みなさんこんにちは!
今週もやってきましたワンピース発売日。
急激に肌寒くなり、秋の猛ダッシュを感じさせる近頃ですが気づけばもう10月も下旬に差し掛かるところ…。
夏が終わって寒くなってくる時期というのは何度経験しても物寂しい感じがありますね。
それはそうと、ワンピースはそんな中でも激アツです。
どんなに日本が寒くなろうが、ワンピースは間違いなく”激アツ”です。
早速今週号を見ていきましょう!
前回のあらすじ
まずは前回のあらすじからです。
前回は、まず前半ではルフィ、ボニーサイドを中心に物語が進み、エッグヘッドの中を少し散策することができました。話の流れの中で、ボニーの父親がバーソロミュー・くまであることがついに正式に明かされましたね。
その時のボニーの涙に胸打たれた方も多いと思います。
後半では新世界のとある海域にて、ロー率いるハートの海賊団が何と黒ひげ海賊団と激突していました。
途中、ローが女性にされてしまうなど驚きのシーンもありましたが、やはりいちばん驚いたのは黒ひげ海賊団幹部の悪魔の実が次々と明かされたことですね。
今回は前回の続きで、引き続きエッグヘッドと黒ひげが中心に物語が進んでいきます。
ワンピースネタバレ1064話「エッグヘッド研究層」あらすじ
覚醒技でティーチを翻弄するロー
まずは前回の続き、ローvsティーチの船長対決からです。
船を仲間たちに任せたローは、ビッグ・マム戦で見せた覚醒技を惜しげもなく披露します。
ハクガン!!
「ポーラータング」を!!
シャチ
ペンギン
海中へ!!
”R・ROOM”
”切断(アンピュテート)”!!
ロー
覚醒技のことを知らなかったティーチは完全に意表をつかれ、乗っていた馬(ストロンガー)を真っ二つにされてしまいます。
それでも文字通り力ずくでなんとかしようと攻撃を仕掛けてきます。
聞いてた能力と違う!!
”覚醒技”か!!?
くそったれェ!!!
”震破(クラッシュ)”!!!
ティーチ
ティーチの一発の攻撃により、島に居たハートの海賊団メンバーはかなり攻撃を受けてしまいます。
活躍するハートの海賊団メンバー
これまでロー以外の戦闘がほとんど描かれてこなかったハートの海賊団ですが、四皇とぶつかることでついに各々の戦闘スタイルが描かれ始めました。
まずドクQの放った爆発リンゴを、海中にいるシャチが口から海水を放ってまるで水鉄砲のようにして無効化してしまいます。
続いて遠方からヴァン・オーガーが狙撃しようとしていたところを、巨人族のジャンバールが防ぎます。
部下達に守られつつ、部下を信頼しているローはさらなる覚醒技でティーチに攻撃します。
”衝撃波動(ショックヴィレ)”
ロー
巨大になりティーチの体を貫通した刃から、体内へ直接強力な衝撃波が放たれます。
これにはティーチもかなりダメージを負っているようです。
激化する船長対決
ダメージを負ったティーチを見たオーガーはワープの能力でティーチへ近づき、一旦船に戻るかと提案します。
が、ティーチの答えは”突進あるのみ”ということでついに船長同士の地上戦が始まります。
幹部全員能力者か?
全員海が弱点って事だよな!?
弱点より”利”があんのが
”悪魔の実”だろ!!!
ローvsティーチ
と、停泊している黒ひげ海賊団の船「サーベルオブジーベック号」を、シャチとペンギンが海中から攻撃します。
海賊団同士の全面対決の始まりです。
そしてその船の中には、囚われた少女が1人…。
敵襲につき……揺れているが……
直終わる
ウチの提督は最強だからな!!
ママが生きてたらそんな口はきけなくなるわ…!!
ひゃっひゃっひゃ!!
今戦ってんのがビッグ・マムを殺した張本人だ!!!
伝説がのさばってちゃあ
時代が先へ進まねェだろ!?
黒ひげ海賊団メンバーvsプリン
何と黒ひげ海賊団の船の中には、あのプリンが捕らえられていました。
そしてローとティーチも、ついに地上戦でぶつかり始めます。
ローは引き続き覚醒技を繰り出そうとしますが、黒ひげがそれを無効化します。
”闇水(くろうず)”です。
そして海軍は早くもこの四皇同士の対決を嗅ぎつけていました。
新世界”勝者島(ウィナーとう)”にて!!
「四皇」黒ひげとトラファルガー・ローが接触
……また”決着待ち”か……!!
もどかしいのう……!!
元帥っちゅうんは……!!
