ち!!
そうだ手なんぞ離せ
逃げやしねェよ!!
そしてお前がその右手を
振り下ろす事はない
溶けて消えるからだ
ルフィvsカイドウ
大きくなったカイドウの体が鬼ヶ島のドクロの角に触れた瞬間、「ジュアッ」と音を立てて溶けてなくなってしまいました。
溶けてたまるか!!!
”ゴムゴムの”ォ~~~!!!
”昇龍”!!!
触らねェ方法ならジジーに習ってんだ!!
奈落のどん底まで叩き落とす!!!
”猿神銃(バジュラング・ガン)”!!!!
”火炎八卦”!!!!
ルフィvsカイドウ
二人の初めて見せる大技同士が鬼ヶ島の上空で激突します。
カイドウとオロチに対する侍達の怒り
そんなルフィとカイドウの最終決戦を背景に、かつてオロチとカイドウがワノ国に対して行ったこと、それに対する侍達の怒りが描かれました。
これまでに描かれていなかった、おでんが処刑された直後に赤鞘達が九里に向かっている時のカイドウの様子が描かれました。
侍達の行き先など決まっておるわ!!
”九里”だ!!
跡取りを!!
モモの助を守りに行ったのだ!!
子がいるのか……
おれが片をつけてくる…!!
やめてくれ
これ以上
光月家に手を出すな!!!
どけ!!!
将軍に歯向かう者は
撃って構わねェ~~~~!!!
オロチ&カイドウvs侍達
そしておでん城に先回りしてモモの助達を襲ったカイドウ。
襲い終わった後は、当時は居た他の大名たちに問いかけます。
さァ大名達よ選べ!!!
わしらの「ワノ国」を共に盛り上げるか
”戦”か!!!
答えのわかりきった…
愚問でござる!!!
我らが「将軍は」光月家のみ!!!
おでんの無念を晴らせー!!!
オロチvs大名たち
大名達は善戦しますが、カイドウの圧倒的な力の前に為す術がなくやられてしまいます。
ぐふふふはははは!!
ムハハハ!!
弱いぞお前達!!
侍の名が泣いておるぞ!!
くそォ!!
カイドウさえバックにいなきゃあんなバカ殿!!
よせ!!
オロチは地獄耳
カイドウの軍が来るぞ!!!
オロチvs侍達
そうしてカイドウ、オロチ軍に敗北したワノ国は現在のワノ国のように廃れていってしまいました。
働ける若者は工場に連れて行かれ武器を作らされ、川は汚れ土壌は死に、食べ物もなくなっていきます。
その日を必死に生きる侍達は、トキの言葉を信じ未来を待ち続けています。
えびす町の貧しい者達がSMILEを口にし笑うことしかできなくなり、オロチはその様子を見て喜んでいます。
見ろカイドウ
意地汚ェ者共が
「SMILE」の残りカスを食いやがった!!
ぐふはは!!
そうじゃえびす町を見習え!!
腹が減っても家族が死んでも!!
明るくへらへら笑って生きよ!!
貴様らのような虫ケラにはそれがお似合いじゃあ!!
ぐふはははは!!
オロチ
傅ジローにより最後の首を斬られるオロチ
そんな回想から現在へ戻ってくると、オロチは炎に包まれながら残り1本となった首の状態で日和に対して話しかけています。
ゲホッ!!
グフ…!!
クソッタレ!!!
小紫ィ~~~~!!!
グフハハ!!
道連レニシテクレル!!
黒炭の怨念アナドルナァ~~~~!!!
アノ世デ再ビ
酌ミ交ワソウゾ!!!
ブヒャヒャ
オロチ
もはや言葉を発するのがやっとのように見える状態のオロチですが、最後の力を振り絞って日和に襲いかかろうとしています。
修羅場でござる…
傅ジロー
その時傅ジローがどこからとも無く登場し、オロチの首を颯爽と斬っていきました。
空へと解き放たれた空船には願い事が書かれています。
「オロチがいなくなりますように」「この地獄から逃してください」「とうめいなおみずがのみたい」
そんなワノ国の願いを背負い、ルフィはカイドウとぶつかります。
1048話の内容はここまで!
ワンピース1048話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- モモの助も巨大化し炎をまとう?
