みなさんこんにちは!
毎週月曜日のお楽しみと言えば、ジャンプの発売ですよね。
改めて思うのは、日曜日が終わって月曜日がやってくるあのブルーな気持ちを完全に紛らしてくれるジャンプの存在ってとんでもないものなんだな ということです。
11月も中旬に差し掛かり2022年も残す所あと少しとなってきましたが、一体ワンピースは年内にどこまで話が進んでいくのでしょうか?
今週号を見ていきましょう!
前回のあらすじ
前回はまず、ローvsティーチの対決が見どころでしたね。
ローの覚醒技や、ハートの海賊団のメンバー達の戦闘シーンも見られて嬉しかったですね。
そしてエッグヘッド側では、ボニーの過去がとうとう明かされました。
以前から噂はされていましたが、くまの娘だということがついに正式に判明しましたね。
そしてゾロを始めとする残りのメンバーは、ついにベガパンクがいると思われる「研究層」へと向かいました。
今回はそんな研究層の中での話が中心となってきます。
ワンピースネタバレ1065話「6人のベガパンク」あらすじ
軽くあしらわれるカリブー
今週号初めのシーンは、意外にもカリブーから始まりました。
サニー号に忍び込んでいてすでに一味に捕らえられているっぽいことは描かれていましたが、メンバーが船を降りていったタイミングで出てきたようです(船にはまだゾロとブルックはいます)
ダンナ達ィ~
ちょいとちょいと
お待ちよォ~
確かに「ワノ国」を脱出できればどこでもいいって言っちゃったけど
ここはねェよダンナ
政府の島だぜ!?
ウチの船長が世話になったな
ありがとう
降りろ
カリブー&ゾロ
なんだかんだ新世界編に入ってからずっと出てきているカリブー、2億超えのプレイヤーのはずですがゾロには軽くあしらわれてしまい完全にギャグキャラ化しています。
研究層に入るメンバー
場面はそのまま、研究層へと向かったメンバーに移ります。
島の未来すぎる仕組みに興味津々なメンバーは、悪(リリス)に次々と質問をしています。
階段が動くーーー!!!
地面から階段が湧き上がってくる~~~~!!!
どんな仕組みだ!?
動力は!?
この島の動力は”火”だ
火はすべてのエネルギーに交換できる
メンバー&リリス
リリスも答えを渋ることはなく、むしろ惜しげもなく貴重そうな情報を次から次へと明かしてくれます。
何を燃やすかをわしは研究し続けてきた
もし”消えない炎”がこの世にあれば…
太陽を作れるのにと………!!
リリス
そう言うとリリスは研究層入り口の壁の中に消えていってしまいました。
一瞬戸惑ったメンバーですが、そのまま壁に入るように言われると全員が何故か壁をすり抜けることができました。
しかし通った壁を内側から触ってみると、それはやはりまごうことなき鉄の壁。
早くも未来の技術に惑わされているメンバーです。
ジンベエセラフィムの登場
研究所にはいったメンバーに対し、ベガパンク「想(エジソン)」の声が誘導をします。
まっすぐに進め!!
ワイはベガパンク「想(エジソン)」!!
よう来たなワイの言う通りに進め
想(エジソン)
エジソンに言葉通りに進むと、メンバーの前には何とジンベエのセラフィムが現れます。
セラフィムを目にしたことがないメンバー一同は、それがジンベエとどのような関係なのかわからずに戸惑っています。
ジンベエ!!?
ーにしては若すぎない?
少し違うみたい…
「可能性1」ジンベエの子供説!!
うーん「可能性2」ジンベエが子供にされちゃった!?
いやァ「可能性3」他人のそら似…!!
羽あるし妙な雰囲気だぜ……!!?
メンバー
メンバーの眼の前にいるそれは、黒い羽が生えていて子供の姿をしており、「SERAPHIM04」と書かれたカプセルのようなものの前に佇んでいますので、セラフィムということで間違いはなさそうです。
そして彼は立ち上がり、一味に向かって攻撃を仕掛けます。
コイツ
子供の姿だがジンベエ並にでけェ!!
悪い予感がする…!!
「可能性4」パシフィスタ!!!
フランキー
手のひらからレーザーを出して攻撃を仕掛けてくるジンベエセラフィムに対しメンバーも反撃しようとしますが、姿がジンベエであることや子供であることが原因で、いまいち戦闘スイッチが入っていません。
すると何と、ジンベエセラフィムは地面がまるで水面であるかのように潜り泳いで攻撃を仕掛けてきました。
ナミに向かって攻撃を仕掛けてきますが、この能力に見覚えがあるのはフランキーです。
おい……!!