海兵&赤犬
ボニーの口から語られるくまの過去
場面変わってルフィサイド。
ボニーの能力により年齢、姿を変えた一行は、ポリスくまの追ってから見事に逃れていました。
ただ、ルフィとチョッパーは必要以上に年を取りすぎてしまったようでかなり息切れして苦しそうです。
ーで…ボニー
変装年齢もっとマシなとこあったろおれ……!!
ゼー…
ゼー…
ーそれに気持ちはわかるけど…
本人じゃねェやつはブッ飛ばさせてくれねェとこっちが危…
こら!!ルフィ!!
ごめんなボニー
おれ達パシフィスタに散々な目に遭わされたから
ルフィ&チョッパー
一方でジンベエとボニーは元の年齢よりも幼くなっており、ジンベエは特にかなり少年に戻っているようです。
気を悪くせんでくれよボニー
わしが知っとるくまの情報は……
元ソルベ王国の”悪い国王”で……
国民に国を追われ「海賊」となり
「革命軍」にも在籍し
その後海軍に捕まり…
”終身刑”
ベガパンクがくまの筋力
潜在能力に惚れ込んでいた為に
”身体改造”と”クローン開発”への参加を条件に
”王下七武海”として
海へ戻った男…!!
違うのか?
ジンベエ
この情報だけでもかなり初だしのものが多いですが、このジンベエの言葉に対してボニーが更に答えます。
”七武海”
”クローン兵開発”はまだわかるよ…!!
”改造人間化”は…死刑と同じだ!!
初めから知ってたら誰がそんな話を受ける!?
確かにな…しかし
「終身刑」も様々…
”暴君くま”がどれ程の罪を重ねたのか…
父は暴君なんかじゃなかった!!!
「世界政府」のことも嫌ってた!!
協力なんかする筈ねェ!!!
力尽くで改造されたんだ!!!
とにかくこれは科学と名のつく殺人だ!!!
父は言ってた
自分は特殊な種族だって
だから何だ!?
実験を強要していい理由にはならねェ!!
殺害していい理由にはならねェ!!!
ボニー&ジンベエ
一体くまの過去に何が起きたのか…。
研究層へと向かうサニー号
場面は変わってサニー号サイド。
PUNK01”正(シャカ)”への要求が通り、巨大ロボに連れられているサニー号はまっすぐに上空へと向かっています。
この「ベガフォース01」は
背中のジェットを推進力にし
反重力装置で浮いている
この島の空調あって可能なのだがーいずれは世界中で!
悪(リリス)
前回登場時にはサニー号から金品を取ろうとしたリリスですが、今ではすっかりエッグヘッドやベガパンクの研究の解説をしてくれています。
「未来島エッグヘッド」!!
雲の上は”研究層(ラボフェーズ)”!!
下は”工場層(ファビリオフェーズ)”!!
作業員 研究員が住んでおる
お前達の船長も下で騒いでおる様じゃ
リリス
研究層へ到着するとそこは本当に雲の上、かつて空島に行ったときのことを一味はそれぞれ思い出しているようです。
そしていよいよ研究所に入る段階。
入る前に研究服に着替えるようにということで、ここでサニー号サイドのメンバーも衣装チェンジとなります。
どの服も靴も軽く、ルフィ達が身につけているのと同じ感じのようです。
ベガパンクの謎
そして最後にほんの少しですが、ベガパンクのセリフが描かれました。
天才ってのはな……
自分の未来も見えてしまうものなんだ……
何の話だ?
ベガパンク
私は…
もうすぐ死ぬだろう…
冗談はやめろ……!!
シャレになってないぞ
お前に聞いといて欲しかったのさ……
ドラゴン……!!
ベガパンク(?)&ドラゴン(?)
1064話の内容はここまで!
ワンピース1064話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 扉絵の衝撃たるや…
- ティーチは覇王色をまとえる??
- ハートの海賊団が海中にいるルフィを回収できたのはそういうことだったのね…!
- ここでプリンが出てくることの意味はなんだろう
- 赤犬のセリフの真意とは?
- くまの種族って何なのよ?
- なんで研究層を雲の上に作ったんだろうか?
- 雲に書いてある「066」はジェルマと関係あり…?
- 「正(シャカ)」がベガパンク本人なのか?それとも…
それでは見ていきましょう!
扉絵の衝撃たるや…
本編に入る前にさすがに今回は扉絵に触れずにはいられないですよね。
私は基本扉絵には触れないのですが、今回は扉絵の内容がそのまま本編にも絡んできました。
それだけでなく、そもそもの扉絵の内容もかなり衝撃的で、なんと青キジが黒ひげ海賊団として正式に登場しましたよね。
ショコラタウンが凍らされていたあたりから「青キジなのでは?」というのは噂として言われていましたが、心の何処かでは違うと思っていた方も少なくないはずです。
しかし今回、それが確定してしまいましたね。
これには多少なりともショックを受けた読者の方もいるのではないでしょうか?