- カイドウが叩き落された先に何がある?
- キングの”御守火龍皇”は火龍大炬をモデルにしている?
- ギア5のモデルの一つは「ハヌマーン」で確定!
- トキ生存説はナシ
- オロチの地獄耳は福ロクジュのもの?
- やっぱり傅ジロー!
それでは見ていきましょう!
モモの助も巨大化し炎をまとう?
相変わらず鬼ヶ島をひっぱているモモの助。
家族との約束があるので気合が入っているのはわかりますが、だからといって鬼ヶ島を引っ張るなんて今のモモの助にできるものでしょうか?
個人的に気になる要素は2つあります。
①空船が関係してくる
前回ようやく空へと放たれ、今回も引き続き焦点が当てられている空船。
上空へとまっすぐ上がっていく空船は、もちろん現在上空を飛んでいる鬼ヶ島へと到達し、おそらくはモモの助の目にも入るでしょう。
今回いくつか明らかになった願い事の内容「オロチが居なくなりますように」「この地獄から逃してください」から、ワノ国の人々の内なる願いが空船の願い事を見るとわかります。
もしかしたらモモの助はそれを目にすることでさらなる力を発揮するような形になるのではないでしょうか?
②カイドウの形態変化を見て自身も変化する
①に関連してくるかもしれませんが、もしかしたらモモの助がさらなる形態変化を遂げるのではないでしょうか?
考えられるのは今回カイドウが見せた、巨大化 兼 炎を纏う というものです。
モモの助の能力はカイドウの血統因子から抽出されたものですから、基本的にはカイドウにできることはモモの助にもできるはずなのです。
だとすると、モモの助が怒りによって一種の”覚醒”をし、更に巨大化をするという展開があってもいいのではないでしょうか?
となると少し気になるのがベガパンクがモモの助の実を「失敗作」と言っていたことですが、もしかしたらここに関係してくるのかも…しれません。
カイドウが叩き落された先に何がある?
ルフィがカイドウに対し、「奈落のどん底まで叩き落とす」と言っています。
この発言って、なんだかルフィっぽくない気がしませんか?
まあそれはいいとして、わざわざ「奈落の底まで」とつけてきたからには何かしら意味があるような気がします。
そこにもし何かあるとしたら、どんな可能性があるかを少し考えてみましょう。
①歴史の本文
やっぱり大本命は「歴史の本文」でしょう。
特に「ロードポーネグリフ」はまだ在り処が明らかになっていません。
カイドウが一つ持っているということは確定していますから、ワノ国編が終わるまでにどこかで入手するのだとすると、ここで出てくるあるいは描かれるというのはあり得る展開かもしれません。
ただ、カイドウを叩き落とした先に歴史の本文があったとしても「その写しをどうやってとるのか?」という話になってきますので、そこが微妙なところです。
②古代兵器
歴史の本文に続いて可能性がありそうなのが、古代兵器。
ビッグ・マムがやられるときにも言っていた「この国にもあるんだろ?」の正体も古代兵器が怪しいような気もしますし、歴史の本文と同じくらいの可能性と見ていいのではないでしょうか?
ただこれも①と同じで、「カイドウを叩き落とした先にあったところでどうするのか?」という問題はあります。
このあたりがキレイにまとめられると、可能性としてもグッとあがりそうなのですが…
③ビッグ・マムとぶつかってしまう
最後ですが、先に奈落に落としたビッグ・マムとカイドウが地下深くで物理的にぶつかってしまうという展開です。
ただぶつかるだけであればこの二人なら何も問題ないでしょうが、問題は現在のカイドウが鬼ヶ島を溶かすほど高温の炎をまとっていることです。
この状態でもしビッグ・マムとぶつかれば、ビッグ・マムにも相当なダメージが入る、下手をしたらこれが原因で死んでしまうような展開にもなりうるのではないでしょうか?
またぶつかったビッグ・マム以外にも、そもそも地上のドクロを溶かしている時点で地中を溶かしてしまう可能性もあります。
そうなると、カイドウが落ちた先から地中が溶け出してそこから何かが出てくる、そしてそれをビッグ・マムが見つけてしまうなんて言う展開もあるのかも…!
キングの”御守火龍皇”は火龍大炬をモデルにしている?