その能力は!!!
フランキー
ジンベエセラフィムがナミの首をつかんだことでついにサンジとロビンの戦闘スイッチが入りました。
よし”死刑”!!!
たとえお前が!!!
ジンベエであっても!!!
”巨人咲き”!!
”右に同じ”よ!!
今のは許さない
”海竜花”!!
”スパンク”!!!
サンジ&ロビン
それでも追撃をしてこようとするジンベエセラフィムに対しウソップとフランキーも攻撃しようとしますが、フランキーが攻撃しようとした所で事態が変わります。
”ラディカル”~~~~!!!
受けるな”S-シャーク”!!
ビーム!!!
ジンベエ&エジソン
ベガパンクの一斉登場
フランキーのビームを見て驚いていたのは、ベガパンク「想(エジソン)」。
どうやらまだビームに耐えられるかどうかの実験はしていないそうで、危うくセラフィムを破壊されてしまいそうで焦っていました。
そしてそのエジソンの横にはリリスもおり、相変わらず悪そうな言葉を口にしています。
更に近くには「知(ピタゴラス)」もいるようです。
こんな興味深いデータそうは取れません!!
千載一遇のインプットインプット!!
ベガパンク「知(ピタゴラス)」
アイデアをひらめいたと図面を描きまくっているエジソン、戦闘データを取るチャンスだと目をはなさないピタゴラスは、食事をする暇も無いほど忙しい様子。
すると、彼らの代わりに食事をするように言われた「欲(ヨーク)」が替わりに食事をします。
そしてトイレに行く暇もない彼らに替わり、「欲(ヨーク)」が替わりにトイレに行きます。
どうやら彼らが6人で1人というのは本当のようです。
そしてヨークはそのまま寝てしまいました。
「欲(ヨーク)」様本日4度目のKDN(クーダスネール)!!
シャカの登場
そんな5人のベガパンク「猫(サテライト)」達を横目に、シャカがメンバー達の前に姿を現しセラフィムの暴走を止めます。
そこまでだセラフィム!!
戻れ!!
「エジソン」「リリス」「ピタゴラス」もう気が済んだろう
シャカ
一見場を収めに来た味方のように見えましたが、どうやらメンバーがこの研究所に入る時に着替えた靴が原因で、メンバーも身動きを取ることができなくなっているようです。
DOMシューズは研究所内の磁力でいつでも制御できる
海賊を信用することはできない
シャカ
しかしかと言って一味に対して攻撃を仕掛けてくるというわけでもなさそうです。
そしてシャカは一味に問いかけます。
この島は”未来”に見えるか?
未来どころか海にいた海獣メカもよ!!
「ベガフォース1」も島の空調もそうだろ!?
とんでもねェ”未来”だ!!
町並みも見たことない景色だし…
どんだけの技術が使われてんのか
全部見て回りてェ!!!
敵とか言わずによーー!!
ここは「過去」だ……!!
は??
「過去」ってどういう意味だ!?
例えば……
このエッグヘッドのような…
高い文明を持つ「王国」が
”900年前に実在していた”と言ったら…
信じられるか?
き…
900年前!!?
シャカ&フランキー
その頃ルフィ達の前には、はるか昔に故障したと思われる巨大なロボのようなものが現れました。
1065話の内容はここまで!
ワンピース1065話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- カリブーは今度どこへ行くか
- エッグヘッドの動力”火”は何と関係しているのか…?
- スイスイの実をなぜジンベエセラフィムは食べているのか?
- S-シャーク の呼び名の意味は?
- レーザーってそんなにスゴイの?
- 「体験は血統因子に記憶されていく」てめちゃくちゃ重要なワードなのでは…?
- 900年前に存在した””高い文明を持つ王国”はクローバーの言っていた王国で決定か?
- ルフィ達の見た巨大ロボは鬼ケ島と関係があるのか?
それでは見ていきましょう!