個人的には別にショックは受けませんでしたが、やはり裏があるのかなというのは気になるところではありました。
今後どのように黒ひげたちと関わってくるのか、要注目です。
ティーチは覇王色をまとえる??
ティーチのガッツリした戦闘が久々に描かれました。
きちんと描かれるのはエース戦、センゴク戦以来ですかね。
その力はかなり上がっていて、新技らしき「震破(クラッシュ)」という技も見せていました。
そこで個人的に気になったのが、ティーチが攻撃を溜めているときに「バリバリ」という効果音が出ていた点です。
これってもしかすると、覇王色を纏っている状態なんじゃないでしょうか?
と言いたい所ですが、現状ではティーチは覇王色をまとうどころかそもそも使うこともできるとは書かれていません。
ですが恐らく、ロックスの意思を継ぐものとして、ティーチは覇王色を使うことはできるような気がしています。
となると白ひげやロジャー、シャンクスの戦闘を間近で見ていた彼が覇王色を纏うことができるのを知っているのは至極当然のことのように思いますから、纏うことができるようになっている可能性も十分にあるのかなと思います。
ハートの海賊団が海中にいるルフィを回収できたのはそういうことだったのね…!
今回、長らく謎のままだったハートの海賊団の戦闘スタイルが明らかになりましたね。
謎のままだったというよりは正直、全然強くないと思っていた(失礼)ためしっかり実用性の高い戦闘スタイルを持っていていい意味で期待を裏切られました。
ペンギンとシャチ、まさかふたりとも生身のまま海中戦をするとは…
しかしこれによって、ルフィがカイドウにやられて鬼ヶ島から海中へと落下したとき、どうやってハートの海賊団がルフィを助けたのかがわかりましたね。
普通に考えたら潜水艇の外にいる人間を助けることなんてできなさそうですが、海中で自由に動くことができるペンギン、シャチがいればそれも可能でしょう。
もしかすると、ハートの海賊団にはほかにもこのような特殊な能力を持ったキャラがいるのかもしれませんね。
ペンギン、シャチいずれも名前がそのまま生物の名前になっているのがヒントかと思いますので、もしほかにも同じ様に生物の名前がそのままキャラの名前になっている人物がいれば、何かしらの特殊能力をもっている可能性が高いでしょう。
ここでプリンが出てくることの意味はなんだろう
さあ今回登場したキャラの中でもかなり衝撃的だったのは、やはりプリンではないでしょうか。
カイドウとビッグ・マムの会話からも再登場のタイミングは確実にやってくるとは思っていましたが、想像していたよりも早く、しかも黒ひげ海賊団に囚われた立場として登場するなんて一体誰が予想していたでしょうか?
しかも今回重ねて衝撃だったのは、プリンがクザンによってさらわれたということをちょうど扉絵連載で描いてくれたということです。
ここまで本編にリアルタイムで絡んでくる扉絵連載というのはかなり珍しいパターンだと思います。
ところで、このタイミングでプリンが再登場する意味というのはどういったところなのでしょう?
プリンが再登場すればほぼ確実にサンジが関わってくると思いますし、しかもそれが黒ひげ海賊団と一緒にいるとなれば下手したらルフィ達と黒ひげ海賊団の衝突にすらつながってくる可能性すらあります。
ローの件ももちろんですが、黒ひげ海賊団と新世代を次々衝突させるような展開となってくるのでしょうか?
ちなみに現状のルフィ達ではまだ黒ひげ海賊団には勝てないと思いますので、もしかするとその展開から新世代同士、あるいは立場を越えて海軍と手を組んで戦うような展開も十分に有りえると思います。
赤犬のセリフの真意とは?
今回、赤犬の意味深なセリフがありましたね。
「また決着待ちか。もどかしいのう。元帥っちゅうんは」
まずここで言う「また」というのは、恐らくですが2年前にティーチとエースが衝突した、バナロ島での決闘を踏まえてのことでしょう。
当時赤犬はまだ大将でしたから、「もどかしいのう。元帥っちゅうんは。」というのは、当時元帥であったセンゴクの経験を聞いた、もしくは知っていて話しているのかもしれません。
2年前、元帥であるセンゴクはエースとティーチ衝突のうわさを耳にしていたものの、決着がつくまでは手を出さないように との司令を上から受けていた可能性がありそうです。
となると、その時と同じ人物が赤犬に司令を出している可能性は十分にあります。
くまの種族って何なのよ?
くまの種族が特殊っていう情報が明らかになりましたね。
種族云々以前に素性が謎まみれだったくまですから、正直「特殊な種族なのでは?」と思ったことのある方はあまり多くないのでは…?