満を持して公開されたカイドウのおそらく最上の技と思われる「火龍大炬」。
龍状態のカイドウが更に巨大化し、さらに超高温と思われる炎をまとうというなんとも文字通り手がつけられない大技でしたね。
何か既視感があるなと思ったら、キングの最後の大技「御守火龍皇」に似ていませんか?
「マグマのよう」というゾロの発言が今回のカイドウの炎の高温っぷりと一致しており、炎をまとった龍の姿はまさにそのものです。
このあたりから、キングはカイドウに戦闘を習っていたような過去もあるのかもしれません。
またカイドウが巨大化したと思われるシーンをよく見ると、巨大化したカイドウのおでこあたりに小さな龍が見えるような気がするんですよね(多分気の所為です)
もしかしたら巨大化したように見えているのはまとっている炎の部分で、本体自体はもとのまま なんていうこともあるのかもしれませんね。
ギア5のモデルの一つは「ハヌマーン」で確定!
ギア5のモデルについては以前からネットで騒がれていましたが、その中にもあった内の「ハヌマーン」がモデルの内の1つになっているということで確定したようです。
というのも、今回ルフィが公開した「猿神」の「バジュランギ」は、インドの神話で「ハヌマーン」のことを意味しています。
ひねることもなく、これはそのままモデルが「ハヌマーン」だと捉えていいのかと思います!
トキ生存説はナシ
これまでさんざん実しやかに囁かれていた「トキ様生存説」ですが、これについては今回完全に否定されたと言えるのではないでしょうか?
というのも、オロチとカイドウの過去回想シーンにて、カイドウの部下が博羅町にてトキの「死亡を確認しました」と言っています。
これまで描かれていなかったそのシーンを今回わざわざ描いてきたのは、おそらくトキ様生存説を否定することが目的だったのではないでしょうか?
私個人的には生存説否定派でも肯定派でもありませんでしたが、亡くなっていたということはトキトキの実の所有者が別の誰かに変わっている可能性が出てきたということで、展開としては面白くなったのではないかなと思います!
オロチの地獄耳は福ロクジュのもの?
すごく細かいシーンですが、侍達によってオロチは「地獄耳」だと言われていましたね。
わざわざ言わなくてもいいような内容をセリフにしているところから見ると、何かしらの意味はあるのかなと思います。
と考えたときに、これって福ロクジュのことなんじゃ無いかなと思いました。
完全に思いつきですが、彼の福耳っぷりを皮肉って「地獄耳」と言われていてもいいのかなと思いました!
やっぱり傅ジロー!
そして今回一番熱かったシーンはやっぱりここですね、傅ジロー!
私も含め多くの読者がここは予想できたのかなと思いますが、やっぱりオロチを討つとしたら日和と傅ジローしかしないんですよね!
確かに、数話前の話でカン十郎の手によってオロチが燃やされた時、「光月の手ではなく黒炭の手によって黒炭が滅びたことによって復習の連鎖が断ち切られた」という話を見てそれはそれはすごく納得しました。
ですが、最近めっきり姿をくらましていた傅ジローのことを考えると、やっぱりオロチは光月の手で討つしかなかったんですよね。
オロチの首が最後の1本になっていたので今度こそ本当にこれでオロチは終わったのだと思いますが、それにしても傅ジローは登場するまでに結構時間がかかりましたね。
まっすぐここに向かってきていたにしては少し時間がかかりすぎなような気がしなくもないので、もしかしたら他の何か重要な仕掛けをしている可能性もありますよね。
むしろ、オロチなんかを討ち取って終わりではなく、最後の最後にもう一活躍して欲しいところです。
いかがでしたでしょうか。
GW明けの鬱蒼とした気分を吹き飛んばしてくれるアツい1話でしたね。
なにより長かったワノ国編が本当の本当にクライマックスを迎えていることがわかってきて、次の展開を考えても心が踊りますね!
かれこれ数年間ずっとワノ国にいて次の展開を考えるなんてことをしばらくしていなかったので、そろそろワノ国以外の世界が描かれてくるともっともっとワクワクしてきますよね。
あと今年は何と言っても映画もあります。
そして来週は休載なし、連休明けの1週間で体がきつい所もありますが、月曜日を楽しみに乗り切りましょう!