カリブーは今度どこへ行くか
まず気になったのは、カリブーが今後どこへ行って何をするのか です。
魚人島のときしかり、ワノ国の時しかり、カリブーは行く先々でめちゃくちゃ重要な情報を聞いてしまっている状態になっています。
そしてその情報を伝えようとしている「あの人」の正体ももちろん気になるところではあります。
が、一旦はこの後カリブーがどこへ行って今度はなんの情報を得るのかが気になりますよね。
エッグヘッドはどこにいてもやばい情報が得られそうですから読めないところですが、ベガパンクの方に行っても捕まるだけな気がするのでもしかするとルフィの方に行くのかもしれませんね。
ルフィの方にもボニーとジンベエがいますから、それなりに重要な情報は出てくると思われます。
またそのうちベガパンクサイドと合流もするでしょうから、もしかするとそのタイミングでめちゃくちゃヤバい情報が明かされるのかもしれませんね!
エッグヘッドの動力”火”は何と関係しているのか…?
エッグヘッドの動力が「火」であることが明かされました。
その中で「消えない炎」や「太陽だって作れる」という話が出てきたことで非常に重要そうな匂いがぷんぷんしていますが、これがどのように今後の物語に関わってくるかをちょっと考えてみようと思います。
関係があるのはやはりルナーリア族?
「消えない炎」と聞いてぱっと思い浮かんだのは、やはりルナーリア族の炎です。
「ルナーリアの炎は消えるのでは?」と思うかもしれませんが、いや彼らは自力で発火することができるので、消さないこともできるのではないでしょうか?
ゾロの戦闘レポートによると「炎が出ているときは固くて丈夫、炎が消えたら硬さはなくなるがその代わり速さがめちゃくちゃ上がる」となっています。
この仕組自体はまだ謎な部分が多いですがそれは一旦置いておいて、逆に言うと速さを上げるために意図的に炎を消しているということなのではないでしょうか?
つまり、消そうと思えば消せるが半永久的に消えない炎を出すことも可能であるということなのかと思います。
マルコがキングのことを紹介したときに「発火する種族」と言っていたのも、もしかしたらそれを強調していたのかもしれませんね。
太陽を作る というのは陽樹イブと関係がある?
すると次に気になったのが、陽樹イブの存在です。
陽樹イブは魚人島までその根を伸ばしていますから、本体はどこにあるかと考えると恐らく魚人島の真上、マリージョアにある可能性が高いと思っています。
ではそこに昔何があったのかというと、神の国=ルナーリア族が住む国がありましたよね。
そしてベガパンク曰く、現在のエッグヘッドと同じくらいの文明を持った王国が昔どこかに存在しており、現在のベガパンクの科学力を持ってすれば、消えない炎さえあれば太陽だって作ることができる・・・。
このあたりがつながって来るともしかしたら、かつて栄えた高度な文明を誇る王国とはルナーリア族が住んでいた国のことで、その「科学力」と自分達の「炎の力」を生かして陽樹イブをつくった。
そう考えることができるような気がします。
スイスイの実をなぜジンベエセラフィムは食べているのか?
次々と登場してくるセラフィムですが、ついにジンベエ版も登場しましたね。
そして彼は何と、セラフィムの中では初めて「悪魔の実の能力を有している」ということが明かされました。
その能力は恐らくですが「スイスイの実」でしょう。
スイスイの実は御存知の通り、ドレスローザでフランキーが対戦した「セニョール・ピンク」が有していた能力ですね、そのためジンベエセラフィムが能力を使っていたときにフランキーが一番驚いていました。
これってどういうことなんでしょうね?
可能性として考えられるのは今のところ2つで、
- セニョール・ピンクが殺されてしまって、その能力を政府が入手した
- セニョール・ピンクの能力をベガパンクがコピーした
のどっちかかなと思っています。
殺されてしまったというのはちょっとショッキングですしこの先のお話にあまり関わってこなさそうなので、ここはやはりベガパンクがその能力をコピーしてしまったというのが話としてはしっくり来るのかなと思います。
セニョール・ピンクは今政府に捕まっていますから、その血統因子から能力をコピーすることは物理的には可能そうですもんね。
ただそうなると逆に、現在もしくはこれまでに政府に捕まったことのある人物の能力はすべて、コピーされている可能性があるということになります。
これまでに登場した能力を別の人物が所有した状態で再び現れるということがあり得る状態になるわけですから、今後のお話の展開がよりいっそう複雑になりそうですね。
S-シャーク の呼び名の意味は?
ちょっと細かい部分になりますが、エジソンがセラフィムジンベエのことを呼んでいた「S-シャーク」というのが気になりました。
恐らく”S”は”SERAPHIM(セラフィム)”の”S”で、シャークはサメだからですかね??
Sはいいとして、シャークって雑すぎません?笑
もしそうだとすると、ミホークやハンコックのセラフィムは「S-ホーク」や「S-スネーク」みたいな感じで呼ばれてるんですかね?