言われてみてもどこかに特殊な種族の要素があるような気がしないんですよね。
ヒントとなりそうなのはやはりベガパンクが惚れ込んだという、くまの「潜在能力と筋力」でしょう。
これがくまの特殊な種族に由来するものだとしたら、そういう戦闘系の種族ということなんでしょうか?
個人的にちょっと思ったのは、くまのちょっと変わった体型です。
上半身がめちゃくちゃガタイがいい割に、下半身は小さくてかなり貧弱。
これがベガパンクの惚れ込んだ筋力に関係しているとしたら、ワンピースの作中には似たような体型のキャラが他にも何人かはいるような気がします。
とりあえず思いついたところですと、ジーザス・バージェスはくまと体型的に似ていると思います。
しかも彼もゴリゴリのパワープレイヤーですね、リキリキの実を口にしたことで恐らく更にパワープレーに磨きがかかっていると予想されます。
この体型だから筋力があるのか、はたまたバージェスもくまと同じく特殊な種族なのか……。
バージェスって黒ひげ海賊団にいるにはちょっと力不足というか、ただのパワープレイヤーだけだと古参メンバーとしてはキャラが弱いですから、ここでバージェスもその特殊な種族だってことになったら面白そうですね!
なんで研究層を雲の上に作ったんだろうか?
世界最大の頭脳をもつベガパンクの研究所がいよいよ明かされそうです。
”研究層”と呼ばれていて、どうやら人口の雲の上にあるようです。
一体なぜ、ベガパンクは自らの研究所を雲の上につくったのでしょうか?しかもわざわざ雲を人工的に作りまでして…。
いくつか仮説は立てられそうですが、例えば彼の研究は雲の上でこそ真価を発揮するものだということが考えられます。
その理由もいくつか考えられそうですが、例えばベガパンクのルーツが空島や上空にあって、その環境こそが彼にとってベストな環境である ということが考えられそうです。
他には単純に、自らの科学力を誇示するために人工雲をつくって更にその上に研究所を設置した なんていう可能性もありそうです。
いずれにしても、空島やその民が重要な意味を持ってきそうな昨今のワンピースにおいて、ベガパンクの研究所がわざわざ雲の上に作られているということは何か重要な意味があるのではないか…?と深読みをしてしまいますね。
雲に書いてある「066」はジェルマと関係あり…?
研究層のある雲の側面に「066」と大きく書いてありましたね。
「66」となるとやっぱり気になるのは、かつてベガパンクと「MADS」の同僚だったヴィンスモーク・ジャッジの組織「ジェルマ66(ダブルシックス)」ですよね。
特にジェルマの戦士が身に着けている「レイドスーツ」は、重力をうまく操るような部分も見えたところから、もしかしたらこの雲にはジェルマの技術が扱われているなんて言うこともあるんでしょうかね??
個人的には、ベガパンクはMADSのメンバーそれぞれが得意としていたどの分野においてもトップを走っていたとイメージしていますから、むしろベガパンクの技術をジャッジが盗んだくらいのほうが話としては納得ができます。
ただ今でもベガパンクとジャッジに交流があるとなればそれはそれでアツい話ですので、いずれにしてもこの秘密は明かされるのが楽しみですね。
「正(シャカ)」がベガパンク本人なのか?それとも…
最後にとんでもない爆弾が投下されました。
気になるポイントは大きく2点でして、
①なぜベガパンクとドラゴンに親交があるのか?
②正(シャカ)はベガパンク本人とどういう関係なのか?
です。
①については恐らくくまの件でつながったのか、あるいはそれ以前から繋がりがあったのかわかりませんが、いずれにしてもこれによってやはりベガパンクは政府に魂まで売ってしまったような人物ではないということがなんとなくわかりましたね。
②についてはかなり謎です。
前回正(シャカ)が登場した際、たしかに他のサテライトよりもシャカの方が立場が上な感じがしたので「もしかしたら彼が本体なのでは?」という予想はしました。
PUNK01という数字も割り当てられていますしね。
しかしながら、やはり6体いる内の1体だけが本体ということは考えづらいですから、例えば01だけは本体と密接につながっていて本体の意志を投影することができる とかそういうくらいの感じなのかもしれません。
いずれにしても、今ゾロ達はシャカの元へと向かっていますからまもなく合流すると思われます。
これによって物語が大きく進むことは間違いなさそうですので、かなり楽しみですね。
いかがでしたでしょうか。
いよいよベガパンクと本格的に接触するフェースに物語が進んできていることで、ワンピースの世界の長年の大きな謎がまた一つ明かされる日が近づいていることは間違いないでしょう。
その一方で、黒ひげの脅威が日に日に増しているため、こちらもルフィ達と接触する日が近づいてきているような気がします。
最終章ではベガパンクと黒ひげ、同時に接触することになるのでしょうか?
今後の展開もますます目が離せません!