わりとどうでもいい内容かもしれまんせんが、セラフィムの呼び方が気になったよという話でした!
レーザーってそんなにスゴイの?
フランキーが「ラディカルビーム」を発射しようとしたときに、エジソンが焦って止めましたよね。
それまでにもサンジのキックとかそのあたりの攻撃は受けていたのですが、ビームだけは特別なようです。
特に「ビームの実験はまだ」と言っていましたから、攻撃力がというよりは、ビームを受けるためには単純な耐久性とは別に何か別の性能が必要になるのかもしれません。
まあフランキーのビームはベガパンクの発明をパクったものなわけですから焦るのも無理はないですが、我々が考えている以上にこの「ビーム」というものには何か特別な力があるのかもしれませんね。
「体験は血統因子に記憶されていく」てめちゃくちゃ重要なワードなのでは…?
ピタゴラスの口から明かされた「体験は血統因子に記憶されていく」という言葉。
これって実はめちゃくちゃ大事なことなんじゃないですかね……??
血統因子ってこちらの世界で言う「遺伝子」のようなものだから、それって親子間で遺伝していくものだと思うんですよね。
そこに体験が記憶されているとなると、自分が経験していない親や先祖の経験も、記憶のどこかに残っているということになるんじゃないですかね。
よく言われていることですが、ルフィの技名に「ロケット」やら「UFO」やら知らないはずのものの名前が使われているのも、もしかすると先祖がそれらに関わったことがあってその記憶がルフィの無意識のどこかに宿っているのかも・・・?
しかしそうなるとルフィの先祖はかなり文明的に進んだ経験をしていたわけで、あれそれってもしかして……??
900年前に存在した””高い文明を持つ王国”はクローバーの言っていた王国で決定か?
これを連想した方は多いハズ。
ベガパンクの言っている王国=クローバー博士が五老星に直訴しようとしていた話に出てきた王国 で決定なのでしょうか?
個人的には、ほぼほぼ確定かと思っています。
この話自体は上でしていますのでそちらをご覧頂くとして、ちょっと気になるのはこれがかつて栄えた巨大な「王国」だということなんですよね。
「王国」であるということは、王族がいて王がいるわけです。
もし仮に、この「王国」がDの一族の王国であるとする場合、Dの一族の中に更にその王族が存在するわけです。
あるいはルナーリア族の王国だとするなら、ルナーリア族の中の王族が存在するわけです。
こう考えると、交わりそうでどこか交わらないのが「Dの一族」と「ルナーリア族」なんですよね。
どちらも味方同士であるとすれば、かつてのマリージョアにあった「神の国」に一緒に住んでいてその中の王族が「Dの一族」だった という仮説が建てられそうなのですが……
キングしかみていないのでなんとも言えませんが、今のところルナーリア族が歴史的に味方立場であるという気があまりしないんですよね・・・。
このつながりは必ず今後の物語の上でも重要になってきますので、尾田先生の残したトリックを待ちたいと思います。
ルフィ達の見た巨大ロボは鬼ケ島と関係があるのか?
最後はやはり、ルフィ達の遭遇した巨大ロボです。
これの巨大さはまだ正確にはわかりませんが、恐らくかなり大きいのであろうということはわかります。
巨大なロボの頭には大きな角が2本ついており、巨大な刀が腹の部分を貫いた状態で倒れています。
このロボ、何かに似ていると思いませんか?
個人的には、鬼ケ島のドクロと刀に関係あるんじゃないかな…?と思いました。
仮説としては、かつてこの王国が栄えた頃にはまだ古代巨人族がそこらじゅうをウロウロしており、それらと戦うために王国の人々はこの巨大なロボを作り出したのではないでしょうか?
腹に刺さっているのは古代巨人族にやられた後だとすると、この王国の滅亡に少なからず古代巨人族が関わっている可能性もありそうです。
また鬼ケ島のドクロは恐らく本物の古代巨人族のドクロでしょうから、もしあのドクロの持ち主とこのロボが相打ちになったとかであれば面白いですね!
リトルガーデンのドクロができたシーンの、スケールアップ版のような見方もできそうです。
いかがでしたでしょうか。
ベガパンク編ではとにかく歴史に関する情報が多く明かされそうで、昔からの読者であればあるほど一話一話の情報に鳥肌が止まらなくなりそうです。
次週もありますので、また一週間後にお会いしましょう!